第72回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
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開催日時 | 2024年09月21日(土曜日) 〜2024年09月23日(月曜日) |
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開催地 | 維新みらいふスタジアム(維新百年記念公園陸上競技場) |
1位 | エバンス ケイタニー(トヨタ紡織) | 28分10秒29 |
2位 | アンティパス キベット(小森コーポレーション) | 28分10秒52 |
3位 | キプラガット エマヌエル(三菱重工) | 28分10秒97 |
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5位 | キメリ ベナード(富士通) | 28分16秒67 |
90位 | 小澤大輝(富士通) | 29分56秒87 |
1位 | 山西利和(愛知製鋼) | 38分27秒34 |
2位 | 丸尾知司(愛知製鋼) | 38分40秒26 |
3位 | 池田向希(旭化成) | 38分48秒03 |
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8位 | 住所大翔(富士通) | 39分07秒38 |
10位 | 村山裕太郎(富士通) | 39分18秒11 ※自己新記録 |
1位 | 澤慎吾(きらぼし銀行) | 5m30 |
2位 | 江島雅紀(富士通) | 5m30 |
3位 | 尾崎駿翔(ROOTS TOKYO) | 5m20 |
3位 | 竹川倖生(マルモト) | 5m20 |
4着 | 中島佑気ジョセフ(富士通) | 21秒36 予選落選 |
1着 | 佐藤拳太郎(富士通) | 20秒63 決勝進出、※自己新記録 |
1位 | 佐藤風雅(ミズノ) | 20秒67 |
2位 | 佐藤拳太郎(富士通) | 20秒79 |
3位 | 宇野勝翔(オリコ) | 20秒90 |
1着 | 石川周平(富士通) | 13秒90 決勝進出 ※決勝は欠場 |
1着 | 田中佑美(富士通) | 12秒97 決勝進出 |
1位 | 福部真子(日本建設工業) | 12秒81 |
2位 | 田中佑美(富士通) | 12秒83 ※自己新記録 |
3位 | 中島ひとみ(長谷川体育施設) | 12秒99 |
※欠場 岸本鷹幸(富士通) |
1位 | イマヌエル キプチルチル(SGH) | 13分20秒57 |
2位 | コセン ダニエル(富士通) | 13分20秒99 ※自己新記録 |
3位 | マル イマニエル(トヨタ紡織) | 13分23秒11 |
10月の東京レガシーハーフマランソン2024、そして11月の東日本実業団対抗駅伝を睨み、10000mに出場したべナード キメリ。終始先頭集団を走り、28分16秒67、9位と順調な走りを見せた。
気温、湿度共に高く、先頭集団は最初の1000mを2分51秒で入ると、5000mを14分04秒で通過。やや縦長となりながらも、淡々とペースを刻んでいく。勝負はラスト1000m。「勝負を意識して硬くなった」とキメリ。ラスト1周となって、やや先頭から離されたものの、粘りの走りを見せてトップとは約6秒差の9位に入った。
今年は3月の東京マラソンで自己ベストを更新し、5月の仙台国際ハーフマラソンでは3位と好調な走りを見せている。駅伝でもその走りが勝負の行方を左右することだろう。今後は合宿を行いハーフマラソン、駅伝へと向けて調整を重ねていく。
これまでの10000mWの自己ベストを約6秒上回る39分18秒11、10位で競技を終えた村山。「最低でも自己ベスト更新を狙っていたので、一定の評価はできますが、内容には課題が残ります」とレースを振り返る。
課題というのは、後半に大きく失速してしまったことだ。5月から試している厚底シューズが、まだ完全には自分のものにできていないことをひとつの原因に上げる。「厚底シューズは跳ね返りを上手く使って前に進むことがポイント。タイミングよく体幹に力を入れられるかどうかが大事です。その部分で、疲れてきた後半にタイミングがズレてしまいました」。
