X1 Super 第4節

開催日時 2024年10月13日(日曜日) 13:30〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気 晴れ
観客動員数 914人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ281431459
オール三菱ライオンズオール三菱ライオンズ00000
TEAM TIME Q PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 1:21 1Q PASS #18高木 翼→#11木村和喜 Kick #25坂本アントニーマウネディ G
富士通 3:39 1Q PR #4グラント・サマジー Kick #25坂本アントニーマウネディ G
富士通 5:57 1Q PR #11木村和喜 Kick #25坂本アントニーマウネディ G
富士通 7:58 1Q RUN #2ニクソン・トラショーン Kick #25坂本アントニーマウネディ G
富士通 6:19 2Q PASS #18高木 翼→#4グラント・サマジー Kick #25坂本アントニーマウネディ G
富士通 10:47 2Q PASS #19鎌田陽大→#25坂本アントニーマウネディ Kick #25坂本アントニーマウネディ G
富士通 6:05 3Q FG #25坂本アントニーマウネディ
富士通 0:44 4Q RUN #19鎌田陽大 Kick #25坂本アントニーマウネディ G
富士通 4:20 4Q RUN #28香川将成 Kick #25坂本アントニーマウネディ G
Report 試合レポート

【第1クウォーター】
序盤からフロンティアーズが力を発揮し、ライオンズを圧倒。1Qで4つのタッチダウンを奪った。フロンティアーズのオープニングシリーズ、連続してアウトオブバウンズとなったライオンズのキックオフをRB(ランニングバック)#21三宅が23yリターンし自陣46yから攻撃をスタートさせる。WR(ワイドレシーバー)#4サマジーへ8yのパス、RB#2 ニクソンの21yのランで敵陣25yとすると、最後はQB(クォーターバック)#18高木からWR#11木村へのタッチダウンパスが決まり先制を果たす。その後は、WR#4サマジーとWR#11木村が連続してパントリターンタッチダウン。さらに、2度目のオフェンスシリーズでは、ファーストプレーでRB#2ニクソンが、中央を突破しそのままエンドゾーンへ。38yのタッチダウンランで、28−0とリードして1Qを終えた。
【第2クウォーター】
2Qもフロンティアーズがゲームの主導権を握った。ファーストダウンを更新されたものの、LB(ラインバッカー)#41前野の4yのロスタックルなどで、ライオンズの攻撃を断ち切ると、フロンティアーズは自陣20yから攻撃を開始。WR#4サマジーの27y、WR#11木村の20yのランなどでゴール前9yとすると、最後はエンドゾーン中央でフリーとなったWR#4サマジーへタッチダウンパスが決まる。続くライオンズの攻撃は、LB#42前野のタックルなどで3アンドアウトに。自陣39yで攻撃権をつかむと、RB#21三宅の3連続ランで敵陣へ入り、このシリーズから入ったQB#19鎌田のラン、最後はWR#25坂本への14yのタッチダウンパスを成功させる。前半はQB#18高木5/5、QB#19鎌田2/2とパス成功率は100%。パスで3つのタッチダウンを上げた。
【第3クウォーター】
大きくリードして迎えた後半は、フレッシュなメンバーが数多くフィールドに立ち、アグレッシブなプレーを見せてくれた。後半開始直後のディフェンスでは、ライオンズの連続ランプレーを、ファーストダウンでDB(ディフェンスバック)#20猪股が2y、セカンドダウンはDL(ディフェンスライン)#97水谷が7yと連続ロスタックルを決め、サードダウンではDB#43井本が1yのゲインに抑えるタックルを見せる。直後の50yからのオフェンスは、タッチダウンを狙ったパスでライオンズの反則が出るなどして、ゴール前に迫る。タッチダウンには至らなかったが、この試合でキッカーを任された#25坂本が29yのFGに成功。後半2度目のオフェンスでは、敵陣43yからゴール前17yまで前進。フォースダウンでプレーを選択しタッチダウンを狙ったが、そのパスは惜しくも失敗に終わった。
【第4クウォーター】
3Qから続いたオフェンスシリーズで、QB#19鎌田が23yのタッチダウンランを決めリードを広げ始まった最終Q。続くディフェンスでは、DB#22阿部がパスインターセプト。この試合初のターンオーバーを奪い、敵陣42yとチャンスをつかむ。そのオフェンスシリーズは、QB#8濱口からWR#81中村へ13yのパスを決めファーストダウンを更新。RB#28香川がインサイドのランで6yをゲインした後、サードダウンとなったがWR#17糸川へ17yのパスに成功。ゴール前6yでファーストダウンを更新すると、最後はRB#28香川が中央突破し、この日8つ目のタッチダウンを決めた。最終スコアは59−0、フロンティアーズが開幕4連勝を完封勝利で飾った。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
この試合に向けて準備してきたプレーが、しっかりと遂行できたゲームでした。特に「スペシャルチームが重要になる」と考え準備してきたので、2つのパントリターンタッチダウンを奪えたことは良かったと思っています。点差が開いたゲームとなりましたが、何があっても「自分たちのフットボールをしよう」と、選手達とは話しています。後半は、ローテーションメンバーが多く出場しました。ただ、1対1でやられているところがありプレーを出されています。上位チームとの対戦では、わずかなことが勝敗に響いてきますから、個々がしっかりと見直してほしいと思っています。次戦は関西遠征です。例年、関西での試合は厳しい結果、内容になることが多く、気を引き締めていきたい。どこで、誰を相手にしても自分たちがブレないように、しっかりと準備していきたいです。
多くの選手が試合に出場し、チームとして1歩前に進めたゲームだったと思います。個人としては、先制点を挙げチームに勢いをつけることができて良かったです。そのタッチダウンのシーンは、高木さんが僕を信じて奥に投げてくれたボール。練習の成果を発揮できた上に、さらに信頼感を高めることができたんじゃないかと思えるプレーでした。前節で課題が残ったパントリターンで、タッチダウンまで持って行けたのも収穫です。1度は相手ディフェンスに囲まれましたが、キッキングチームが上手く周りにいてくれたことで倒されず、その後のプレーにつながりました。点差が開いたゲームでしたが、相手は関係ありません。ユニット内、チーム内で誰よりも良いプレーをすること、負けたくない気持ちが強く、自分ができるということを証明したい。次は思い入れいのある地元関西での試合。成長した姿を見せたいと思います。
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