2022 X1 SUPER ライスボウルトーナメント QUARTER FINAL
アサヒビールシルバースター@横浜スタジアム

開催日時 2022年11月20日(日曜日) 14:00〜
試合場所 横浜スタジアム
天気
観客動員数 未発表
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
アサヒビールシルバースターアサヒビールシルバースター03003
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ211481053
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 1Q 1:26 RUN #2トラショーン・ニクソン 3 Kick #5納所幸司 G
富士通 1Q 4:54 PASS #18高木翼→#85松井理己 5 Kick #5納所幸司 G
富士通 1Q 10:29 RUN #33高口和起 2 Kick #5納所幸司 G
富士通 2Q 1:29 RUN #21三宅昂輝 31 Kick #5納所幸司 G
アサヒビール 2Q 5:24 FieldGoal 梅垣光理 40
富士通 2Q 11:09 PASS #18高木翼→#81坂本アントニーマウネディ 14 Kick #5納所幸司 G
富士通 3Q 1:06 Fumble Recover #99髙橋伶太 27 RUN #13高津佐隼矢 G
富士通 4Q 1:55 FieldGoal #5納所幸司 48
富士通 4Q 8:39 RUN #21三宅昂輝 31 Kick #5納所幸司 G
Report 試合レポート

◆第1クウォーター
フロンティアーズのレシーブで試合開始。シルバースターは意表を突くオンサイドキックを蹴ったが、ボールを抑えたのはフロンティアーズだった。シルバースターがビデオ判定を要求する際どいプレーだったが敵陣47ヤードで攻撃権を得ると、その1プレー目にRB(ランニングバック)#2ニクソンのランプレーで44ヤードのビッグゲイン。ゴール前3ヤードでファーストダウンを更新すると、再び#2ニクソンがボールを持ってタッチダウン。フロンティアーズがオープニングシリーズで鮮やかな先制を果たした。自陣31ヤードからスタートした2度目のオフェンスでもタッチダウンを奪った。一時はサードダウンで残り6ヤードとなったが、WR(ワイドレシーバー)#19小梶に45ヤードのパスが決まりゴール前5ヤードでファーストダウンを更新。最後はQB(クォーターバック)#18高木からWR#85松井へタッチダウンパスを決めた。一方のディフェンスも隙がない立ち上がりだった。2シリーズ連続で3&アウトでパントに追い込むと、残り5分となってからのシリーズではDB(ディフェンスバック)#29林がパスインターセプト。敵陣36ヤードで攻撃権を得るとオフェンスも4プレ―でタッチダウンに結びつけ、21−0とリードして1Qを終えた。
◆第2クウォーター
2Qに入ってもフロンティアーズペースで試合が進んだ。1Qから続いたオフェンスでは、WR#4サマジーへの30ヤードのパスで敵陣へ攻め込むと、RB#21三宅が躍動。この日初のランプレーで8ヤードをゲインすると、2度目のランでも5ヤードを獲得。そしてゴールまで31ヤードで再びボールをキャリーすると、するするとディフェンスを交わし右サイドに展開。あっという間にエンドゾーンまでボールを運びタッチダウン。K(キッカー)#5納所のキックも決まって7点を加えた。前半残り3分となってからのオフェンスシリーズでは、WR#81坂本が主役となった。自陣15ヤードから攻撃を開始するとWR#22木村への37ヤードのパスなどで敵陣35ヤードへ。そこからは#81坂本への3連続パスでタッチダウンを奪った。1本目はサイドライン際への5ヤード、2本目はパスキャッチ後にディフェンスを引きずりながらゴールへと迫り16ヤードをゲイン。そして最後はディフェンスを交わしエンドゾーン内でのキャッチと、強さと上手さを見せたプレーだった。2Qに2つのタッチダウンを上げたフロンティアーズが35-3とリードして前半を終えた。
第3クウォーター
フロンティアーズのキックで試合が再開すると、ディンフェスにビッグプレーが生まれた。敵陣27ヤード、サードダウン残り8ヤードからランプレーに出たシルバスターがファンブル。このボールをDL#99髙橋が拾い上げると、ディフェンスが一体となってエンドゾーン目指し力走。27ヤードを走りきってタッチダウンを決めてみせた。その後もディフェンスが踏ん張った。急激に雨足が強くなったこともあり、パントのボールをファンブルするミスが出たが、DB#32近田の3ヤードのロスタックルなどで1ヤードのゲインに抑えたことで、シルバースターのフィールドゴールを47ヤードのシチュエーションに。キックはわずかに届かず無失点で切り抜けた。またインターセプトを許し、自陣39ヤードからのディフェンスとなったシリーズでも、シルバースターのパスを3連続で失敗に終わらせるなど、3Q5度の守備機会でファーストダウンの更新を許さない堅い守りを見せた。
◆第4クウォーター
43-3と大差で迎えた最終Q。次戦に向けて良い形で試合を終えたいフロンティアーズが、最後まで自分たちのペースでゲームを進めた。3Qから続いたオフェンスシリーズは、自陣1ヤードからと厳しいフィールドポジションだったが、RB#28香川とRB#21三宅、2人のランプレーを中心に攻撃を組み立て、確実に前進していく。12プレーで70ヤードをゲインすると、最後はK#5納所が48ヤードと距離のあるフィールドゴールを決めてみせた。残り5分半となってからのオフェンスでは、RB#21三宅が31ヤードを走って、この日2つ目のタッチダウンラン。最終Qもオフェンスは得点を重ね、ディフェンスは無失点に抑えた。フレッシュな選手も多くフィールドに立ち、それぞれが役割を果たし、またアピールしたことで最後まで見応えのあるゲームとなった。
最終スコア53-3でフロンティアーズが勝利し、セミファイナルへと駒を進めた。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
コンディションが悪い中、自分たちのプレーをして勝利したことは嬉しく思っています。後半は若い選手たちがフィールドに立ちました。彼らがやりやすいプレーコールを選択したこともありますが、しっかりと結果を出してくれたことは次につながると思っています。一方のディフェンスもゲインされたプレーもありましたが、1対1での勝負では勝っていたと思います。タックルミスも少なく、安定して良いプレーができていたのは心強いですね。セミファイナルではファイニーズとの対戦です。リーグ戦で対戦した時よりもチームとしてまとまりが出ていて、個々の能力も高い相手です。もう一度スカウティングをしていい準備をしたいです。
どんな相手だろうと、目の前のプレーに集中する。日頃の練習から心がけていることがゲームでもでき、それが結果につながったと思っています。ゲーム前からチャンスがきたら結果を残そうと思っていたので、タッチダウンを上げることができて良かったです。タッチダウンのプレーでは、イメージ通りの走りができました。外にいければ独走できると自信はあったのですが、OLやWR、オフェンスのメンバーが上手くスペースを作ってくれたのが大きかったです。次のファイニーズとはリーグ戦で戦い、強いのはわかっています。ランニングバックで試合を作れるように、誰が出ても勝てるように準備したいです。
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