X1 Super 第2節

開催日時 2024年09月16日(月曜日) 13:30〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気
観客動員数 1,521人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ281401658
OrientalBioシルバースターOrientalBioシルバースター00303
TEAM TIME Q PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 2:43 1Q PASS #18高木 翼→#4グラント・サマジー 4 Kick #5納所幸司 G
富士通 7:13 1Q RUN #2ニクソン・トラショーン 13 Kick #5納所幸司 G
富士通 8:46 1Q PASS #18高木 翼→#84神 優成 39 Kick #5納所幸司 G
富士通 11:52 1Q RUN #2ニクソン・トラショーン 76 Kick #5納所幸司 G
富士通 6:28 2Q RUN #21三宅昂輝 48 PASS #18高木 翼→#83柴田源太 G
富士通 11:21 2Q PASS #18高木 翼→#4グラント・サマジー 16 PASS #19鎌田陽大 NG
OrientalBio 6:03 3Q FG #4梅垣光理 34
富士通 4:46 4Q PASS #19鎌田陽大→#26横川豪士 4 PASS #19鎌田陽大→#25坂本アントニーマウネディ G
富士通 10:10 4Q PASS #8濱口真行→#26横川豪士 40 PASS #19鎌田陽大→#84神 優成 G
Report 試合レポート

【第1クウォーター】
赤く染まったメインスタンドに応えるように、フロンティアーズが持ち味を発揮した。RB(ランニングバック)#21三宅の25yのリターンで自陣31yからスタートしたオープニングシリーズは、ファーストプレーでWR(ワイドレシーバー)#81中村へ15yのパスが決まり、ファーストダウンを更新。続くプレーで一気にタッチダウンを狙った#81中村へのパスは失敗に終わったものの、RB#2ニクソンが30yと15yの2つのランでゴール前9yに迫ると、最後はQB(クォーターバック)#18高木からエンドゾーン中央に走り込んだWR#4サマジーへのパスが決まり先制を果たす。一方ディフェンスも上々のスタートを切った。ファーストダウン、セカンドダウンのパスを失敗に終わらせると、サードダウンのランはDL(ディフェンスライン)#97水谷がタックル。シルバースターの攻撃は3&アウトのパントで攻守交代となる。その後もフロンティアーズが追加点を挙げた。2度目のオフェンスでは、RB#2ニクソンがタックルを振り払う力強い走りで13yのタッチダウンラン。DB(ディフェンスバック)#1渡辺のパスインターセプトで敵陣39yで攻撃権をつかんだ3度目のオフェンスは、1プレー目でQB#18高木からWR#84神へ39yのタッチダウンパス。さらにDB#1渡辺が2つ目のインターセプトを決めると、RB#2ニクソンが76yのタッチダウンランを決め、28−0で1Qを終えた。
【第2クウォーター】
2Qもフロンティアーズペースで試合が進んだ。1Qから続いたディフェンスでは、LB(ラインバッカー)#51山田のタックルや、LB#3久下のQBサックなどで、フォースダウンパントに追い込み攻守交代に。残り8分を切ってからのオフェンスシリーズでは、QB#18高木からWR#4サマジー、WR#83柴田、WR#13高津佐、WR#81中村へとパスを投げ分けフィールド中央までボールを進めると、続くプレーでボールをキャリーしたRB#21三宅がインサイドを突破。敵陣30y付近からは左サイドに展開し、最後はディフェンスを振り切りタッチダウン。また、残り4分を切ってからのオフェンスシリーズでも、RB#28香川のランを中心にボールを進め、最後はエンドゾーン左隅のWR#4サマジーへタッチダウンパスが決まり追加点。前半は6度のオフェンス機会をすべてタッチダウンに結びつけ、ディフェンスも2つのターンオーバーを奪うなど、フロンティアーズペースの内容だった。
【第3クウォーター】
前半で42点のリードを奪ったフロンティアーズ。後半は「ボールコントロールしながら試合を進めた」という山本HCの言葉通りの展開となった。後半最初のディフェンスでは、自陣37yでフォースダウンギャンブルを決められ、さらにロングパスも通され、ゴール前14yでファーストダウンを更新されたが、ファーストダウンでDL#95宇田がQBサックし4yロスさせると、セカンドダウンではDB#24二宮がパスカット。サードダウンのランプレーは1yのゲインでフォースダウンとし、FGの3点に抑えた。続く、オフェンスではファンブルのミスが出て、攻守交代に。直後のディフェンスでは、DL#90藤谷のロスタックルが飛び出すも、ロングパスを通され、自陣25yでファーストダウンを更新されたところで、3Qが終了した。
【第4クウォーター】
自陣25yからのディフェンスで始まった最終Q。そのファーストプレーでビッグプレーが飛び出す。シルバースターが左サイドへ投じたパスをDB#12北川がパスインターセプト。自陣9yで攻撃権をつかむと、ランプレーを中心に攻め込んだ。RB#26横川、QB#19鎌田、RB#21三宅らのランで着実にボールを進めると、QB#19鎌田からWR#13高津佐へ20yのパスを決めゴール前4yへ。最後はRB#26横川へタッチダウンパスを決め追加点を挙げる。その後も、QB#8濱口からRB#26横川へのタッチダウンパスを決めるなど、追加点を挙げたフロンティアーズ。このゲームでは積極的に2ポイントコンバージョンを狙い、試合終了間際の2ポイントコンバージョンではQB#19鎌田からWR#84神へ、ディフェンスと競り合いながらがライン際でキャッチする、最後まで熱いプレーが見られた。
最終スコアは58−3。フロンティアーズが開幕2連勝を飾った。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
いま戦えるメンバーで、準備してきたこと、やるべきことが出来た試合だったと思います。ただ、余計な反則やミスもあり、なぜそうしたプレーが起きてしまったのか、しっかりとレビューして次につなげたいです。前半に大きくリードを奪えたことで、「2ポイントを積極的に狙っていこう」、また「しっかりとボールコントロールしていこう」というゲームプランに切り替えました。オフェンスは1シリーズでファンブルがありましたが、その他のシリーズでは全てタッチダウンを決めることができ、前回の課題が少し解消できたと思います。今後はさらにプレーの精度を高めていきたいです。次はライズ戦です。球際の強い選手が多くオフェンスが充実している印象を持っています。それを我々がどう止め切れるか、ひとつの課題になると思います。しっかりと準備して臨みたいです。
秋季リーグでMVPに選ばれるのは初めてなので、素直に嬉しいですね。今日は練習から良い動きができていて、2つともボールを取り切ることができました。今季は1対1で負けないことを強く意識しています。昨年までDBの中心だったアディ(アディヤミ)が引退し、誰が相手のエースレシーバーと対峙するのか。自分がやるべき選手で、成し遂げられると思い、そのためにも、しっかりとファンダメンタルを試合で出せるように。またボールを取り切ることもテーマにしています。今季はチームの4連覇に自分のプレーで導きたい。個人的には成績を残してオールXに選出されることも目標にしています。次戦もDBが試合を左右すると思います。しっかりと準備したいです。
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