4×400mR選手 試合後コメント/第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
1位(①佐藤拳太郎②橋元晃志③高瀬慧④北川貴理) 3分07秒96
(佐藤)「もう少し差を広げたかったですが、予定通りの走りはできました。最後の逆転は、2年前と同じ光景。高瀬さんと橋元と北川、同じメンバーでリレー2冠ができ、とても嬉しいです。今回のリレーは、忘れることはない、貴重なレースになりました」
(橋元)「当日に『最後だから走れ』と言われて、急遽、走らせてもらいました。前半からしっかり走って、後半は粘るプランを立てましたが、250mまでしか持ちませんでした。気持ちで走ろうと思っていましたが、やっぱり練習でできないことは本番でもできませんでした」
(高瀬)「総合優勝を考えれば他の選手が走った方がいいわけですが、最後なので走らせてもらいました。とにかく前を追って、差を広げられないようにと走った400m。『北川だったら逆転できる』と信じてバトンをつなぎました」
(北川)「先輩2人のラストレースなので、気合が入っていました。ですが、バトンを受けた時は、トップとの差が大きく『抜ける』という確信はありませんでした。200mを過ぎて差が縮まっているのがわかりましたが、相手がラストに力を溜めていたらわからない、自分にできるのは残っている力を出し切ることしかない、と思って前を追ったんです。トップでゴールした時は、ホッとしましたね」