【フロンティアーズの選手が、川崎市に住む外国人代表者と交流しました! 】
2023年 9月30日、川崎市市民文化局が主催する 「川崎市外国人代表者会議」 が富士通川崎工場で開催され、フロンティアーズの選手が参加しました。「川崎市外国人代表者会議」とは、川崎市に住む十数名の外国人で構成される会議体で、外国人目線で川崎市政を考え、定期的に市長へ提言しているグループです。
この日は、外国人代表者10名(韓国・中国・台湾・フィリピン・スリランカ・ブルガリア・ポーランド・アメリカ・メキシコ)が川崎工場を訪れ、はじめにフロンティアーズの練習風景を見学しました。外国人代表者の皆さんは、アメフトのルールや見どころなどに興味津々の様子で、説明を担当したスタッフに、盛んに質問を投げかけていました。
練習終了後、LB #44趙選手、QB #18高木選手、DB #40アディヤミ選手、DB#7 ブロンソン選手が、外国人代表者との交流会に参加しました。
Q. これまで苦労した事はなんですか?
A. #44趙選手:
川崎市で生まれの川崎市で育ち、現在も川崎市在住。
高校、大学、社会人と各階層でキャプテンを務め、多種多様な選手全員を同じ方向(目標)へ向けるのに苦労しました。しかし、持ち前の負けん気でチームを牽引し、高校や大学でキャプテンを経験し乗り越えたからこそ、現在の自分があるという話しから、参加者は大いに共感した様子でした。
A. #18高木選手:
父親の仕事の関係で米国で暮らしていた時、言葉(英語)が分からず苦労しましたが、スポーツ(当時はサッカー)を通じて、周囲から認められて友達が増え、言葉を理解できるようになり、自信をつけたエピソードを披露。
A. #40アディアミ選手:
ナイジェリア出身のアディヤミ選手は、アメフトは様々なポジション・国籍・体格・考え方のプレーヤーがいて成り立つことの素晴らしさを語り、アメフトそのものがダイバーシティであるという考えを語りました。
A. #7ブロンソン選手:
米国・ハワイ生まれのブロンソン選手は、日本の大学に入学したが、日本語が話せるようになってから友達が増えた経験から、その土地の言葉を学ぶことの重要さを改めて知った、と話しました。
参加者の外国人代表者からは、母国で盛んなスポーツの話や、言語の壁を越えたコミュニケーションに関する話題が次々と出され、1時間あまりの交流会はあっという間に終了。大変有意義な時間となりました。
参加者の中には、この日はじめてアメフトに触れたという方も多くいらっしゃいましたが、フロンティアーズの選手との交流を経て、10月8日と22日に富士通スタジアム川崎で行われる試合をぜひ見たいという声が、あちこちから上がっていました。ホームタウン・川崎でアメフトやフロンティアーズのファンを増やすことができ、私たちチームにとっても嬉しい一日となりました。最後は、みんなで集合写真を撮り終了しました。
今後もフロンティアーズは、地域社会の皆様とのコミュニケーションを図り、地域に貢献できる活動を継続していきます。