髙橋健一駅伝監督 試合後コメント/第61回 東日本実業団対抗駅伝競走大会

宣言しての勝利の味は格別

勝ててホッとしています。2年前は偶然勝てたというところもあり、昨年の17位から、勝ちを宣言しての勝利は本当に嬉しいです。選手たちが、しっかりとコンディションを作ってきてくれたのが勝因。例年ならインフルエンザや怪我をケアしていますが、それに加えて今年はコロナもありました。去年のこともあり、大会へ向けて選手たちが意識を高く持ち続けてくれたおかげです。レースは序盤からいい流れが作れました。自信を持って任せた1区の浦野に始まり、世界ハーフから帰ってきたキメリはスケジュール的な不安がありましたが、まずまずの走り。最長区間の3区を走った匠吾は、さすがの一言。坂東も調子が良かったですね、狙い通り差を広げてくれました。本人としては不本意だった大成も、いい経験になった、またそうして欲しいと思います。松枝も持ち味の切れのあるラストの力強さがあった。反対に長いスパートをかけられる塩尻も期待通りの走りで勝ちきってくれました。今後はまずは日本選手権に集中し、その後ニューイヤー駅伝に向けて調整していきたいです。