この夏に充実した練習が積めたことで、“38分台”を目標にしていたレース。納得のいく結果とはならなかったが、すでに視線は次へ向かっている。「10月の日本選手権の35km競歩を目標にしてきました。今日はその通過点。日本選手権を終え、今日が良い経験だったと言えるようにしたいです」。
スタートから1位となった山西利和(愛知製銅)が飛び出し、独走したレース。そんな中、前半2位集団を引っ張ったのは住所だった。
「山西さんが飛び出すのは想定通りでしたが、想像以上に速いペースでした。自分でコントロールできるペースを刻みましたが、思ったより早い段階できつくなってしまいました」と、4000mを過ぎた辺りから徐々に順位を下げ、結果は8位。タイムは39分07秒38だった。「今日のレースでの目標は、39分台前半のタイムと、3位以内に入ること。タイムはクリアできましたが、8位番は悔しさが残ります」。
今季は5月の東日本実業団陸上競技選手権5000mWで3位に入り、6月は千葉県陸上競技選手権5000mWで自己新記録で優勝。7月のホクレン・ディスタンスチャレンジ2024北見大会では、10000mWで自己ベストを更新し優勝と結果を残している。だが、「自己分析として自分を見てみると、あまりよくない」と住所。特にフォームに関しては「私観としては、跳ねていて、膝の動きもあまい。イエローパドルを2枚もらっていてもおかしくない」と課題をあげた。
試技を開始したのは23名、5m10までの試技をパスして5m20を2回目でクリア。6名の選手が5m30に挑戦するなか江島は一発で成功。多くの選手がバーを落とす中、5m40へと進んだのは、江島と澤慎吾(きらぼし銀行)の2人となった。「大学の先輩との一騎打ちは、とても楽しかった」と、双方とも5m40はクリアできなかったが、「国内の大会で久しぶりの表彰台は、とても気持ちが良かった」と競技終えた江島は笑顔を見せた。
大怪我から復帰したのは、昨年の全日本実業団選手権だった。記録は4m80だったが新たなスタートを切った忘れられない大会。一年が経ち「負けた(試技数の差で)ことは悔しいけど、得たものも大きかった」と話す。
手応えがあったのは最後の跳躍だ。「4、5年ぶりにいちばん硬いボールを使って、自信をもって臨めた。まだまだやらなきゃいけないことはたくさんありますが、ここ最近は少し見失っていた部分があったので、まだまだいろいろなことを吸収できる、伸びしろがあると思えたことは今後の励みなります」。東京2025世界陸上、そして次の世界大会へと挑戦はまだまだ続く。
大会2日目の最終競技となった男子10000mタイムレースの2組目。7月のホクレン・ディスタンスチャレンジ2024網走大会で10000mの自己ベストを塗り替えた小澤が挑んだ。
レースは海外勢が引っ張る展開で最初の1000mを2分51秒で入ると、2000mは5分42秒、3000mは8分30秒で進んでいく。次第に集団が縦長になった3000m過ぎから小澤は遅れ出してしまう。「スタートしてからすぐにきつくなって、力が入らなくなってしまった」と小澤。「海外選手が多く、挑戦するつもりでいた。思ったよりもペースも上がらず、気持ちに余裕がありましたが、粘ることができなかった」と、その後も本来の走りを発揮することができず、順位を上げることができなかった。
レースに向けて順調に調整を重ねてきたが、「順位が大事なレースで結果が残せないのは力不足。次に同じミスをしないようにしたい」。失敗から学ぶべきことは少なくないはず。次のレースでは、今日とは違った走りを見せてくれるだろう。
昨年の全日本実業団選手権で優勝した200mに今年もエントリーし、予選を自己記録を更新する20秒63の1着で通過。決勝は20秒79と惜しくも連覇とならず2位。今回テーマとしていたのは、「200mでもレースの組み立てと、記録と順位」。さらに、次週に行われるグランプリシリーズYogibo Athletics Challenge Cup 2024に向けて「弾みをつけたい」とレースに臨んだ。
