第91回皇后杯 ファイナルラウンド【準決勝】

開催日時 2024年12月14日(土曜日) 13:00〜
試合場所 国立代々木競技場第二体育館
ライブ配信 バスケットLIVE
チケット チケット概要
Results 試合結果

富士通 レッドウェーブ
富士通
レッドウェーブ
デンソー アイリス
デンソー
アイリス
16Q114
15Q212
14Q317
14Q413
59TOTAL56
Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通 レッドウェーブ
富士通 レッドウェーブ
1615141459
デンソー アイリス
デンソー アイリス
1412171356
No S 選手名 PTS 3P FG 2P FG FT F REBOUNDS TO AS ST BS MIN
M A M A M A OR DR TOT
2 林 真帆 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
7 林 咲希 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
8 ジョシュア ンフォンノボンテミトペ 8 0 0 4 8 0 0 3 1 4 5 2 0 1 0 30:14
9 赤木 里帆 3 0 2 1 2 1 2 1 0 2 2 4 1 1 0 24:17
10 町田 瑠唯 17 1 6 7 13 0 1 1 1 3 4 2 10 0 0 35:51
12 奥 伊吹 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
13 安江 沙碧梨 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 04:10
17 山下 詩織 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
18 藤本 愛妃 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
25 内尾 聡菜 10 2 2 2 4 0 0 2 0 4 4 0 2 0 0 32:09
27 江良 萌香 6 0 2 3 4 0 0 1 0 1 1 0 0 0 1 23:33
45 伊森 可琳 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 DNP
52 宮澤 夕貴 9 1 4 3 7 0 0 0 1 10 11 1 3 3 4 34:22
81 宮下 希保 6 0 1 1 4 4 4 0 0 4 4 0 2 2 0 15:24
HC / TEAM 0 0 0 0 0 0 2 4 6 0
合計 59 4 17 21 43 5 7 8 5 33 38 9 18 7 5 200:00
Report 試合レポート

【第1Q】
皇后杯のセミファイナルはデンソーとの対戦。レッドウェーブのスタメンは#8テミトペ、#9 赤木、#10町田、#25内尾、#52宮澤。立ち上がりから互いにシュートを決められないなか、レッドウェーブは#25内尾の連続得点でスタートする。ジャンプシュート2本に続いて、3ポイントシュートも沈めて、デンソーにタイムアウトを取らせる。さらに#25内尾のアシストから#10町田が速攻を決める。中盤、#8テミトペがアクシデントに見舞われるが、#25内尾の3ポイントシュートや、#52宮澤のスクリーンを利用した#10町田のドライブでリードを守っていく。コートに戻った#8テミトペが1対1を決めるが、最後は連続失点し、16-14で第1Qを終える。
【第2Q】
#10町田から#27江良につながる速攻で先に得点を動かし、#52宮澤から#81宮下につながるプレーも決まる。連続失点で逆転を許すが、#27江良のドライブで再逆転すると、#81宮下と#9赤木のフリースローで得点をつなぐ。#9赤木はさらに1対1も決めるが、デンソーの粘り強さにリードを広げることができない。タイムアウトで修正を図ると、終盤、#10町田のパスを#52宮澤が得点につなげる。お互いにタイムアウトで活路を開こうとするが、お互いのディフェンスがそれをさせない。最後は#10町田のアシストから#8テミトペがねじ込んで、31-26で前半を折り返す。
【第3Q】
相手の3ポイントシュートから始まった後半は、#10町田がジャンプシュートを決め返すが、そこから連続失点し、同点に追いつかれる。#10町田の速攻とジャンプシュートで抜け出そうとするが、ことごとく返され、さらに相手のフリースローで、またも逆転を許してしまう。それでもレッドウェーブは#27江良の速攻や、#52宮澤のミスマッチを突いたポストプレー、#10町田のドライブで先行し続ける。それらも返されるが、最後は#81宮下のパスを#52宮澤がきっちり決めて、45-43で第3Qを終える。
【第4Q】
#10町田のアシストから#8テミトペが決めて、最終Qをスタートさせる。デンソーの強度の高いディフェンスを攻めあぐねてしまうが、レッドウェーブもディフェンスで対抗して、相手の攻撃を止めていく。我慢を重ねる展開となったが、中盤、#10町田のアシストから#8テミトペが24秒ヴァイオレーションぎりぎりでシュートをねじ込むと、デンソーに粘られながらも#10町田の3ポイントシュートで抜け出す。さらに#52宮澤が3ポイントシュートで続いて、8点のリードで終盤へ。連続で3ポイントシュートを決められて2点差となるが、#10町田がバスケットカウントを決める。残り1分、デンソーの3ポイントシュートで1点差に詰め寄られるが、最後は残り12秒で#81宮下がフリースローをきっちり決めて、59-56。皇后杯としては第83回大会以来、8大会ぶりにファイナル進出を決めた。
Comments コメント

BTテーブスヘッドコーチ
BTテーブス
デンソーは前回大会の優勝チームですし、それだけの力があるチームです。今日は必ず我慢をする時間帯が来ると思っていました。シュートの確率がなかなか上がらないこともあって、ディフェンスとリバウンドに頼るゲームになりましたが、選手たちが最後までよく我慢して、勝ちきることができたと思います。オフェンスについては、シュートチャンスは作れていたと思いますが、そのシュートが決まらなかったところは明日の課題でもあります。デンソーに終盤、3ポイントシュートを決められて、追い上げられたところも、ゲームプランとしてペイントエリア内を守ることに重点を置いていたので、仕方のないところはあります。ただ連続で決められてからは、シュートコンテストをとするように修正して、選手たちも遂行してくれました。明日のファイナルはレッドウェーブらしいバスケットを40分やり抜きたいと思います。
我慢のゲームでした。お互いにシュートを決めさせない展開で、ディフェンスゲームになってしまいましたが、最後までディフェンスで我慢して、勝ちきることができました。個人的にはチャンスがあればシュートを狙っていこうと思っていましたが、前半は少し自分のリズムではないところで打っていました。後半は修正して、自分のリズムになるまで粘りました。ドライブについては、センターのディフェンスが、センターをしっかり守っていたので、スペースがありましたし、自分のディフェンスを剥がすことができれば、レイアップのチャンスはあると思っていました。明日はファイナルです。これまで何度もセミファイナルで跳ね返されてきましたが、今日の勝利は明日への自信にもつながります。レッドウェーブらしさを出してプレーできるよう、自分たちのプレーにフォーカスして、やるべきことをしっかり遂行します。