X1 Super 第3節

開催日時 2024年09月29日(日曜日) 13:30〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気
観客動員数 1,102人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ3771431
ノジマ相模原ライズノジマ相模原ライズ0130013
TEAM TIME Q PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 4:00 1Q FG #5納所幸司 36
ノジマ相模原 1:54 2Q FG #37佐藤太希 28
富士通 4:38 2Q RUN #2ニクソン・トラショーン 24 Kick #5納所幸司 G
ノジマ相模原 7:32 2Q PASS #6カート・パランデック→#19テイ・カニンガム 7 Kick #7竹内 空 G
ノジマ相模原 12:00 2Q FG #37佐藤太希 40
富士通 6:47 3Q PASS #18高木 翼→#4グラント・サマジー 80 Kick #5納所幸司 G
富士通 3:36 4Q RUN #2ニクソン・トラショーン 12 Kick #5納所幸司 G
富士通 7:06 4Q PASS #18高木 翼→#84神 優成 17 Kick #5納所幸司 G
Report 試合レポート

【第1クウォーター】
開幕から2連勝のチーム同士の対決は、前半から熱戦となった。フロンティアーズのレシーブで試合が始まると、ファーストプレーでライズにアンスポーツマンライクコンダクトの反則が出て15y前進。QB(クォーターバック)#18高木からWR(ワイドレシーバー)#84神への12yのパスでフィールド中央まで進み、さらに、WR#11木村、WR#4サマジーへとパスを成功させるが、レッドゾーンに入ってからのパスは3連続で失敗。フォースダウンでK(キッカー)#5納所が36yのFGを決めて先制を果たす。攻守交代するとジワリと攻め込まれた。3度のサードダウンを更新されると、ボールはゴールまで27yに。ライズの反則もあってフォースダウンとなり、ライズは41yのFGを選択するが、そのキックは右に外れ失敗に終わる。続くフロンティアーズオフェンスは、自陣でパスをインターセプトされてしまう。攻守交代となり、ライズがゴール前15yでファーストダウンを更新すると1Qが終了した
【第2クウォーター】
2つのランプレーで、ゴール前8yとなったサードダウン。4連続となったランプレーは、DB(ディフェンスバック)#22阿部が3yのロスタックル。フォースダウンでFGを決められたものの、ゴール前のピンチをFGの3点に抑えるとフロンティアーズが反撃に出る。直後の自陣19yからの攻撃は、WR#4サマジーへ14y、WR#11木村へ15yと6y、一気にタッチダウンを狙ったWR#84神へのパスが相手の反則となると、ボールはゴール前24yへ。最後はRB#2ニクソンがインサイドを突破。クルリと一回転してディフェンスを交わしタッチダウン。10−3とリードを奪う。しかし、続くシリーズで、ライズに18yと44yの2本のロングパスを通されるなどして、タッチダウンを返されてしまう。前半残り5分を切ってからのオフェンスシリーズでは思うよにパスが決まらず、一方、残り1分31秒からのライズオフェンスには、57yをドライブされFGを決められてしまう。前半は、10−13と3点のリードを許し折り返した。
【第3クウォーター】
フロンティアーズのキックで試合が再開すると、ライズのオフェンスを止めたものの、フロンティアーズのオフェンスはこの試合2度目のインターセプトを喫し流れに乗ることができない。そんな嫌な流れを変えたのはディフェンスのビッグプレーだった。インターセプトされ、自陣34yからのディフェンスとなったシリーズで、DL(ディフェンスライン)#0マシスの7yのロスタックルが決まると、続くプレーでタッチダウンを狙ってエンドゾーンに投げられたパスを、DB#7ブロンソンがパスインターセプト。直後の自陣20yからのオフェンスでは、その1プレー目にパスキャッチしたWR#4サマジーが、右サイドを駆け上がり、フィールド中央で次々とディフェンスを交わすと、そのままエンドゾーンへ。キックも決まって17−13と逆転に成功する。続く、ライズの攻撃を抑え、自陣20yから攻撃を開始したフロンティアーズが、フィールド中央までボールを運ぶと3Qが終了した。
【第4クウォーター】
4点差とワンポゼッション差で迎えた最終Qは、3Qで逆転に成功したフロンティアーズがペースを握った。3Qから続いたオフェンスでは、QB#18高木から#11木村、#83柴田、#13高津佐らWRへテンポ良くパスを決めゴール前に迫ると、最後はRB#2が12yを走ってタッチダウン。直後のライズオフェンスを3&アウトのパントとすると、RB#2ニクソンの33yのラン、WR#4サマジーへ28yのパス、そして最後はエンドゾーン左隅に走り込んだWR#84神へドンピシャのタッチダウンパスが決まりリードを広げる。残り2分を切ってからのライズオフェンスに最後まで攻め込まれたが、タッチダウンを許すことなく試合終了。最終スコア31−13でフロンティアーズが勝利し、開幕からの連勝を3に伸ばした。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
タフなゲームでした。前半はライズのゲームプランに対応することができず、特に外にボールを回されランプレーで前進されるシーンが目立ちました。そんな中、後半は我々が持っているスキームの中でアジャストすることができ、それが点数に表れたと思います。前半をリードされて終わりましたが、選手たちに焦りはなかったと思います。いつも言っていることですが、点差や展開に左右されず、目の前のプレーに集中することができていました。オフェンスでは今日のゲームでMVPを獲得したサマジー以外にも、それぞれが役割を果たしてくれました。一方のディフェンスでは外国人QBに走られているのが、課題に上げられます。ただ、こうしたゲームで最後まで集中力を切らさず、勝利できたことは大きな収穫。次戦に向けて、しっかりと準備していきたいです。
この試合のために準備してきたことが、出せた試合だったと思います。インターセプトのシーンは、相手のレシーバーがモーションし、QBもその動きを見ていたので、「もしかしたら一発くるかもしれない」と思っていました。キャッチした瞬間は、絶対に落とさない、しっかりとボールを保持することだけを考えていました。直後のオフェンスではサマジーがロングゲインでタッチダウン。フロンティアーズに試合の流れを引き寄せるプレーができて良かったです。ディフェンスは1人ではなく、ディフェンス全体が同じ方向を向き、ひとつになってプレーすることが大事だと思っています。フロンティアーズに来て2年目のシーズン。結束が強いチームで、仲も良い。今季もこのチームで優勝がしたい、1月3日まで全力でプレーします。
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