2019 X1 SUPER 秋季リーグ戦 RICE BOWL
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開催日時 | 2020年01月03日(金曜日) 15:00〜 |
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試合場所 | 東京ドーム |
天気 | 晴れ |
観客動員数 | 31,752人 |
Results
試合結果
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | TOTAL | |
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富士通フロンティアーズ | 14 | 14 | 3 | 7 | 38 |
関西学院大学ファイターズ | 0 | 7 | 0 | 7 | 14 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G / NG |
富士通 | 1 | 6:37 | PASS | #18高木 →#1強 | 10 | KICK | #11西村 | G |
富士通 | 1 | 10:10 | PASS | #18高木 →#81中村 | 26 | KICK | #11西村 | G |
富士通 | 2 | 7:29 | PASS | #18高木 →#22岩松 | 23 | KICK | #11西村 | G |
関学 | 2 | 11:43 | RUSH | #21三宅 | 64 | KICK | #8安藤 | G |
富士通 | 2 | 13:50 | RUSH | #29グラント | 41 | KICK | #11西村 | G |
富士通 | 3 | 3:27 | FG | #11西村 | 32 | |||
富士通 | 4 | 1:17 | RUSH | #30金 | 5 | KICK | #25大塚 | G |
関学 | 4 | 14:22 | PASS | #3奥野 →#4鈴木 | 4 | KICK | #8安藤 | G |
Report
試合レポート
第 1 クォーター
2020年1月3日(金曜日)、富士通フロンティアーズ(以下、フロンティアーズ)対、関西学院大学ファイターズ(以下、ファイターズ)の第73回ライスボウルが東京ドームで行われた。31,752人の観衆がつめかけ、フロンティアーズのキックで試合がはじまった。先に力を発揮したのはフロンティアーズだった。ファイターズのオープニングシリーズをパントで終わらせると、自陣16yから攻撃開始。その2プレー目にQB(クォーターバック)#18高木からWR(ワイドレシーバー)#89福井へ56yのパスを通し、一気に敵陣へ入ると、2つのランプレーを挟んで、最後はエンドゾーンに走り込んだWR#1強へ10yのタッチダウンパスで先制。直後のファイターズの攻撃を3yのゲインに抑えると、パントにミスが出て、敵陣42yで攻撃権を獲得。このチャンスに、WR#85松井へ5y、WR#22岩松へ11yと連続してパスを成功させると、さらにWR#81中村へのロングパスも決まり、パスを受けた中村がタックルされながらもエンドゾーンにボールを運びタッチダウン。14-0とリードを奪った。
第 2 クォーター
2Qも見応えのある攻防が続いた。互いにパントを蹴り合った後は、ファイターズがフォースダウンでスペシャルプレーを成功させるなど、積極的なプレーを見せれば、フロンティアーズも、RB(ランニングバック)#29グラントの11yラン、WR#81中村へ32y、WR#85松井へ18yのパスを通し迎えた敵陣23yでWR#22岩松へタッチダウンパスを決め、リードを広げる。だが、続くオフェンスで連続QBサックを受けるなど、この試合はじめてスリーアンドアウトのパントに終わると、続くファイターズオフェンスに64yのタッチダウンランを許してしまう。前半残り3分17秒、ファイターズのキックがOBとなって自陣35yから攻撃を開始したシリーズでは、RB#29グラントに41yのタッチダウンランが飛び出すなど、ビッグプレーの応酬で会場を沸かせた。4つのタッチダウンを奪ったフロンティアーズが28-7とリードして前半を終えた。
第 3 クォーター
後半に入ると互いにディフェンスが踏ん張った。WR#13高津佐が15yリターンして自陣41yから始まった後半最初のシリーズは、#29グラントと#26ウィリアムス、2人のRBの4連続ランプレーでゴール前2ヤードまで迫るも、QBサックを受けるなどタッチダウンを奪えずFGの3点に抑えられる。続くファイターズに3度のサードダウンを更新され、ゴール前15yまで攻め込まれるも、フロンティアーズディフェンスのプレッシャーが強く、ファンブルを誘う。またOLB(アウトサイドラインバッカー)#5マシス、LB(ラインバッカー)#35竹内のタックルが決まり、無失点で切り抜けた。直後の攻撃は自陣1yからと厳しいシチュエーションだったが、RB#26ウィリアムスの40yのランが飛び出し陣地を挽回。敵陣に入るもサードダウンを更新できず、パントとなったが、このパントでファイターズがファンブル。敵陣19yで再び攻撃権を得ると、3Qが終了した。
第 4 クォーター
3Qから続いたシリーズで、WR#85松井へ10y、WR#1強へ14yのパスを決めると、最後はRB#30金が5yのタッチダウンラン。点差を31点に広げた。残り時間13分、試合をコントロールするフロンティアーズに、最後まで諦めないファイターズが立ち向かう。残り8分を切ってからのフロンティアーズオフェンスは、じわじわと攻めて37yのFGを狙うも、K(キッカー)#25大塚のキックはわずかに左に外れてしまう。続くファイターズオフェンスを、一度はフォースダウン10yと追い込むも、ギャンブルに出たプレーで21yをゲインされ、フロンティアーズ陣内に。その後もゲインを重ねるファイターズに、タッチダウンを奪われると残り時間は36秒。オンサイドキックを成功させたファイターズに、再びゴール前1yまで迫られたが、最後はLB#45鈴木のタックルが決まりタッチダウンを許さなかった。
文・写真/ NANO association
文・写真/ NANO association
山本 洋
趙 翔来
竹内 修平