石川周平選手 試合後コメント/第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
100mH 決勝2位 13秒50(+1.1)
10台目のハードルを越えた時点で、優勝した金井君より前にいて、フィニッシュまで決まって「勝ったかな」って思っていましたが、0.02差の2着。「勝った」と思った分だけ悔しさも増しています。まずまずのスタートから、1台目のハードルに少しぶつけてバランスを崩した時には雲行きが怪しくなりましたが、3~4台目で前と離れていないのがわかり、「自分のリズムを崩さず、丁寧に走ろう」と考えました。これまで日本のハードル界を引っ張ってきた同い年の金井君とのラスト勝負。彼に勝つことを目標に挑みましたが、一緒に走れないと思うと少し寂しい気持ちです。ただ、彼のおかげで競技レベルは確実に上がっています。その雰囲気を僕らがさらに高いところへと引き上げたいです。今季は残り2試合にエントリーしていますが、体と相談しながら出場を決めたいと思っています。来年は早い段階で、海外で転戦することを考えています。世界選手権に向けて、試合に出ながら状態を上げて行けたらと思っています。