森岡絋一朗選手 試合後コメント/第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会

5000mW オープン参加 22分24秒14

2018年頃から競技へのかかわり方が変わり、プレーイングコーチとしてやってきました。どこかで区切りをつけて、次へ進みたと思い、選手としては最後のレースとなりました。今日は気持ちに整理をつけてスタートラインに立ち、5000mを噛み締めながら歩くことができました。最後の直線では迎えてくれる後輩たちもいて、「この光景がもう見られない」と思うと寂しさもありましたが、「次へのスタート」と前向きにとらえています。ゴールした瞬間は競技人生を全うしたという思いが込み上げてきました。志半ばで競技を辞める選手も多い中で、自分のタイミングでキャリアを終えることができました。たくさんの方に理解、協力していただき感謝しています。振り返ると、幸せな競技人生でした。競技をはじめて1年後のインターハイではトップでゴールした後に失格し競技の奥深さを知りました。大学では今村コーチと出会い、その後の飛躍へとつながりました。多くの人に支えられた競技人生、悔いはありません。本当にありがとうございました。