福嶋正監督 試合後コメント/第104回日本陸上競技選手権大会

結果を出せた選手と現状を確認できた選手、どちらにしても今回の日本選手権は大きな大会だったと思います。「何としても獲りたい」と思っていた5000mは、坂東が力を出し切ってくれました。タイムはもう少し高いところに設定していましたが、勝者に相応しい走りだったと思います。松枝もしっかりと2着を確保したのは、今後につながると思っています。今季は駅伝を挟んだため、技術的な練習が足りなかったと感じたのが3000mSCです。ただ、ここで1回レースに出て、いまの自分のタイムやポジションを確認できたのは大きかったと思います。初の日本選手権で少し硬さが見えたのが、10000mの二人です。もう少しリラックスした状態でスタートラインに立たせてあげたかったですね。健吾は上手くピークを合わせられなかった部分も否めません。ただ、駅伝に向けてはいい刺激になったと思います。気持ちと体をケアして、次の目標へと向かっていきたいです。