予選では「プラン通りだった」と快走。走り終えてからも「余裕があった」。200mの持ちタイムを底上げしたいと、「(20秒)4台、5台を狙いたい」と予選に続く自己ベスト更新を狙った決勝だったが、スタート直前に右ふくらはぎに軽く痙攣した感覚があり「走るだけになってしまった」と悔しさが残るレースとなった。
それでも「まだまだやらなきゃいけないことがある」と、レースから収穫も得た様子。すべては400mでの記録を縮めるために、日本記録保持者としてのプライドを持って歩みを進めていく。
スピード練習の一環として出場した200m。予選では、スタートからリズムに乗ることができず、21秒36の4着に終わり決勝へ進むことはできなかった。「久しぶり過ぎてレース展開が組み立てられませんでした。不完全燃焼、反省しています」と、数年ぶりという200mのレースは課題が残る結果となった。
今回はうまく走れなかったが、今後も200mのレースには出場し400mにつなげていきたいと考えている。「今年は後半型のレースが多く、悪いことではありませんが、前半にスピードに乗れていない部分があったんです。前半に突っ込むわけじゃなく、良い走りを意識しエネルギーを使い過ぎずに走るためにも、来季も数本200mを走り調整したいと思っています」。
日本選手権の400mで優勝経験もあるが、まだまだ「発展途上」という400mだが、世界大会でメダルが期待されるポテンシャルは秘めている。「来季は東京2025世界陸上で、4×400mリレーでメダル、個人では400mでファイナルに残ること。そして2028年の世界大会ロスでは個人でメダル獲得が目標。地道にやっていきたいです」。
予選は13秒90で1着となった石川だったが、決勝は欠場となった。欠場理由は今年6月の日本選手権あたりから痛めているという右足踵の怪我だ。「怪我とうまく付き合いながらやってきましたが、予選では痛みのせいかうまく地面に力を伝えられていません。今日は大事をとって1本で終える決断をしました」。
石川にとって今季は「苦しいシーズン」だった。春先から調子を上げることができず、日本選手権では6位。それでも、良い兆しが見え始め「明日から東京2025世界陸上への挑戦が始まる」と前を向いたが踵の怪我が発生。走れないほどの痛みではなかったものの、患部を庇いながら続けたことで、調子を上げきることができずにいる。それでも来週は、「今シーズン最後のレース(Yogibo Athletics Challenge Cup 2024)なので、全部出し切って終えたい」。次につながるレースに期待したい。
予選を12秒97の1着で通過し決勝に駒を進めた田中。決勝はホームストレートでの向かい風を避け、追い風となるバックストレートでのレースとなった。風を味方にして「記録を出したい」とレースに臨んだ。
スタートから5レーンの田中と、隣の6レーンを走る福部真子(日本建設工業)の争いに。横並びのまま、次々とハードルを超えていくと、ゴールしても「どっちが勝ったかわからなかった」と田中。結果は自己ベストを更新する12秒83で2位。1位の福部とは0.02差だった。「もう少し記録が出せると思っていましたが、最後の2台でバランスを崩してしまったのが悔やまれます」。
田中にとって今年最後のレースは、自己ベスト更新と良い形で締め括ったものの、目標はもっと高いところにある。「来年はもう1ランクジャンプアップして、世界大会のセミファイナルで胸を張って戦える記録を、コンディションに左右されずにコンスタントに出せるようにしたい」。来季も飛躍を遂げそうだ。
昨年6月に富士通陸上競技部に加わったダニエル ツマカ コセンにとっては、初の全日本実業団選手権。最終日の最後のトラックレース男子5000m、海外選手が多くエントリーした2組目でスタートを切った。
スタートから積極的な走りを見せた。2分45秒で通過した最初の1000mを2位で通過すると、2000m通過ではトップに立って集団を引っ張り、順位とタイムを狙って中盤へ。3000mを過ぎ再びトップに立つと、集団は4000mを10分52秒で通過する。
