平塚ろう学校の皆さまを、平塚大会の観戦にご招待しました!

いつも富士通レッドウェーブに温かいご声援をいただき、ありがとうございます。
1月18日(土)にトッケイセキュリティ平塚総合体育館で開催された富士通レッドウェーブのホームゲームに、神奈川県立平塚ろう学校の生徒さんと教職員の方々など15名をご招待しました。

 

今回の招待では、富士通レッドウェーブOG有明葵衣さんによる実況解説を、富士通のツール “LiveTalk”(ライブトーク)で文字に変換して座席近くのモニターに表示し、聴覚に障がいのある方にも試合の流れや見どころを明確に伝えられるようにしました。

 

招待席には 「富士通チアリーダー部 フロンティアレッツ」が訪れ、全員で応援を楽しめるような特別なレクチャーを行いました。さらにメガホンで音をたてて応援するディフェンスコールや、タイムアウトでタオルを左右に振るタイミングでは富士通のユーザインタフェース “Ontenna”(オンテナ)を活用しました。この装置を髪の毛・腕・衣服などに取り付けると、応援のリズムに合わせて振動・点滅する仕組みで、周囲の音を聞きとりにくい方でも簡単に応援に参加することができます。

 

今回の取組みは「聴覚障がい当事者の観戦支援・実証事業」として、神奈川県スポーツ課とのコラボレーションで実現したものです。試合会場では、2025年11月に開催される東京2025デフリンピック大会(きこえない・きこえにくいアスリートによる国際的なスポーツ大会)のPRブースや、平塚ろう学校の生徒による作品展示コーナーが設けられました。またハーフタイムには、神奈川県のマスコット「かながわキンタロウ」に加え、デフバスケットボール男子日本代表候補の青木康一選手が訪れ、会場を盛り上げていました。

 

試合観戦に参加された、平塚ろう学校の方からは 「試合を見てドキドキわくわくした」 「Ontennaが震えるので、応援のリズムが分かりやすかった」「チアリーダーが盛り上げてくれて、こちらも楽しい気分になった」 といった感想をいただきました。試合を楽しんでいただけたようで、チーム一同とても嬉しく思っています。
今後も富士通レッドウェーブは、障がいの有無にかかわらずスポーツを楽しめる社会の実現を目指して、活動を続けていきます。