【スポーツの力で、少しでも元気を届けたい!】 ウクライナからの避難民向けに、LiveTalkを活用した女子バスケの試合観戦を実施

1月22日(日)、富士通レッドウェーブは、横浜武道館で開催されたWリーグの試合に、ウクライナからの避難民とその友人・知人を招待しました。

今回の企画は、横浜市国際局および横浜市国際交流協会(以下YOKE)と富士通の連携により実現しました。YOKEのSNSを通じて、ウクライナから神奈川県内に避難している方々にイベント情報を広く告知。当日は19名様を試合に招待しました。

当日の会場では、レッドウェーブのOGが試合解説を実施。この音声を富士通のアプリ「LiveTalk(※)」を用いて、リアルタイムでウクライナ語のテキストに変換。各自のスマートフォン等で閲覧しながら、観戦を楽しめるよう工夫しました。

(※) 富士通が開発したダイバーシティ・コミュニケーションツール。会話内容を音声認識し、リアルタイムに文字として表示。さらには外国語への翻訳も可能。

試合は81-48で、レッドウェーブがアイシンウィングスに勝利。そのあと参加者とレッドウェーブ選手が、ウクライナ国旗を手に記念撮影を行い、解散しました。

 

ウクライナの参加者から頂いた感想を紹介します。

「非常に雰囲気の良いイベントで、観戦や応援などすべてのアクションに夢中になり、しばらくの間、深刻な問題から気をそらすことができました。ありがとう!」

「ウクライナにいる夫を恋しく思う私にとって、少しの間、痛みと悲しみを取り除くのに役立ちました。ありがとう。神があなた方に平和、愛、繁栄を与えてくださいますように」

 

今回参加して下さったウクライナの人々は、ほとんどが女性と子供たちでした。これは国防上の要請により、18〜60歳の男性はウクライナからの出国が認められていないためです。報道を見聞きして知っていることでも、実際に皆さんの姿を見て実感できる部分があり、私たちスタッフとしても印象に残るイベントとなりました。

私たち一人ひとりが、ウクライナの人々に対して出来ることは限られていますが、自治体・避難民の皆さんからニーズを伺いつつ、できることから着手していきたいと思います。

 

富士通レッドウェーブは、スポーツの力を活かした共生社会の実現に、今後も取り組んでいきます。

 

<関連リンク>

・FUJITSU Software LiveTalk

https://www.fujitsu.com/jp/services/infrastructure/maintenance/lcm/workstyle-solutions/livetalk/