X1 Super 第5節

開催日時 2025年10月26日(日曜日) 12:00〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気 曇り
観客動員数 未発表
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ172171459
IBM BIG BLUEIBM BIG BLUE030710

TEAM TIME Q PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 0:42 1Q FR #44趙 翔来 18 Kick #5納所幸司 G
富士通 2:21 1Q PASS #18高木 翼→#13高津佐隼矢 28 Kick #5納所幸司 G
富士通 7:35 1Q FG #5納所幸司 51
富士通 0:49 2Q RUN #2ニクソン・トラショーン 47 Kick #5納所幸司 G
富士通 3:36 2Q RUN #21三宅昂輝 12 Kick #5納所幸司 G
IBM 8:30 2Q FG #11福岡勇斗 44
富士通 11:34 2Q RUN #19鎌田陽大 2 Kick #5納所幸司 G
富士通 6:55 3Q RUN #21三宅昂輝 1 Kick #87内山尋貴 G
富士通 2:17 4Q PASS #19鎌田陽大→#83柴田源太 6 Kick #87内山尋貴 G
富士通 5:11 4Q RUN #21三宅昂輝 46 Kick #87内山尋貴 G
IBM 10:05 4Q RUN #28伊丹翔栄 3 Kick #11福岡勇斗 G

Report 試合レポート

【第1Q】
試合開始直後からフロンティアーズが主導権を握った。フロンティアーズのキックで試合が始まると、最初のディフェンスシリーズの2プレー目にDB(ディフェンスバック)#7ブロンソンのタックルが相手オフェンスのファンブルを誘い、こぼれたボールを#44趙がカバー。そのままエンドゾーンへと持ち込み先制を果たす。続くディフェンスでも、1プレー目にDB#23丹羽がインターセプトし15yをリターン。フィールド中央で攻守交代となると、QB(クォーターバック)#18高木からWR(ワイドレシーバー)#13高津佐へ28yのタッチダウンパスが決まり、あっという間に14点をリードした。残り8分を切ってからの2度目のオフェンスでは、WR#82糸川への連続パスでファーストダウンを更新するも、反則やQBサックでフォースダウンへ。ゴールまで51yと距離が残ったがFGを選択すると、K(キッカー)#5納所が追い風を味方につけて、しっかりと決めてみせた。
【第2Q】
2Qに入ってもフロンティアーズが怒涛の攻撃を見せた。1Qから続いたオフェンスシリーズは、RB(ランニングバック)#2ニクソンが2つのパスをキャッチした後、47yを走りタッチダウン。相手のパントがミスとなり敵陣30yで攻守交代となった2Q2度目のオフェンスは、WR#83柴田へ20yのパスを通すと、続くプレーでRB#21三宅が12yを走ってタッチダウン。さらに3度目のオフェンスでは、代わって入ったQB#19鎌田がWR#13高津佐、WR#82糸川らへパスを投げ分けつつ、自身のランで敵陣へと攻め込む。ゴールまで22yでは、プレーが崩れながらもWR#16今中へ20yのパスを通し、ゴール前2yへ。最後は#19鎌田が自ら持ち込みタッチダウン。K#5納所のキックも決まって38−3。大差を付けて前半を終えた。
【第3Q】
キックオフのボールをRB#21三宅が17yリターンし始まった後半も、フロンティアーズがペースをつかんだ。自陣17yからのオフェンスは、RB#21三宅のランとパスでファーストダウンを更新。その後も、QB#19鎌田からWR#13高津佐へ18y、WR#16今中へ4yと7yのパスを通し敵陣へ。WR#13高津佐へ8yのパスに成功すると、続くプレーではパスキャッチしたRB#21三宅が30y近く走りゴール前4yへ。さらにRB#21三宅のランでゴールに迫ると、最後はランを中心としたフォーメーションでRB#21三宅が飛び込みタッチダウン。45−3とする。続くディフェンスでは、ファーストダウンでDL#95宇田が7yのロスタックルを決めるなどしてファーストダウンの更新を与えることなく攻守交代に。3Q2度目のオフェンスを展開し、敵陣33yまでボールを進めると3Qが終了した。
【第4Q】
3Qから続いたオフェンスシリーズは、ゴール前6yからのサードダウンで、エンドゾーン右奥へと走りフリーとなったWR#83柴田へ、QB#19鎌田から息の合ったパスが通りタッチダウンに成功する。残り8分を切ってからのオフェンスでは、フィールド中央でボールをキャリーしたRB#21三宅がインサイドを突破。2度、3度とディフェンスを振り払いながら46yを走りタッチダウン。この日3つ目となるタッチダウンを決めた。試合終了間際に、ビッグブルーに1本返されたものの、残り時間が少なかった最後のオフェンスシリーズ以外、全てのシリーズでスコアしたフロンティアーズが59点を上げ快勝。今季4勝目を飾り、リーグ戦1試合を残りしてライスボウルトーナメント進出を決めてみせた。
Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
今日のゲームに勝利しライスボウルトーナメントへの進出を決められたことを嬉しく思っています。DB#7ブロンソンのタックルで始まって、要所でディフェンスがいいフィールドポジションでボールを回してくれたのが、今日のゲームの勝因だったと思います。一方で、できていること、できていないことがあり、全体的にもう一段階レベルを上げていかないと、ポストシーズンでは勝ち上がれないと思っています。特にスペシャルチームでは相手のキックミスに助けられている部分もあり、カバーチームで止める、リターンを出す、細かなプレーを再確認していきたいです。次戦はSEKISUIチャレンジャーズ戦です。オフェンスはパスゲームがしっかりしていて、ディフェンスもアグレッシブな印象があります。しっかりとゲームプランを立てて挑みたいです。
どんなプレーができるのか、ゲームの入りを意識していた中で、しっかりと目の前のプレーに集中できていたのが良いプレーにつながったと思います。こぼれたボールを、同じ日本大学出身の#44趙がカバーしエンドゾーンまで持っていったのも嬉しかったですね。今日の勝利でプレーオフ進出が決まりましたが、毎試合ベストを尽くす、やるべきことは変わりません。まだまだ僕らは成長できる、もっと強くなれることを証明したい。まずは次戦、SEKISUIチャレンジャーズ戦に集中したいです。強力なパスユニットを持つチームですから、相手オフェンス対フロンティアーズDBが見所になると思います。DBユニットでしっかりと勝利をつかめるように準備をしていきたいです。