リーグ連覇達成! すべての人に感謝
レッドウェーブファンのみなさん、こんばんは。
いや、おはようございます。
デンソーとのファイナル第5戦、勝ちました。
レッドウェーブ 75-60デンソー アイリス
Wリーグ2024-25シーズンの優勝です。
連覇、かつ皇后杯との2冠達成です。
最高です!
でも久々に言わせてください。
タフなゲームでした。
いや、タフなファイナルでした。
完勝からスタートし、
第2戦も序盤は初戦と同じ流れ……からの逆転負け。
第3戦で完敗し、
あとがない第4戦で圧巻のディフェンス。
そして今日――。
お互いに死力を尽くしたゲームだったと思います。
もし勝負を分ける点があったとすれば、
レッドウェーブはディフェンスが崩れなかったことでしょう。
私たちが築き上げてきた土台は、どんなときでも、
どんなことがあっても揺るがなかった。
加えて、今日はリバウンドへの意識がいつも以上に高かった。
かつて「リバウンドが課題」と言われていたチームが、
ファイナルの最終戦で、49本のリバウンドを奪取し、
28本の相手を圧倒しているのです。
それだけでもすごいことですが、
加えて、ファイナルは若手と中堅が本当に頑張ってくれました。
#9ヨウ(赤木)は今日、両チーム23得点。
プレーオフベスト5にも選出されました。
彼女のステップアップなくして、
今シーズンの優勝は難しかったと言ってもいい。
#8テミ(テミトペ)も踏ん張りました。
12得点・10リバウンドもさることながら、
また発展途上のフリースローも50%であることもそうですが、
ファイナルを通じて、ディフェンスでステップアップしてくれました。
こうした中堅、若手の成長があったからこそ、
ベテラン勢も彼女たちを引っ張りながら、
同時に彼女たちに突き動かされたのでしょう。
記者会見でのこと。
中堅の伸びについて問われた#10ルイ(町田)はこう答えています。
「試合に出ていないメンバーが毎日必死に練習をしていたし、
私たちとバチバチやり合いながら、切磋琢磨していました。
彼女たちもいろんな思いを持ちながら、今シーズンを過ごしていたと思います。
そのなかでも、自分たちにできることだったり、
自分たちの役割をみんなが見つけて、
自分の気持ちを押し殺して、
チームのためにやってくれていました。
そこが今シーズンのチームを強くした、ひとつの理由じゃないかと思います」
コートに立ったメンバーだけではなし得なかった連覇と2冠。
文字どおり、チーム全員で勝ち取った優勝です。
そして、もうひとつ。
ファンのみなさんの声援がなければ、
リーグ連覇と、皇后杯との2冠はありませんでした。
これも間違いない。
感謝しても、しきれません。
その感謝を次のシーズンの推進力にします。
でも、少しだけ喜びに浸って、少しだけ休ませてください。
2024-25シーズンの、みなさんの温かいご声援にこころから感謝して。
最後も――
PRIDE&PASSION!