「おかえりなさい」と“ミス・エブリシング”

レッドウェーブファンのみなさん、こんばんは。

プレーオフが始まりました。
レッドウェーブのセミファイナルはENEOSとの対戦。
その初戦、勝ちました。

レッドウェーブ 78-64 ENEOSサンフラワーズ

今夜は伝えたいことがいくつもあります。

まずはやはり#7キキ(林)の復帰でしょう。

おかえりなさい、キキ。
昨年11月10日以来、139日ぶりのWリーグ復帰です。
けっして簡単な道のりではなかったと思います。

記者会見で言っていましたが、
けっしてプレーオフに照準を合わせていたわけではないそうです。
1週間ごとに状況を見定めながら、
コツコツと復帰に向かってきていたそうです。

試合に出られない間、チームのウォーミングアップをサポートし、
途中のハドルは常に#7キキ(林)のリードボイスでした。

ウォーミングアップの途中にあるフリースローでは、
みんなが着替えに行っているときにシュートを打ったりして……
そのときもファンのみなさんの拍手――決まったら2回手を叩くアレです――は、
本当に心が温まりました。
その後押しも今日の復帰につながったのでしょう。

それが今日はみんなと一緒にウォーミングアップして、
コートにも立ったのですから。

本当におかえりなさい。
ここからまた、少しずつ#7キキ(林)らしさを取り戻していこう。

伝えたいもうひとつは、
#10ルイ(町田)のトリプルダブルです。
得点、アシスト、リバウンドの3部門で2桁の数字を出しました。

リバウンドに関しては、
これまた記者会見で言っていましたが、
シュートがなかなか決まらず、オフェンスで何か貢献しようと、
積極的に絡んでいったそうです。
そうしたら14リバウンド。
チームトップです。

ただ、これも#10ルイ(町田)らしいのは、
けっしてトリプルダブルを喜ぶことなく、
7つのターンオーバーに反省しきりでした。

明日はターンオーバーを大幅に減らして、
チームを勝利に導いてくれるでしょう。

今日の勝因ともいうべきディフェンスもよかったし、
ベンチスタートの選手たちもよい仕事をしてくれていました。

こういうゲームを、短期決戦ともいうべきプレーオフで、
しかもその初戦で見せられたことは、
明日以降の勢いになります。

もちろん気を緩めたら真っ逆さまに落ちていきますから、
そこは明日もしっかり引き締めて――。

でもせめて今夜だけは、
私たちだけでも
おかえりキキと、
“ミス・エブリシング”を
みんなで喜びましょう。

明日の第2戦も――PRIDE & PASSION!