X1 Super 第5節

開催日時 2024年10月27日(日曜日) 15:00〜
試合場所 MKタクシーフィールドエキスポ
天気
観客動員数 847人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
SEKISUIチャレンジャーズSEKISUIチャレンジャーズ70007
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ1477735
TEAM TIME Q PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 4:39 1Q RUN #21三宅昂輝 1 Kick #5納所幸司 G
SEKISUI 9:45 1Q PASS #8ギャレット・サフロン→#3亀山 暉 13 Kick #97福井啓亮 G
富士通 10:08 1Q PASS #18高木 翼→#25坂本アントニーマウネディ 71 Kick #5納所幸司 G
富士通 0:26 2Q PR #4グラント・サマジー 78 Kick #5納所幸司 G
富士通 7:15 3Q RUN #2ニクソン・トラショーン 7 Kick #5納所幸司 G
富士通 9:31 4Q RUN #21三宅昂輝 17 Kick #5納所幸司 G
Report 試合レポート

【第1クウォーター】
1Qは両チームのオフェンスが持ち味を発揮した。フロンティアーズのオープニングシリーズは、QB(クォーターバック)#18高木からWR(ワイドレシーバー)#11木村への11yのパスでスタートすると、ロングゲインを狙ったパスが相手ディフェンスの反則を誘うなどしてレッドゾーンに進入。最後はRB(ランニングバック)#21三宅の連続ランで先制を果たす。一方のディフェンスもファーストプレーでDL(ディフェンスライン)#0マシスがパスカットする幸先の良いスタートを見せるが、サードダウンで32yのパスを通されフィールド中央までボールを運ばれると、その後もプレーを決められタッチダウンを奪われてしまう。続くフロンティアーズオフェンスでは、見応えのあるプレーが決まった。WR#11木村が24yのキックオフリターンをすると、直後のプレーで自陣29yからフィールド中央を走るWR#25坂本へのパスに成功。坂本はランアフターで30yを走りエンドゾーンへ。1プレーでタッチダウンを奪うビッグプレーとなった。
【第2クウォーター】
2Qはフロンティアーズが流れを引き寄せた。チャレンジャーズの攻撃がフォースダウンでパントとなると、そのキックをWR#4サマジーがリターン。相手ディフェンスのブロックの間をすり抜けると、そのままエンドゾーンへ。2試合連続となるパントリターンタッチダウンとなった。残り9分を切ってからのオフェンスでは、RB#2ニクソンがスナップを受けQB#18B高木にピッチし、その高木からWR#4サマジーへパスを投げるスペシャルプレーを繰り出し前進。ゴール前7yのフォースダウンではプレーを選択したが、そのランプレーは惜しくもタッチダウンには至らなかった。前半残り5分となってからのディフェンスでは、フロンティアーズにパーソナルファールが出てしまい嫌な流れになるが、直後のプレーでDL(ディフェンスライン)#96岩本がQBサック。ファンブルを誘ってターンオーバーを奪い、リードして前半を終えた。
【第3クウォーター】
フロンティアーズのキックで始まった後半は、ディフェンスから流れを作った。チャレンジャーズにファーストダウンを更新されたものの、続くサードダウンでDL#96岩本が11yをロスさせるQBサック。フィールド中央で攻撃権を得ると、フォースダウンでプレーを選択するなど積極的なオフェンスを展開。最後はRB#2ニクソンがインサイドを突破して、7yのタッチダウンラン。28−7とリードを広げる。続くディフェンスシリーズでは、チャレンジャーズにフォースダウンギャンブルを決められるなどしたが、2度目のフォースダウンギャンブルでは、DB(ディフェンスバック)#7ブロンソンがパスインターセプト。32yをリターンしオフェンスへとつなぐ。だが、このチャンスを活かすことができず、フロンティアーズがパントを蹴ると3Qが終了した。
【第4クウォーター】
21点のリードを持って迎えた最終Qは、試合をコントロールしながらも、追加点を狙った。チャレンジャーズの攻撃をしっかりと敵陣で終わらせ、敵陣48yから攻撃を開始したフロンティアーズは、RB#2ニクソンの連続ラン、WR#4サマジーやWR#82糸川へのパスで前進。WR#4サマジーがランアフターでタッチダウンを狙ったプレーではターゲティングの反則が出てしまうが、その後はRB#21三宅の13yと17y、2つのランでタッチダウンを奪った。続くディフェンスでは、LB(ラインバッカー)#41前野のタックルでファンブルを誘うと、カバーしたDB#12北川が45yをゲイン。ゴール前5yでオフェンスへとつなぐ。ゴールまで5yを連続ランプレーで、真正面から力勝負を挑んだが、わずかに届かず最終スコアは35−7。大阪遠征で勝利を手にしたフロンティアーズが5連勝を飾った。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
要所でターンオーバーを奪ったり、1発でタッチダウンまで持っていったり、評価できるプレーはありますが、この先のポストシーズンを考えると、もっとやらなければならないことがあると思っています。ディフェンスでは、セカンドダウンロングやサードダウンといった相手を追い込んだ時にプレーを決められています。相手オフェンスに必要以上に時間を使わせないことは、試合を有利に進める上で大事なポイントです。一方のオフェンスは、しっかりとドライブして得点を取ることが重要。特に今日のゲームでは、力勝負にいって止められたシーンがありました。ランを止めにくるのはわかっていても、力勝負では負けたくありません。どんな問題があるのか、しっかりと検証したいです。次戦も勝ち切ることはもちろん、内容にもこだわっていきたいです。
昨季まで所属していたチャレンジャーズとの対戦で、「結果を出したい」と意気込み臨んだ試合。いい場面でQBサックをすることができた上に、MVPに選ばれたことを嬉しく思っています。今は、このチームでやれることに感謝と喜びを感じています。今日の試合では、昨季までは共に戦ったメンバーにいかに向かっていけるか、をテーマにしていました。プレーが決まった瞬間は「ボールを取らなきゃ」という思いが強く、周りに味方がいたので安心したことを覚えています。次戦、そしてポストシーズンでは今日以上にチームに貢献するプレーがしたいです。チーム内での競争が激しいですが、切磋琢磨しながら自分自身も成長していきたい。ライスボウルで結果を残せるように、今後も取り組んでいきたいです。
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