ラスト1周の鐘が鳴ると海外勢の激しいスパート合戦に突入。3番手で前を追ったコセンは、ラスト200mで一人交わし、さらに前を追う。トップを走るイマヌエル キプチルチル(SGH)の背中を追ったが、わずかに届かず0.42差の2位でフィニッシュ。これまでの自己ベスト13分25秒47を上回る、13分20秒99をマークした。レースを見守った高橋健一監督は、「いつもはラスト1000mで落ちるけど、今日のレースは動きが違った」と、健闘を讃えた。
一般社団法人日本実業団陸上競技連合が主催・共催する陸上競技大会において優秀な成績を収めた選手、チームおよび指導者と、社会貢献を通じて陸上競技の普及促進等に取り組んだチーム若しくは個人を表彰する「2023年度 実業団 of The Year」。その表彰式が第72回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会の期間中に行われた。富士通陸上競技部からは、ブダペスト2023世界陸上男子400mで日本記録を32年ぶりに更新し、第71回全日本実業団対抗選手権大会男子200mも制した佐藤拳太郎が「Finalistアスリート賞」を受賞。パリ2024オリンピック入賞者として、4×400mリレーでアジア記録(=日本記録)をマークし6位入賞の中島佑気ジョセフ(1走)と、佐藤拳太郎(4走)、男女混合競歩リレーで8位入賞の岡田久美子の3選手が表彰。また、高橋健一監督が優秀指導者として功労者の表彰を受けた。
湿度が高く少し走りにくいかなと思ってスタートしましたが、体の動きは良くて先頭集団で常に走ることができました。
ラスト1000mで勝負を意識して少し硬くなりましたが、今日のレースはとても良い走りができました。この走りを駅伝につなげたいです。
この夏は、今までで一番強度の高い練習を順調に消化することができ、自分でも力がついたと感じています。今日のレースでは、後半うまくスピードを維持することができませんでしたが、自己ベストを更新することができました。目指していたのは、もっと上のタイムですが、そこを目指せるようになったのも、自分に力がついたから。2年前に自己ベストを更新した時とは違って、「もっとできる」と考えています。次は10月の日本選手権。35km競歩が待っています。距離がある方が、自分には向いている。しっかりと力を出せるように調整していきたいです。
日本代表として出場している選手に1人でも勝ちたいと、3位番以内を目標にしていましたが、早い段階できつくなってしまいました。自分のコントロールできるペースで前を追いかけましたが、4000m過ぎで限界に。一度、動きを落ち着かせてもう一度とペースアップを考えましたが、目標順位には届きませんでした。今季はいくつかのレースで結果は出ていますが、練習状況はあまり良いとは言えませんでした。合宿後半に疲れが出て練習量が落ちるなど、継続性に課題が残ります。そのあたりが改善できれば、全体的にレベルアップができると思います。今は、東京2025世界陸上の参加標準記録突破が目標。そこを目指しながら、さらにタイムを縮めること。代表選考会で3位番以内に入れるように取り組んでいきたいです。
優勝できなかった悔しさが残りますが、今年一番楽しめた大会。大学の先輩である澤さんと優勝を争い、ぶつかりあえたのは嬉しかたです。怪我から復帰して一年。自分自身に対し、新たな可能性が感じられるシーズンとなりました。以前よりも走力は上がっていて、今日は納得できる空中動作もでき、体のバランスも良くなっています。手応えをつかんだことで、まだまだ多くを吸収できる、成長できる喜びも感じています。来年は東京で世界陸上が開催されます。自国での開催は、家族や仲間に競技場で見てもらえるチャンス。出場したい気持ちが大きくなっています。また4年後の世界大会は絶対に”出場したい“と思っています。自信を持って目標を口にできるのも、今大会で棒高跳を楽しめたことが大きいです。この気持ちを忘れずにやっていきたいです。
