パールボウルトーナメント準決勝

開催日時 2024年05月25日(土曜日) 13:30〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気
観客動員数 未発表
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ7972043
IBM BIG BLUEIBM BIG BLUE03003
TEAM TIME Q PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 9:50 1Q RUN #21三宅昂輝 Kick #5納所幸司 G
IBM 1:46 2Q FG #11福岡勇斗 G
富士通 6:14 2Q FUM #43井本健一朗 Kick #5納所幸司 G
富士通 11:32 2Q Safety G
富士通 5:19 3Q PASS #20鎌田陽大→#25坂本アントニーマウネディ Kick #5納所幸司 G
富士通 0:06 4Q FG #5納所幸司 G
富士通 1:42 4Q Punt Block Return #25坂本アントニーマウネディ Kick #5納所幸司 G
富士通 4:53 4Q FG #5納所幸司 G
富士通 10:19 4Q FUM #99髙橋伶太 Kick #5納所幸司 G
Report 試合レポート

【第1クウォーター】
フロンティーズのK(キッカー)#5納所のキックで試合スタート。キックオフのボールがタッチバックとなり敵陣25yから始まったディフェンスは、LB(ラインバッカー)#6徳茂のQBサック、LB#3久下のロスタックルなどがありながら、ゴール前24yでファーストダウンを更新されてしまう。だが、DL(ディフェンスライン)#9宮川が2yのロスタックルを決めると、続くプレーでDB(ディフェンスバック)#12北川がパスインターセプト。攻守交代となる。自陣20yから攻撃を開始したフロンティアーズは、RB(ランニングバック)#21三宅の連続ランでファーストダウンを更新すると、QB(クォーターバック)#20鎌田からWR(ワイドレシーバー)#4サマジーへ41yのパスが決まり敵陣へ。RB#28香川の13yのランの後、RB#21三宅が中央突破しタッチダウン。先制を果たす。続くビッグブルーのオフェンスはパントとなるが、そのパントでフロンティアーズにファンブルのミスが出て、再びビッグブルーに攻撃権が移ると1Qが終了した。
【第2クウォーター】
ビッグブルーにフォルススタートの反則が出るなど、自陣深くまでは攻め込ませなかったが、ビッグブルーに53yのFG(フィールドゴール)を決められ追い上げられる。続くオフェンスがパントに終わると、ディフェンスが得点を上げた。フィールド中央でファーストダウンを更新された直後のプレーで、レシーバーを探しながら走るビッグブルーQBを LB#50海﨑がタックルしファンブルさせると、そのボールをLB#43井本が拾い、そのままエンドゾーンへ。さらに、前半終了間際には、ビッグブルーがパントのスナップをミス。セーフティで2点を加えたフロンティアーズが16−3とリードして前半を終えた。
【第3クウォーター】
RB#21三宅の23yリターンで後半がスタート。そのオフェンスではファンブル、フォルススタートとミスが重なりパントとなる。リードを広げたいフロンティアーズは、後半2度目のオフェンスで、鮮やかなタッチダウンを決める。自陣44yから攻撃を開始すると、QB#20鎌田からWR#83柴田へ、15y、5y、18yと3本のパスを決め、ゴール前18yに。続くプレーでは、QB#20鎌田から左サイドのWR#25坂本へのパスを成功させ、パスキャッチした坂本は、1、2人とディフェンスを交わしエンドゾーンへ飛び込みタッチダウン。23−3とする。続くシリーズではディフェンスが強さを見せる。フィールド中央でファーストダウンを更新されたものの、DL#90藤谷が-7y、DL#95宇田が-9yと連続してロスタックルを決めて、ビッグブルーに反撃を許さなかった。
【第4クウォーター】
3Qから続いたフロンティアーズのオフェンスは、ファンブルやロスタックルを受けながらも、ゴールまで35yでフォースダウンを迎えた。向かい風がプレッシャーとなるシチュエーションだったが、K#5納所が53yと距離のあるFGをしっかりと決めて追加点を上げる。その後も、フロンティアーズペースで試合が進んだ。4Q残り11分54秒からのディフェンスでは、#50 海﨑がパントブロック。こぼれたボールをWR#25坂本がエンドゾーンまで運びタッチダウン。続くディフェンスでは、DB#24二宮のパスインターセプトで攻撃権をつかむと、K#5納所がこの日2本目のFGに成功。さらに、残り2分23秒からのディフェンスでは、DL#91池田がファンブルフォース。DL#99髙橋がファンブルボールをエンドゾーンまで走りタッチダウン。最終スコア43−3で、フロンティアーズが2014年以来となるパールボウル決勝へと駒を進めた。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
オフェンスに加えて、ディフェンスやスペシャルチームがスコアし勝利できたことは良かったと思います。今日の試合では、ディンフェスやスペシャルチームには合格点をあげたいです。一方のオフェンスは、狙いすぎていてドライブが続かないと感じました。新人QBでチームのオフェンスに慣れていないこともありますが、プレーコールも含めて修正していきたいです。相手のミスに助けられた部分もありましたが、我々もミスが目立ちました。特に1Qは、パントをファンブルし、オフェンスが1度しかできなかったのは課題です。次戦は、昨年ロースコアのゲームとなったインパルスとの神戸ボウルです。若い選手も多くプレーします。自分たちの今の力、インパルスはどんなチームなのかを知ることができる大事な一戦。しっかりと準備したいです。
2試合連続でのタッチダウンを奪い、チームの勝利に貢献できたのは素直に嬉しいですね。1つ目のタッチダウンは、パスキャッチしてからのブロックも良く、エンドゾーンにもギリギリですが届いたのがわかりました。2つ目のパントブロックのシーンは、#50海﨑がブロックしたのが分かって、上手く反応することができました。一方で、レシーバーとしてフィールドに立つ機会が少ない中、やらなきゃいけないことがすべてできたかといえば、そうではありません。しっかりと試合を振り返り次につなげたいです。次戦はインパルスとの神戸ボウルです。力のあるチームとの対戦は、今の自分の現在地を知るために大事なフェーズ。目の前のプレーに向けて、何をするか、力を100%出すにはどうすべきか、1プレーにこだわっていきたいです。
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