2023 X1 SUPER 秋季リーグ戦 第3節 otonari福岡SUNS戦

開催日時 2023年10月08日(日曜日) 13:30〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気 曇り時々雨
観客動員数 未発表
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ282171773
otonari福岡SUNSotonari福岡SUNS00000
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 2:33 1Q PASS #18高木翼→#19小梶恭平 29 Kick #5納所幸司 G
富士通 5:30 1Q PASS #18高木翼→#2トラショーンニクソン 42 PASS #13高津佐隼矢 NG
富士通 10:03 1Q RUN #21三宅昂輝 4 PASS #18高木翼→#85松井理己 G
富士通 10:41 1Q PASS #18高木翼→#81中村輝晃クラーク 40 Kick #5納所幸司 G
富士通 3:03 2Q RUN #2トラショーンニクソン 79 Kick #5納所幸司 G
富士通 5:09 2Q RUN #21三宅昂輝 6 Kick #5納所幸司 G
富士通 9:19 2Q PASS #15野沢研→#84神優成 7 Kick #5納所幸司 G
富士通 3:18 3Q PASS #38濱口真行→#21三宅昂輝 17 Kick #25坂本アントニーマウネディ G
富士通 0:03 4Q RUN #33高口和起 1 Kick #25坂本アントニーマウネディ G
富士通 9:32 4Q PASS #15野沢研→#13高津佐隼矢 20 Kick #25坂本アントニーマウネディ G
富士通 12:00 4Q FG #5納所幸司 36
Report 試合レポート

第1クウォーター
サンズのオープニングシリーズをスリーアンドアウトに抑えたフロンティアーズは、自陣46Yからオフェンスをスタートさせ、RB(ランニングバック)#2ニクソンのランプレー、QB(クォーターバック)#18高木からWR(ワイドレシーバー)#4サマジーへのパスで連続してファーストダウンを更新。ゴールまで29Yとすると、エンドゾーンに走り込んだWR#19小梶へタッチダウンパスを決め、先制を果たした。2度目のディフェンスもスリーアンドアウトに抑えると、オフェンスが多彩な攻撃を見せた。WR#13高津佐のパスプレーと、直接スナップを受けるランプレーでファーストダウンを更新すると、ショートパスを受けたRB#2ニクソンが、40Y近く走りそのままエンドゾーンへ。その後も、RB#21三宅の4Yのタッチダウンラン、DB(ディフェンスバック)#40アディヤミのパスインターセプトの直後には、QB#18高木からWR#81中村へ40Yのタッチダウンパスに成功。4つのタッチダウンを奪ったフロンティアーズが28−0とリードした。
第2クウォーター
2Qもフロンティアーズペースで試合が進んだ。特にディフェンスは、3シリーズ連続でパスインターセプトを決める盤石の強さを見せた。1Qから続いたサンズのオフェンスシリーズでは、サードダウンで11Yのパスを決められファーストダウンを更新されたものの、直後のプレーでDB#1渡辺がインターセプトし8Yリターン。RB#2ニクソンの79Yのランで追加点を挙げた後には、DB#22阿部がインターセプト。敵陣30Yで攻守交代すると、RB#21三宅がタッチダウン。さらに直後のディフェンスではDB#12北川がパスインターセプトし、38Yをリターン。1QのDB#40アディヤミのインターセプトから、なんと4シリーズ連続でのパスインターセプトとなった。その後も、QB#15野沢からWR#84神へのタッチダウンパスを決めたフロンティアーズが、49−0と大差で前半を終えた。
第3クウォーター
フレッシュなメンバーが数多くフィールドに立った後半も、サンズの攻撃を無失点に抑え、オフェンスでは得点を重ねていった。後半最初のオフェンスシリーズでは、QBサックを受けたもののサードダウンでQB#38濱口からWR#83柴田へ13Yのパスを決め、フォースダウンではプレーを選択。サンズディフェンスのオフサイドを誘いファーストダウンを更新すると、RB#21三宅の連続ランでゴール前17Yに迫る。最後はショートパスを受けたRB#21三宅がエンドゾーンまで持ち込んだ。直後のディフェンスでは、ファーストダウン更新を狙ってサンズが投げたロングパスをDB#14高口がパスインターセプト。自陣34Yで攻守交代すると、RB#26横川の8連続ランプレーで、時間をコントロールしながらじわじわと攻め続けた。
第4クウォーター
ゴールまで残り1ヤードをRB#33高口が持ち込んで、この日9個目のタッチダウンを決めスタートした最終Q。続くシリーズでは、DL(ディフェンスライン)#0マシスが10Y押し戻すQBサックを決めるなど、フォースダウンでパントフォーメーションに追い込むがパンターのランプレーでファーストダウンを更新されてしまう。だが、直後のパスプレーを続けて失敗に終わらせると、サードダウンではLB(ラインバッカー)#51山田が6YをロスさせるQBサックを決め攻守交代に。残り8分からのオフェンスではQB#15野沢からWR#13高津佐への20Yのタッチダウンパスに成功。さらに終了間際には、K(キッカー)#5納所が36Yのフィールドゴールを決めるとなど、最後まで自分たちのプレーに徹したフロンティアーズが最終スコア73-0で勝利を飾った。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
前節に引き続き、大きく点差が開いたゲームになりました。試合前から選手たちには、「どういう展開になってもしっかり集中していこう」と話していたので、リードが広がっても浮足立つことなくプレーできたのは良かったと思います。“誰が出ても同じパフォーマンスができる”のが日本一になるチームには必要だと考えています。バックアップのメンバーが「俺は控え」という考えをやめ、フロンティアーズの代表としてフィールドに立つことを実践したことで、最後まで良いパフォーマンスが出せたと思っています。次戦もゲームプランを立て、やるべきことに徹することに変わりはありません。しっかりと準備していきたいです。
3タッチダウンを挙げ、チームに貢献するプレーができて良かったです。1つ目のタッチダウンは、インサイドのランプレーで、オフェンスラインを信じて真っ直ぐ走りました。2つ目も同じようなプレーでしたが、タックルされ倒れかけたところをオフェンスラインのメンバーが相手ディフェンスを押してくれてエンドゾーンまで行くことができました。オフェンス全体で挙げた得点だったと思います。3つ目は、自分の持ち味が発揮できたプレー。パスキャッチしてから、上手くブロッカーを使いながら、スピードにも変化を付け、15ヤードくらい走ることができました。今日のゲームでは、「タッチダウンをする」と心に決めていたので、結果が出せて嬉しく思っています。次戦もやるべきことは変わりません。スピードとカットバック、自分の強みを生かしたプレーをしたいです。今季はまだ独走でのタッチダウンを決めていないので、リターンも含めて積極的なプレーをしていきたいです。