2023 X1 SUPER 秋季リーグ戦 第5節 IBM BIG BLUE 戦

開催日時 2023年11月05日(日曜日) 11:00〜
試合場所 横浜スタジアム
天気 曇り
観客動員数 2,530人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ22140743
IBM BIG BLUEIBM BIG BLUE00077
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 3:05 1Q PASS #15野沢研→#4サマジーグラント 15 PASS #13高津佐隼矢→#29林奎佑 G
富士通 5:22 1Q PASS #15野沢研→#85松井理己 5 Kick #5納所幸司 G
富士通 8:20 1Q PASS #2トラショーンニクソン 13 Kick #5納所幸司 G
富士通 1:58 2Q RUN #21三宅昂輝 2 Kick #5納所幸司 G
富士通 10:47 2Q FMR #50海﨑悠 90 Kick #5納所幸司 G
富士通 8:30 4Q FumbleRecover #28香川将成 1 Kick #5納所幸司 G
IBM 10:21 4Q PASS #2政本悠紀→#81糸川幹人 19 Kick #11福岡勇斗 G
Report 試合レポート

第1クウォーター
フロンティアーズのレシーブで試合が始まった注目の全勝対決。ファーストプレーでRB(ランニングバック)#2ニクソンのランで3yをゲインすると、セカンドダウンは、この試合の先発を任された2年目のQB(クォーターバック)#15野沢からWR(ワイドレシーバー)#4サマジーへのパスで5yをゲイン。サードダウンで再びRB#2ニクソンにボールを預けると、20yのロングゲインでファーストダウンを更新する。さらにRB#2ニクソンの13y、RB#21三宅の22yのランでゴールまで15yに迫ると、最後はQB#15野沢からWR#4サマジーへのタッチダウンパスが決まり先制を果たす。続くディフェンスでは、WR#4サマジーが56yのパントリターンでゴールまで9yのチャンスを作ると、QB#15野沢からWR#85松井へのタッチダウンパスに成功する。直後のディフェンスではLB(ラインバッカー)#51山田がパスインターセプト。敵陣40yで攻撃権を得ると、WR#85松井へ29yのパスを決め、最後はRB#2ニクソンが13yを走ってタッチダウン。1Qで22得点を挙げ、主導権を握った。
第2クウォーター
1Qから続いたオフェンスシリーズは、WR#4サマジーへ17y、WR#11木村へ3y、WR#13高津佐へ13y、RB#21三宅に6y、ランを挟んでWR# 85松井へ8yと立て続けにパスを決め、ゴールまで2yとすると、最後はRB#21三宅が飛び込みタッチダウンを奪う。2Q2度目のオフェンスではインターセプトを許してしまうが、その後はディフェンスが魅せた。ビッグブルーにギャンブルを決められるなど、自陣18yまで攻め込まれたが、DL# 9宮川の10yをロスさせるQBサック、直後に15yのパスを決められるも、LB# 50海崎が揉み合いの中でボールを奪うと、なんと90yを独走しタッチダウン。前半は、5つのタッチダウンを挙げたフロンティアーズが36−0とリードを奪った。
第3クウォーター
両チーム無得点に終わった12分間だったが、見応えのあるプレーが続いた。試合再開のフロンティアーズのキックオフは、ビッグブルーに58yをリターンされたものの、ファーストダウンのランはLB# 3久下のタックルでゲインさせず、その後のパスプレーも連続で失敗に終わらせる。自陣20yからのオフェンスは、RB# 21三宅のランを中心に、WR# 19小梶、TE(タイトエンド)# 87福住へのパスを決めゴール前7yに迫るも、タッチダウンを狙ったパスはインターセプトされてしまう。続くディフェンスはDL# 9宮川の4yのロスタックルなどで抑えると、フロンティアーズは自陣41yから攻撃開始。RB# 28香川の11yのラン、WR# 11木村へ15y、WR# 25坂本への21yのパスなどでゴール前5yとしたが、エンドゾーンに投げ込んだパスは、またしてもインターセプトされてしまう。
第4クウォーター
最終の4Qは、ビッグブルーが放ったロングパスをDB(ディフェンスバック)# 14高口がインターセプトし始まった。自陣27yからオフェンスをスタートさせると、RB# 28香川の5連続ランで53yをゲイン。直後にスナップのミスが出て、17y後退するもWR# 88宮澤への11yのパスに成功。このプレーでビッグブルーに反則が出て、さらに13y進み、ゴール前13yに。最後はRB# 28香川にボールを預けてタッチダウンを奪う。続くシリーズではビッグブルーに61yのキックオフリターンを決められるなどして、タッチダウンを返されるが、ビッグブルーの反撃はここまで。最終スコア43−7でフロンティアーズが勝利を飾った。5連勝でディビジョンBの1位通過を果たし、ライスボウルトーナメントへと駒を進めたフロンティアーズ。次戦は11月19日、東京ガスクリエイターズとセミファイナル進出をかけた一戦となる。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
今日のゲームではオープニングシリーズから得点を挙げることができ、いい流れで試合に入れました。ビッグブルーが想定とは少し違ったディフェンスをしてきましたが、すぐにアジャストできたのも収穫です。QBの野沢をはじめ、若い選手を起用できたのも今後につながると思っています。リーグ戦を振り返ると、選手、スタッフ共に多くの課題をもらいました。その大部分は我々が大事にしている基礎的なことが占めています。トーナメントでは力のあるチームとの対戦が待っています。さらにプレーの質を高められるように準備していきたいです
タッチダウンのシーンは、事前のスカウティングでチャンスがあると思っていたプレー。ラインの選手がタックルしたところで、上手くボールを奪うことができました。走っている際は、1人追いかけてきているのが分かっていて、「追いつかれないように、絶対にエンドゾーンまで持っていこう」と必死でした。ゴール前まで迫られたシリーズでしたが、良いプレーができて嬉しいです。次戦から負けたら終わりのトーナメントが始まります。フィールドに立ったらとにかく集中して、チームの勝利に貢献するプレーをしたいです。