新加入選手インタビュー
#13 安江沙碧梨 PG

私らしく明るい性格を取柄に、コートでもベンチでも、ありのままの自分を 

 

 ――自己紹介をお願いします。 

 日本体育大学から入団しました安江沙碧梨です。コートネームはサオリ、ポジションはポイントガードです。大学まではシューティングガードやスモールフォワードをやっていましたが、レッドウェーブに入ってポイントガードにコンバートしました。現在、ポイントガードの難しさを改めて感じているところです。 

 

――ルイ(町田瑠唯)からアドバイスをもらうことはありますか? 

 あります。練習のときも何かわからないことがあったら「どう思いますか?」、「ピック(ボールを持っている状態でのスクリーン)の使い方はどうしていますか?」などと聞いています。ルイさんもちゃんと教えてくれますが、たまに言い方がすごいアバウトになって、「こうやっちゃえばいいんだよ」みたいな感じで言われるときもあります(笑)。感覚的な部分だと思いますが、そうしたことも含めて、今は勉強中です。 

 

――選手としてのストロングポイントは何ですか? 

 オフェンスで得点を取ることです。3ポイントシュートを含めてシュートに関しては得意としています。 

 

――自分の性格はどのように分析しますか? 

 よく「明るい」と言われるのですが、そのとおりに明るいですし、いろんな先輩に自ら話しかけに行って、周りから「うるさい」と言われるときもあります(笑)。自分から積極的に関わりに行きたいタイプですね。最初は人見知りもするんですけど、心を開くのが早いというか、すぐに慣れてしまいますね。レッドウェーブに入ってからも、最初は人見知りで縮こまったりしていたのですが、何かのきっかけでコロッと性格が出てしまうので、早い段階でこういう明るいタイプだと知られたのだと思います。 ただ喜怒哀楽が激しくて、落ち込んでいるときはわかりやすいと言われることもあります。コーチに叱られたときとか、練習がうまく行かないかってときに「ああ……」と思ってしまって、そうするとニニ(中村優花)さんあたりが「何か今日は静かじゃない?」と声をかけてくれて、バレたなと(笑)。 それでも、自分であれこれ考えて、解決して、次に切り替えようというタイプなので、切り替えは早い方ですね。 

 

――レッドウェーブに入団した経緯を教えてください。 

 ずっとWリーグでプレーしたいと思っていました。ただ「どこのチームに行きたいの?」と聞かれても、あまりわかっていなくて、関東の大学だったのでそのまま関東近郊で、自分のプレーが活きるチームに入りたいなと思っていたんです。そんなときにレッドウェーブの試合を見て、プレースタイルが自分に合っているな、いいなとふんわりと思っていた最中、BTテーブスヘッドコーチが声かけてくださり、、、まさかと思いましたが、行くことを決めました。 

 

――外から見たレッドウェーブの印象はどういうものでしたか? 

 チームの雰囲気は、上下関係があまり見られず、すごく仲のいいチームだなという印象でした。試合では、ファストブレイクの印象が強くて、そうしたバスケットをやりたいなと思っていました。そのときは先頭を走る側だと思っていて、まさかパスを出す側になるとは思ってもいませんでしたが。 

 

――では実際に入ってみたレッドウェーブはいかがですか? 

 思っていた以上に仲がいいですし、チームの雰囲気もすごい良くて、とても話しやすいお姉さんたちです。年上の選手たちにも自分が考えているプレーをアイデアとして出せる関係性がすごくいいです。そういう話しやすいお姉さんたちの存在が、私が心を開く早さや、関わりに行くスピードを加速させたといってもいいかな。そうしたら、先輩たちが想像していたよりも私がうるさくて、「サオリは明るくて、うるさい」みたいな立ち位置になりました。先輩たちの優しさ故ですね(笑)。 

 

――将来的にどのような選手になっていきたくて、それに向かう1年目のシーズンをどう過ごしたいと考えていますか? 

 ポジションをコンバートしたことで、今はどういう選手になりたいかが明確になっていません。なので、まずはチームに貢献できる選手になりたいです。ポイントガードとしてルイさんを目標にしていきたいなと思っています。 

 

――最後にレッドウェーブファンへのメッセージをお願いします。 

 レッドウェーブのファンがたくさんいるということは、私自身もこれまで以上に見られる立場になることなので、ファンの皆さんに楽しんでいただけるような、それでいて、もっと応援してもらえるような選手になりたいと思います。私らしく明るい性格を取柄に、コートでもベンチでも、ありのままの自分を見せられたらなと思いますので、改めて、応援よろしくお願いします!