第62回全日本競歩輪島大会
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開催日時 | 2023年04月15日(土曜日) |
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開催地 | 道の駅輪島ふらっと訪夢(スタート/フィニッシュ) |
Athletes
出場選手
Results
大会結果
男子10km競歩
1位 | 住所大翔(順天堂大学) | 39分45秒 |
2位 | 村山裕太郎(富士通) | 39分46秒 |
3位 | 立岩和大(順天堂大学) | 40分45秒 |
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Report
大会レポート
第62回全日本競歩輪島大会 斉藤和夫杯:男女全日本10km競歩
3月の全日本競歩能美大会20km競歩で、自己ベストを更新し好調をキープしている村山裕太郎が10km競歩に出場。このレースでもスタートから先頭集団を引っ張っていく積極的な展開が見られた。序盤は村山と住所大翔(順大)、立岩和大(順大)の3人で集団を形成。
「これまでのレースは、先頭グループにつきながらイーブンペースでいくことを心がけていましたが、今日はある程度自分でもレースを動かしていくことを意識しました」という村山。その言葉通り、1キロごとに先頭が入れ替わる、互いを意識した展開でレースは進んでいく。
4km過ぎからは、村山と住所が抜け出し、中盤以降は2人のマッチレースとなった。そしてラスト1kmを切ると、住所が前へ。
「スピード面で劣っているのはわかっていたので、分が悪いと思っていた」という村山だが、最後まで接戦を繰り広げ、住所と1秒差の2位に入った。
「目標としていた39分30秒には届きませんでしたが、自分である程度レースを引っ張れたのは収穫。最後もとにかく離されないようにと、対応できた部分もあるので、及第点は付けられる」と、表情は明るかった。
住所選手とは地元も大学も同じで、昔から切磋琢磨してきた良きライバルです。ここ数年は私の怪我もあって、今日のようにレースで競り合うのは久しぶり。少し差を付けられていたので、勝負できたことに手応えを感じましたし、楽しめた部分もありました。その中で、スピードの差を感じたり、中盤で仕掛けてもリードを奪えなかったり、課題も明確になりました。今季は合宿でフォームを大改造。足を付く際に力を加えるタイミングを、今までよりも前にしたことで、楽に歩けるようになりました。これまでとは別人というほどの変化、このファームにあった体作りも順調に進んでおり、レースを重ねるたびに新フォームに自信が持てるようになっています。今年の目標である、日本代表として国際大会の舞台に立ち、結果を残すことに向かって取り組んでいきたいです。