チームの5連覇がかかる東日本実業団対抗駅伝が迫る中で、今日のような走りでは役に立つことができない。ダメだったことには必ず理由があると思うので、しっかりと洗い出し、次に同じミスをしないようにしたいです。今年は普段はやらないような強度の高い練習を取り入れ、体を強化してきました。チーム練習となるポイント練習もしっかりと質を求めて、消化してきました。その成果として、10000mで自己ベストを更新。やってきたことは自信になっていますし、力もついてきたと感じています。2年目を迎え、今年は駅伝の戦力になれるように、走って結果を残したい思いも強くなっています。これから状態を上げていけるように、しっかりと気持ちを切り替え、調整していきたいです。
200mでの自己ベストを狙ってレースに挑みましたが、決勝ではうまく走ることができず、不完全燃焼。まだまだやらなきゃいけないことがあると感じています。今年は世界大会で4×400mのマイルリレー決勝(アジア新記録)の1本が大きな収穫でした。世界大会のレース予選では普段と違うことをして失敗。決勝ではバックストレートでストライドを広げること、一歩を2.5メートル以上にすることを意識して手応えを得ることができました。今後もスプリンターとして、100m、200m、400mで記録を向上させ、東京2025世界陸上では400mでファイナリストになることが目標です。まだまだ足りないことばかりですが、どこまで自分を高めていけるか、しっかりと練習していきたいです。
久しぶりの200mは、課題が残る結果となりました。400mで前半からいけるようにと、テーマを持って臨みましたが、今日はうまく走れませんでした。今季は、400mでも不完全燃焼なレースが多かったと思っています。もっと強くなるためにも、一度大きく記録を伸ばすレースがしたいですね。1回でも、44秒中盤のタイムが出せれば、そこで安定させられると考えていて、一気に突き抜けるようなレースをしたいと思っています。来週のグランプリシリーズYogibo Athletics Challenge Cup 2024では400mに出場します。トップ選手が集まる良い機会なので、来季につながるレースにしたいです。
右の踵に痛みがあり、今日は大事をとって1本で終える決断をしました。6月の日本選手権ごろから踵が痛くなり、庇いながらやってきましたが、足首周りが安定せず、うまく踏むことができていません。来週は今季の最後のレースなので、今持てる力の全てをぶつけたいと思います。来年は東京での世界陸上です。代表の座を勝ち取るには、日本選手権でしっかり戦える状況に持っていくことが不可欠です。しっかりとピークをもっていけるように、海外での試合も視野に入れています。まずはコンディションを整えて、試合が楽しいと思える状態にすること。万全で挑めるように取り組んでいきたいです。
グランドコンディションが良く記録を狙ったレース。もう少し上の記録が出せる、出したいと思っていたので、少し物足りないと感じています。今年の世界大会後は、技術的に新しいことにチャレンジしています。今まではインターバル間に脚を速く回すことにフォーカスしていましたが、いまは力を込め続けながら動かすこと、推進力を持ったまま早く体を動かすことをテーマにしています。予選では手応えがありましたが、決勝では後半にバランスを崩してしまいました。来年はさらに上の記録を狙っています。そのために、やりたいことがたくさんあり、習得できれば可能性を大きく広げられると思っています。
初めての全日本実業団選手権でしたが、2位となることができて嬉しかったです。
終始先頭集団で走ることができ優勝も意識しましたが、ラストスパートでイマヌエル選手(SGH)に負けて悔しかったです。この後は、東日本実業団駅伝もあるので、チームに貢献したいです。
高橋 健一監督
今回このような評価をしていただき、大変光栄に思っています。全ては選手及び関わったスタッフたちの努力の賜物であり、世界の舞台で記録を、結果を残した選手たちを誇らしく思います。陸上競技部としては、世界で戦える選手の育成・輩出を目指しています。世界大会に出場するだけではなく、そこでしっかりと結果を残せることが目標です。今年の世界大会には5名の選手が出場、力を発揮してくれました。来年は東京で世界陸上が開催されます。短距離・跳躍種目や競歩種目に加え、長距離種目でも日本代表選手を送り出すことを念頭に、これまで以上に取り組みを強化していきたいです。
ありがとうございました。