第3区 中村 匠吾選手 試合後コメント/第61回 東日本実業団対抗駅伝競走大会

“スピード維持”をテーマにいい走りができた

いい流れで襷を受けたので、このまま先頭争いができれば優勝に近づける。前後に約20秒差が付いていたので、序盤は慎重に、後半に勝負をかけようと思っていました。予想よりも早く後続の選手が追い上げてきたので、互いに引っ張り合いながら、いいペースで走れました。最後の1周で、1人抜け出しましたが、焦りはありませんでした。「まだ距離があるから、最後に追いつける」と思ったんです。最後の150メートルくらいで差を詰めることができ、いい流れのまま襷を渡せました。区間賞は取れなかったけど、後に強い後輩たちが控えているので、流れを切らさずつなげたのは良かったです。いまはスピードを維持することをテーマにしています。今日はそれがいい形でできたと思います。次はニューイヤー駅伝。チームは優勝できる力を持っていて、あとは力を出し切るだけです。チーム内で切磋琢磨して、いい状態で試合に挑みたいです。