澤野大地選手 試合後コメント/第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会

棒高跳 7位 5m20

中学生の時に競技をはじめ、28年。41歳まで競技を続けることができて、とても幸せでした。今日も若い選手と一緒に、元気な体で棒高跳びを楽しむことができました。直前の練習では5m40をクリアしていたので、欲を言えば、もう少し跳びたかった気持ちもありますが、怪我なくピットに立って、跳躍を噛みしめることができてやりきった思いも強いです。長く競技を続けられたのは、周りの方々のサポートと棒高跳が好きだったこと、この2点に尽きると思います。縁あって富士通に入社してからの時間は、本当に大きかったですね。多くの人のサポート受け、応援を頂いたからこそ、リオ五輪の入賞や10年という間、現役を続けることができました。支えてくれたすべての方々に感謝しています。また怪我をしても、その度に成長して戻ってこられたのは、棒高跳が好きだったから。怪我はしないにこしたことはないのですが、自分の体を深く知るきっかけになり、結果的にパフォーマンスの向上につながりました。それも一人じゃなく、トレーナーとの出会いがあったからこそだと思っています。競技生活を思い出深い長居競技場で終えられたのも感慨深いです。2007年の世界陸上では全身痙攣しましたし、12年には大雨の中、山本(聖途)選手(トヨタ自動車)と跳び合った。あれがあったからリオにつながりましたし、東京を目指すことができました。今後は指導者として成長していきたいです。すでに競技と並行して指導者としてスタートを切っていますが、競技に区切りをつけたことで、より身が引き締まる思いです。世界で戦える、強い気持ちを持った棒高跳の選手を育てたいと思っています。