鈴木雄介選手 東京2020オリンピック陸上競技 代表辞退について

東京2020オリンピック陸上競技・男子50km競歩の日本代表に内定していた鈴木雄介選手は、コンディション不良のため、代表を辞退することといたしました。

2019年のドーハ世界陸上競技選手権大会の男子50km競歩で金メダルを獲得して以降、特に2020年度に入り回復力の低下が著しく、その後大会出場を控えて復調を図ってまいりました。その結果、春先には練習を再開することができましたが、未だ高負荷のトレーニングは難しく、残された期間で目標とする結果を得るための状態まで仕上げていくことは困難と判断し、今般の決断に至りました。

なお、ドーハ世界陸上競技選手権大会での金メダル獲得により、既に次回(2022年)の世界陸上競技選手権大会の出場権を保有しており、今後は来年の大会に向けコンディションを整えていく予定です。
引き続きご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。

■本人コメント
この度、東京2020オリンピック陸上競技50km競歩代表を辞退する決断をいたしました。

前回のオリンピック出場が叶わなかった時から、東京2020オリンピックには必ず出場し、金メダルを獲得することを強く望んで練習に取り組んできました。しかし、自分が望む結果を得るための状態まで仕上げていくことは困難と判断し、今般の決断に至りました。

日頃からご支援・ご声援いただいている皆様、そして地元石川県の方々をはじめ、楽しみにしてくださっていた皆様の期待に沿うことができず心苦しい思いです。悔しい気持ちもありますが、日本競歩チームの一員として、出場する選手を応援していきたいと思います。

今後は、コンディションを整えながら、徐々に試合に復帰していければと考えています。来年の世界陸上、そして次回のオリンピックでは金メダルを目指せるように頑張りたいと思いますので、今後もご支援・ご声援よろしくお願いいたします。