新加入選手インタビュー
#45 伊森可琳 SF
相手チームから「伊森は厄介だな」と思われる選手に
――まずは自己紹介をお願いします。
東京医療保健大学から入団しました伊森可琳です。コートネームはカリンです。ポジションはスモールフォワードです。
――プレーヤーとしての強みは何ですか?
オールラウンドにどこからでも攻められることです。またディフェンスが好きなので、ハードにディフェンスするところも見てほしいなと思います。
――パーソナルな性格は?
よく「ふわふわしている」と言われます。感覚が不思議だって(笑)。実際、やるべきときはすごく頑張るんですけど、頑張らなくていいときは、とことんやらない。オフの日もやる気を出せば、カフェやサウナに行ったりしますが、そうでなければ、寝て起きて、動画を見て、また眠くなって寝るという一日を過ごしています。よくいえば、しっかりと体を休めるようにしているって感じですかね(笑)。
――レッドウェーブに入った経緯を教えてください。
大学4年生になる直前だったと思います。声をかけていただいたのがきっかけです。実は他のチームからも声をかけていただいていて、とても迷いました。しかし、大学時代に練習ゲームでレッドウェーブと対戦したことがあり、そのときにすごくいいチームだなという印象があったんです。気になっていたので、練習を見学させてもらったら、先輩たちもすごくいい人そうだし、練習の雰囲気も良かったので、レッドウェーブに決めました。
――実際に入ってみて、その見立てはどうでしたか?
みなさん、いい人たちでした。実は「見学のときはいい人そうだったけど、実際のところ、入ったらどうなんだろう?」と、少し心配していたところもあったんです。でも入ってみたら、本当にいい人たちでよかったです。プレーのことも教えてくれるし、日常の仕事についても丁寧に教えてくれます。また富士通という会社自体の繋がりをすごく大切にしているチームで、そうした会社との繋がりについてもスタッフやマネージャーさんたちがすごく丁寧に教えてくださったので、スムーズにチームに入り込めました。
――BTテーブスヘッドコーチの印象は?
オンとオフがはっきりとしているなと思います。バスケットのときはすごく熱くなりながらも丁寧に教えてくださる半面、オフコートだとすごく優しいです。これまで教わってきた指導者にはあまりいないタイプですね。
――自らの将来像をどのように描いていますか?
目標というか、憧れる選手が2人います。フランス代表のマリーヌ・ジョハネス選手と、オーストラリア代表のレベッカ・アレン選手です。その2人は、何回でもその選手のプレーを見たいと思わせたり、気づいたら試合中その選手を目で追っているんです。私もそう思われるプレーヤーにはなりたい。そのためにも、まずは今シーズン、プレータイムを獲得していくことが目標のひとつになります。コートに立った時間は相手チームから「伊森は厄介だな」と思われるような選手になれるよう、1年目のシーズンを頑張りたいと思います。
――最後に全国のレッドウェーブファンに向けて一言。
アーリーエントリーの時に、たくさんのファンの方が試合会場に来てくださり、応援してくれるのを見て、すごいチームに入ったんだという自覚が持てました。いつでも温かい声援を送ってくださるので、私もそれに応えられるように頑張りたいですし、少しでも「カリン、頑張れ」と言ってもらえるようにもっと頑張ろうと思います。今シーズンからよろしくお願いします。