聴覚障がい者向け 手話実況×Ontenna(オンテナ)を活用した試合観戦実施

いつも富士通レッドウェーブに温かいご声援を賜り、ありがとうございます。
富士通レッドウェーブは、「誰もが幸せに暮らせる社会づくり」の実現に向けて、障がいを持つ方々も安心してスポーツを楽しんでいただくために、様々な取組みをしています。

その一環として、2026年1月24日(土)、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で開催されたホームゲームに、神奈川県立平塚ろう学校の方々をはじめ、耳がきこえない・きこえにくい方々をご招待しました。

この取組みは「聴覚障がい当事者の観戦支援・実証事業」として、神奈川県スポーツ課とのコラボレーションで昨年から実施しているものです。

そして今回、新たな取り組みとして、東京2025デフリンピックでも話題となった「手話実況」を観客席にて実施しました。

手話実況とは、きこえない・きこえにくい人がスポーツやイベントを観る際に、音声の代わりに手話を使って情報を伝える手法で、スポーツの臨場感や試合の状況などをリアルタイムで理解することができます。

当日は、30年以上にわたり手話放送を継続するOHK岡山放送の運営のもと、デフリンピック自転車競技日本代表でOHK手話実況アカデミーの早瀨憲太郎さんが、試合の面白さやバスケの魅力を手話実況を使って解説してくれました。

試合前には、早瀨さんから会場の皆さんに「富士通レッドウェーブ」の手話のご紹介もされました。
こちらの手話は、チームスタッフや関係者も一緒になって検討したハンドサインです。
「レッド」は唇の赤色を示す手話、ウェーブは両手で前方に向かって波を立て、最後はレッドウェーブのロゴである「海鷲(うみわし)」を表現する意味で羽ばたいている表現の手話となります。

イベントの参加者だけではなく、会場のファンの皆さんも一体となって「富士通レッドウェーブ」の手話を楽しみながら、試合を盛り上げてくれました。

さらに、音を振動と光で感じるOntennaを参加者の方に身に着けて応援していただきました。
Ontenna は、メガホンで音をたてて応援するディフェンスコールや、タイムアウトでタオルを左右に振るタイミング、シュートが決まったタイミングなど、応援のリズムに合わせて振動・点滅する仕組みで、周囲の音を聞きとりにくい方でも簡単に応援に参加することができます。
Ontenna – 髪の毛で音を感じる新しいユーザインタフェース

招待席では 「富士通チアリーダー部 フロンティアレッツ」も応援に参加し、参加者の皆さんに寄り添いながら、応援を楽しめる雰囲気を作り出しました。

試合会場では、平塚ろう学校の生徒による作品展示コーナーが設けられました。

ろう者の参加者
「スポーツ観戦が初めてだったが、いろいろな道具があり、応援のナビゲーターをしてもらえたことでイベントに参加しやすかった。聴者だから、ろう者だからというわけではなく、何かを始める時のハードルを下げる形としてとてもよいと感じた」

同伴者(聴者)
「ろう者の友達と一緒に試合観戦に来れるということがとても嬉しかったです。同時に一緒の時間を味わえたと思います」

今後も富士通レッドウェーブ、そして Fujitsu Sports は、障がいの有無にかかわらずスポーツを楽しめる社会の実現を目指して、社員・地域・ファンの方々の共感を生み、社会にポジティブな変化をもたらしていきます。

(関連記事)
平塚ろう学校の皆さまを、平塚大会の観戦にご招待しました! – レッドウェーブ – Fujitsu Sports:富士通