ライスボウル Semi Final

開催日時 2024年12月15日(日曜日) 15:00〜
試合場所 Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(旧等々力陸上競技場)
天気 晴れ
観客動員数 3,948人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ72421052
SEKISUIチャレンジャーズSEKISUIチャレンジャーズ0701421
TEAM TIME Q PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 8:42 1Q Fumble Recover #17糸川創平 0 Kick #5納所幸司 G
富士通 0:57 2Q PASS #18高木 翼→#2ニクソン・トラショーン 4 Kick #5納所幸司 G
富士通 4:20 2Q FG #5納所幸司 33
富士通 8:43 2Q RUN #2ニクソン・トラショーン 7 Kick #5納所幸司 G
SEKISUI 11:52 2Q PASS #8ギャレット・サフロン→#1ブギー・ナイト 12 Kick #97福井啓亮 G
富士通 13:54 2Q PASS #18高木 翼→#11木村和喜 10 Kick #5納所幸司 G
富士通 0:52 3Q RUN #2ニクソン・トラショーン 44 Kick #5納所幸司 G
富士通 7:28 3Q PASS #19鎌田陽大→#85松井理己 18 Kick #5納所幸司 G
富士通 11:46 3Q RUN #21三宅昂輝 3 Kick #5納所幸司 G
SEKISUI 5:32 4Q PASS #8ギャレット・サフロン→#27遠藤 集 1 Kick #97福井啓亮 G
SEKISUI 14:26 4Q PASS #8ギャレット・サフロン→#81阿部拓朗 5 Kick #97福井啓亮 G
Report 試合レポート

【第1クウォーター】
フロンティアーズのキックで試合スタート。チャレンジャーズのオフェンスに連続してファーストダウンを更新されるも、チャレンジャーズに3連続で反則が出るなどパントに抑えた後は、ビデオ判定となった微妙なプレーがスコアを動かした。フロンティアーズオフェンスは、ファーストダウンを更新するも続くパスプレーで、パスキャッチ後にファンブル、チャレンジャーズがカバーし、フィールド上の判定は攻守交代となる。しかし、ビデオ判定の結果は、パス失敗でオフェンスが続いた。その後、フォースダウンとなってパントを選択。そのパントキックはエンドゾーン手前に落ち、チャレンジャーズの選手に当たり、エンドゾーンへと転がったところでWR(ワイドレシーバー)#17糸川がカバー。チャレンジャーズの選手にボールが当たったかどうか、ビデオ判定となるがフィールドの判定通りタッチダウンとなり、フロンティアーズが先制を果たした。
【第2クウォーター】
第2Qに入ると、フロンティアーズが追加点を挙げ試合の流れを引き寄せた。1Qから続いたオフェンスシリーズでは、QB(クォーターバック)#18高木から、TE(タイトエンド)#89福井、WR#84神、TE#87福住、WR#83柴田、WR#11木村らにパスを投げ分けゴール前に迫ると、最後はエンドゾーンへ走り込んだRB(ランニングバック)#2ニクソンへとタッチダウンパスを成功させる。第2Q、2度目のオフェンスでは、K(キッカー)#5納所が33yのFGを決め追加点。さらに3度目のオフェンスシリーズでは、ゴール前7yからRB#2ニクソンがインサイドを悠々と突破してタッチダウン。その後もQB#18高木から、WR#85松井へ16y、TE#89福井へ29yのパスを決めると、WR#11木村への10yのタッチダウンパスに成功。前半を31−7とリードして終えた。
【第3クウォーター】
試合が再開すると、流れに乗ったフロンティアーズがリードを広げ勝負を決定付けた。後半最初のオフェンスシリーズでは、RB#2ニクソンが左サイドに展開し44yのタッチダウンランを決めれば、2度目のオフェンスシリーズではWR#85松井がパスをキャッチした後のランで約50yをゲイン。ゴール前に迫ると、QB#19鎌田からWR#85松井へ、18yのタッチダウンパスに成功する。さらに、残り6分からのオフェンスシリーズでもWR#82糸川へ29yのパスを成功させるなど、ゴール前に迫り、最後はRB#21三宅がエンドゾーンに飛び込み52−7とリードを広げる。一方のディフェンスも、残り7分30秒からのシリーズでDB(ディフェンスバック)#29林がインターセプト、残り3分からのシリーズではDB#7ブロンソンがファンブルフォース。2つのターンオーバーを奪う理想的な守りを見せた。
【第4クウォーター】
最終の第4Qは、フレッシュな選手が多くフィールドに立ち、アグレッシブなプレーが見られた。特に残り5分を切ってからのディフェンスでは、自陣23yでファーストダウンを更新されたが、ファーストダウンでLB#41前野がタックルを決めると、セカンドダウンではDB#12北川がパスカット、サードダウンのランプレーではDB#31高岡がファンブルフォース。LB#41前野がカバーし、ターンオーバーを奪った。また、タッチダウンを奪われたものの、その後のチャレンジャーズのオンサイドキックを2度ともしっかりとキャッチしていたのも、今後につながるプレーとなったことだろう。最終スコア52−21でフロンティアーズが勝利。4年連続でライスボウルへと駒を進め、インパルスとの決戦へと挑む。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
相手のミスから、ラッキーな形で先制ができ、流れに乗っていけました。チャレンジャーズのアグレッシブなディフェンス、スキルの高いパスユニットに対し、3週間準備してきたことも、勝利につながったと思います。ただ、最終クォーターに失点が重なったことは今日の課題です。ライスボウルではインパルスとの対戦が決まりました。インパルスは、しっかりとボールをコントロールし、対戦相手に合わせて試合中にアジャストする、隙のないチームです。我々も、自分たちのフットボールができるように準備したいです。4連覇がかかる試合ですが、「毎年新しいチームで戦っている」ので、新たな気持ちで日本一をつかみにいきたいと思います。
今日のゲームではMVPに選ばれ嬉しく思っていますが、オフェンスラインの5人でつかんだMVPだと思っています。序盤は思うようにランプレーを出すことができませんでしたが、サイドラインに戻ってきて、「切り替えていこう」とコミュニケーションがとれ、焦らずに自分たちのプレーをすることができました。ランでタッチダウンを奪ったプレーでは、ランニングバックがストレスなく走ることができ、準備してきたことができたと思います。次はいよいよライスボウル。インパルスは一人ひとりが強くて早い、日本で一番強いディフェンスですが、僕らオフェンスラインがゲームをコントロールできなければ勝利はありません。3週間しっかりと準備して、勝ちにいきたい。よりプレーの精度を高められるように成長して、大一番を迎えたいです。
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