X1 Super 第6節

開催日時 2024年11月09日(土曜日) 13:00〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気 晴れ
観客動員数 1,516人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ212171463
IBM BIG BLUEIBM BIG BLUE0140014
TEAM TIME Q PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 0:14 1Q KOR #4グラント・サマジー 84 Kick #5納所幸司 G
富士通 7:12 1Q RUN #21三宅昂輝 82 Kick #5納所幸司 G
富士通 10:15 1Q PASS #18高木 翼→#84神 優成 13 Kick #5納所幸司 G
IBM 0:42 2Q PASS #2政本悠紀→#85鈴木隆貴 7 Kick #11福岡勇斗 G
富士通 7:11 2Q RUN #28香川将成 3 Kick #5納所幸司 G
富士通 10:43 2Q PASS #18高木 翼→#17糸川創平 40 Kick #5納所幸司 G
富士通 11:11 2Q RUN #21三宅昂輝 15 Kick #5納所幸司 G
IBM 11:27 2Q KOR #37スチュワート・ローガン 97 Kick #11福岡勇斗 G
富士通 3:09 3Q RUN #26横川豪士 3 Kick #25坂本アントニーマウネディ G
富士通 2:01 4Q RUN #26横川豪士 1 Kick #25坂本アントニーマウネディ G
富士通 7:47 4Q PASS #19鎌田陽大→#82糸川幹人 8 Kick #25坂本アントニーマウネディ G
Report 試合レポート

【第1クウォーター】
リーグ最終戦は、華やかなプレーで幕が開けた。フロンティアーズのレシーブで試合が始まると、キックオフのボールをWR(ワイドレシーバー)#4サマジーがリターン。ディフェンスを交わし右サイドを駆け上がると、そのままエンドゾーンへ。開始14秒で先制を果たした。直後のキックオフでは、ビッグブルーもフィールド中央まで大きくリターン。その後、ファーストダウンを更新し、50yのFGにトライするが失敗となる。1Q残り5分からのオフェンスでは、RB(ランニングバック)#21三宅が魅せた。自陣18yでボールをキャリーすると、オフェンスラインが作った間を抜けて左サイドに展開。ディフェンスとの1対1も制し独走に。82yのタッチダウンランとなった。その後はビデオ判定となった微妙なプレーが明暗を分けた。フロンティアーズ陣内でファーストダウン更新を狙ったビッグブルーのパスが失敗となると、今度はエンドゾーンで左隅ギリギリのところでWR#84神がダイビングキャッチしたパスは成功に。1Qは3つのタッチダウンを奪ったフロンティアーズが21点をリードした。
【第2クウォーター】
1Qから続いたビッグブルーオフェンスがタッチダウンを奪うと、その後はパントを蹴り合うも、残り8分を切ると再びスコアが動き出した。フィールド中央から攻撃をスタートさせたフロンティアーズは、QB(クォーターバック)#18高木から、RB#21三宅、WR#11木村、WR#13高津佐らへのパスを成功させると、RB#28香川の14y、5yのランでゴール前へ。最後はRB#28香川がインサイドを突破しタッチダウンを奪う。前半残り2分10秒からのオフェンスでは、WR#17糸川へのタッチダウンパスに成功。敵陣25y付近でパスキャッチした糸川が、ランアフターでエンドゾーンに駆け込むプレーだった。さらに、直後のキックオフではビッグブルーのリターナーが落球。ファンブルとなり跳ね返ったボールをDB(ディフェンスバック)#12北川がカバー。敵陣24yで攻撃権をつかむと、RB#21三宅がインサイドを突破しエンドゾーンへ。だが、続くキックオフでは、ビッグブルーにエンドゾーンまでリターンされタッチダウンに。前半残り2分で3つのタッチダウンが生まれる珍しい展開だった。
【第3クウォーター】
前半同様、後半も開始早々にビッグプレーが飛び出した。フロンティアーズのキックがタッチバックとなり、自陣25yから攻撃をスタートさせたビッグブルー。その1プレー目のパスをDB#22阿部がインターセプト。敵陣44yで攻撃権を得ると、QBの#19鎌田をはじめ、オフェンスラインにもフレッシュな選手がラインナップ。RB#28香川のランとパスでファーストダウンを更新すると、WR#13高津佐への19y、RB#26横川への11yのパスを決め、ゴール前3yに。最後はRB#26横川が3yを突破しタッチダウンを奪う。続くビッグブルーオフェンスでは、サードダウンでフロンティアーズに反則が出るなど、フィールド中央までボールを運ばれたが、フォースダウン残り1yでプレーを選択したビッグブルーのパスを失敗に終わらせ攻守が入れ替わった。
【第4クウォーター】
3Qから続いたフロンティアーズのオフェンスシリーズでは、 WR#11木村への30yのパスなどが決まり、敵陣に攻め込むと、WR#82糸川への3yと13y、連続パスを決め、ゴール前1yに。最後はランプレーで、相手ディフェンスを押し切ってRB#26横川がタッチダウンを決める。残り時間8分を切ってからのオフェンスでも追加点を上げた。自陣28yから攻撃を開始すると、WR#82糸川、WR#85松井、RB#28香川と3連続パスに成功。QB#19鎌田17y、RB#28香川11y、QB#19鎌田8yとランプレーを決めると、最後はWR#82糸川へ8yのタッチダウンパスに成功。72yを7プレーで、そのどれもがしっかりとボールを前に進めた、内容のあるもので追加点を奪った。最終スコアは、フロンティアーズの63−14とビッグブルーを圧倒。リーグ戦は負けなしの6連勝。1位が確定し、ライスボウルトーナメントへと駒を進めた。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
レギュラーシーズンを全勝しライスボウルトーナメントに1位で進出する。今日の勝利で目標としていたことが達成できて良かったと思っています。今日の試合では、しっかりとボールコントロールし、オフェンスはスコアレンジまでボールを運ぶことなどをテーマにしており、評価ができるプレーも多かったと思います。一方で、リーグ戦を通じて課題としてきたことが、まだ詰めきれていないと感じることもありました。前節同様、サードダウンなど追い詰めたシーンで大きくゲインされていること、またスペシャルチームで大きくリターンされていることなどです。スピードのある選手が相手でしたが、それに対応するための布陣を敷いていましたから、止めるチャンスは十分にあったはず。しっかりと振り返り、次につなげたいです。
自分がしっかり走って勝利したい。今日のゲームはニクソンが前半出場できないことがわかっていたので、僕らの力でも勝てることを見せたいと思って臨みました。結果的に、僕を含めた3人のランニングバックがタッチダウンを奪ったり、しっかりとボールをコントロールし勝利につなげられたことは、大きな自信になったと思います。1Qの独走したプレーでは、オフェンスラインが上手く走る道を開けてくれたこと、また1対1で勝ちきれたことがタッチダウンにつながりました。自分の強みである、スピードとカットバック、両方が出せたプレーで結果が残せて嬉しく思っています。次戦からはいよいよトーナメント戦です。どんな展開になっても、自分が今できることにフォーカスし、日本一になりたいと思います。
note FRONTIERS公式noteアカウント記事