最後に笑顔のオータムカップだが、しかし……
レッドウェーブファンのみなさん、こんばんは。
Wリーグの「オータムカップ2023」は大会最終日。
レッドウェーブは山梨クィーンビーズと対戦しました。
勝ちました!
レッドウェーブ 77-62 山梨クィーンビーズ
最後に一安心の勝利でしたが、課題の残る勝利となりました。
もちろん、いいところもなかったわけではありません。
たとえば#9ヨウ(赤木)は、3試合ともにスタメン起用され、
随所に彼女らしい、かっこいいアタックを見せ続けてくれました。
#8テミ(テミトペ)は高さで優位に立つものの、
その分、相手チームから厳しく守られます。
それでも果敢にゴールへ攻め続けようとしたことは、
これから相手チームにとっての脅威になってくれるでしょう。
でもまだまだ発展途上です。
いいプレーをしたかと思えば、それが続かず、簡単なミスを犯してしまうこともあります。
コートに立てば年齢は関係ありませんが、
Wリーグで積み上げてきた経験は、これから始まる戦いのなかで大きな差を生みます。
波に乗っているときはいいんです。
ただ、その波形が乱れて、荒れ模様になりそうなとき、
どのようにして、チームを落ち着かせるか。
簡単なことではありませんが、今回のオータムカップでの経験が、
選手それぞれのステップアップのきっかけになれば、
1勝2敗という成績もプラスに捉えることができます。
今日の明日でステップアップすることはありませんが、
これからシーズン開幕までの約1か月、
オータムカップの経験が生きたといえる練習になれば、
レギュラーシーズンは、みなさんとたくさん笑えることができると信じています。
いや、レギュラーシーズンに入ってからも、
さまざまな経験を、一つひとつ積み上げ続けていくだけです。
オータムカップ2023は終わりますが、
レッドウェーブの2023-2024シーズンはまだまだ、ここから。
オータムカップでは、会場での温かい声援が力になりました。
もちろん「バスケットライブ」等での応援も。
ファンのみなさんの応援に感謝して――
レッドウェーブはここからもっとたくましくなっていきます。