2021 X1 SUPER 秋季リーグ戦 第7節
オービックシーガルズ戦

開催日時 2021年11月28日(日曜日) 11:00〜
試合場所 富士通スタジアム川崎
天気 晴れ
観客動員数 1,892人
Results 試合結果

Q1Q2Q3Q4TOTAL
富士通フロンティアーズ富士通フロンティアーズ007714
オービックシーガルズオービックシーガルズ1000313
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G / NG
オービック 1 3:55 RUN #43望月 5 KICK #12山崎 G
オービック 1 6:24 FG #12山崎 48
富士通 3 10:16 RUN #18高木 4 KICK #11西村 G
オービック 4 3:30 FG #12山崎 20
富士通 4 7:15 PASS #18高木→#85松井 17 KICK #11西村 G
Report 試合レポート

第 1 クォーター
先制したのはシーガルズだった。フロンティアーズのオープニングシリーズが3&アウトのパントに終わると、自陣32yから攻撃をはじめ、57yのロングパスを決めるなどしてタッチダウンを奪う。反撃に出たいフロンティアーズだが、2度目のオフェンスもファーストダウンの更新なく、フォースダウンでパントに。このパントをシーガルズがブロックし、フロンティアーズ陣内34yで攻守交代となる。タッチダウンは許さなかったものの、FGで3点を追加されてしまう。3度目のオフェンスは、ファーストプレーでRB#1三宅の11yのランで、この日初のファーストダウンを獲得。敵陣30yまで攻め込んだが、ロスタックルを受けるなどしてパントとなる。自陣12yからドライブを開始したシーガルズが、フィールド中央にボールを運ぶと1Qが終了した。
第 2 クォーター
1Qから続いたシーガルズの攻撃はパントとなる、自陣深く13yからオフェンスをスタートしたフロンティアーズ。RB#2ニクソンの31yのラン、RB#30金の15yのラン、WR#85松井とWR#19小梶へ、左右にパスも決めゴールまで15yとし、フォースダウンで32yのフィールドゴールを選択する。しかしこのキックはシーガルズにブロックされてしまう。続くシーガルズの攻撃をパントとすると、自陣39yからオフェンスを開始し、フィールド中央ではフォースダウンギャンブルを成功させ、敵陣39yへと攻め込む。ファーストダウンでタッチダウンを狙ったロングパスが失敗に終わると、セカンドダウンはパスカットされ、サードダウンも思うようにゲインできず、またもパントで攻撃を終えることに。最後はシーガルズオフェンスが時間を進め、フロンティアーズの0-10で前半が終了した。
第 3 クォーター
シーガルズの攻撃を3&アウトのパントとし、フロンティアーズ後半最初のオフェンスは自陣38yから。テンポ良くプレーを繰り出しゴールまで17yでファーストダウンを更新するも、タッチダウンを狙って投じたパスは、失敗が続きフォースダウンでFGを選択する。だが、スペシャルチームの呼吸が合わず、FGトライは失敗に終わってしまう。直後のシーガルズオフェンスを2シリーズ連続で3&アウトのパントとすると、ようやくフロンティアーズにタッチダウンが生まれる。自陣26yからのドライブは、4連続でファーストダウンを更新するなど、フロンティアーズらしいテンポで敵陣へ。ゴールまで残り10yとなったサードダウンを、QB#18高木のランでファーストダウンを更新すると、最後も高木が走ってエンドゾーンへ。7点を返し最終Qへと突入した。
第 4 クォーター
3Qから続いたシーガルズオフェンスに、ゴール前5yでファーストダウンを更新されたものの、連続してランプレーを止め、サードダウンのパスもカバーしFGの3点に抑える。直後のオフェンスが3&アウトのパントとなると、試合の流れを変えるプレーが飛び出した。シーガルズにフィールド中央までドライブされたものの、セカンドダウンで一気にファーストダウン更新を狙ったパスをDB#12渡辺がキャッチ。そのまま左サイドを駆け上がり、55yのビッグリターン。逆転勝利へ、敵陣20yでオフェンスへとつないだ。そして、その2プレー目、エンドゾーン左隅へと走り込んだWR#85松井へタッチダウンパスが決まり、TFPのキックも成功しフロンティアーズが14-13と逆転に成功。この1点を守り切り、リーグ最終戦を勝利で飾った。
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Comments コメント

山本 洋ヘッドコーチ
山本 洋
チームにとって自信になる勝利だったと思います。前節でインパルスに敗戦し、ここで勝ち切って次に進むのと、連敗して向かうのでは、精神的にも大きな差があります。今日のこの勢いを次戦にもつなげたいです。今季は久しぶりに日本人QBをスターターに起用したシーズン。満足のいくプレーもあればそうでない部分も少なくありませんが、セミファイナルへ向けて改善していきたいです。ディフェンスは勝負どころできっちりと仕留められるように、そしてスペシャルチームは今日も課題が残りました。次は総力戦です。自分たちのやるべきことができるように、しっかりと準備したいと思います。
シーガルズとは次のセミファイナルでも戦うことが決まっていましたが、そこは意識せず、まずは目の前のこの一戦に集中しよう、そして絶対に勝とうと意気込んだ試合。課題が残った部分もありますが、勝利できたことはすごく良かったと思っています。これでリーグ戦は5勝1敗(不戦勝で1勝)。今季ここまでを振り返ると前節で敗戦したことで、メンバーそれぞれ足りないことがわかって、それが成長するための糧になっていると思います。次戦もチーム全員で勝ちにこだわってプレーし、必ず勝利したい。日本一を目指して突き進みます。