澤野大地選手 試合後コメント/第105回日本陸上競技選手権大会


棒高跳決勝
10位 澤野大地 5m30

記録は5m30でしたが、この年齢でピットに立って跳べたこと、跳ぶためにサポートしてくださっている富士通をはじめ、ファンの方々に感謝を伝えたいです。ありがとうございます。また、あのピットに立てたのは自分だけの力ではなく、トレーナーやドクター、コーチなど、いろいろな方の支えがあって、バーを越えることができました。本当に感謝しています。40歳という年齢で、「東京2020オリンピックを目指そう」と覚悟を決めた時から、体の衰えは関係ないと言い聞かせ、受け入れてやってきたつもりでしたが、最終的には5m30しか跳べず、悔しい思いが残りました。でも自分の人生の中で、棒高跳と出会えて、何回目かわからないくらいの日本選手権に出場し、今日、若い選手たちと跳べたことは良かったと思っています。今日は5m60を4人がクリア、日本の競技レベルが上っていて、若い選手が台頭しているのも嬉しい。どんどん加速していってほしいです。今年5月には体の状態が良く、練習では5m60くらいを跳んでいます。全日本実業団へ向けて、もう一度自分らしい跳躍ができるように体を作って、元気なところを見せられるように頑張りたいです。