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《日本パラ陸上競技選手権1日目レースレポート》
100m優勝も向かい風に苦しんだ兎澤朋美、女子100m T63レースレポート

■WPA公認 第33回日本パラ陸上競技選手権大会
神戸市・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
6月11日(土曜日)~12日(日曜日)

女子T63 100m(風:-1.4)
1位 兎澤朋美 (富士通) 16秒35
2位 保田明日美 (大和鉄脚走行会) 17秒9

51415日のジャパンパラ陸上で、自身が持つ走幅跳アジア記録を更新。続く、528日バルセロナで開催された「17th INTERNATIONAL PARA ATHLETICS MEETING OF L’HOSPITALET」でも、さらに記録更新。良いイメージを持って、日本パラ陸上競技選手権に臨んだ兎澤朋美。神戸ユニバー記念競技場で行われた初日は、女子100mT63に出場。向かい風に苦しみ、記録は伸ばせなかったが1635(-1.4)をマークして、1位でフィニッシュ。優勝を飾り、次戦での記録更新に期待をつないだ。

小雨が降り始めた神戸ユニバー記念競技場。日本パラ選手権1日目、兎澤朋美が女子100mT63クラスに出場した。スタートで勢いよく飛び出した兎澤だが、「想像以上に向かい風が吹いていた」と語るように、風にも苦戦。中盤から後半に向けて加速するも、苦しい表情を浮かべながらのレースで、スピードに乗り切らず。周囲を引き離して1位でフィニッシュしたが、記録は1635。目指した自己ベスト更新からは遠い結果に終わった。

「義足ではないほうの脚の動きが、もう少しスムーズになれば」と改善点を振り返った兎澤。直前に戦ったスペイン・バルセロナの試合では、走幅跳の後、当日に100mを走る日程だったため、今回はコンディションを整えてのレースを目指したが振るわず。それでも、着実に優勝を勝ち獲り、結果を残して次戦への希望をつないだ。100mの今後に関して、「また遠征での試合が続くので、自己ベスト突破を狙いたい」と、兎澤は未来を見据える。

◆兎澤朋美コメント
ベストを更新したいと思ってレースに臨みましたが、想像以上に向かい風も吹いていて、終わってみればあまり良くない結果となりました。義足ではない方の脚を、もう少しスムーズに動かすことを一番のポイントに置いていましたが、なかなかうまくいきませんでした。先日のスペイン・バルセロナの試合は、1日で2種目とスケジュールがバタバタしていたので、今大会は1日ごとに分かれている分、丁寧に走れたらと考えていましたが、思ったより遅かった印象です。
ヨーロッパの湿度が少ない気候だと身体が明らかに動く感じがありますが、国内の主要大会で結果を出さなければならないので、そこは反省点だと思っています。100mに関しては今年、世界選手権もアジア大会も延期になったため、この後予定している海外遠征で、また自己ベスト更新を狙いたいと思います。