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【ニューイヤー駅伝】髙橋健一駅伝監督インタビューコラム 「勝ちたいし、勝たなきゃいけない、選手と一緒になって優勝を目指したい」

――現在のチーム状況はいかがですか。

大きな故障もなく、全員で練習メニューを消化していて、ここまで順調に来ています。誰も怪我をしていないのは、本当に珍しいことで、合宿を終えてからレースまでの過ごし方が大切になってくると思います。気温の変化、また流行が収まらないコロナウィルスへのケアも怠らないようにしたいです。

――ポイントになる区間はどこでしょうか。

優勝を狙うなら、全区間落とすことができませんので、すべてがポイントです。エース区間と言われる3区、4区が大切だと思えば、そこにつなぐ2区、その前の1区だって重要です。反対に4区まで、いい感じできても後ろでひっくり返されることだって考えられます。全区間で勝負できるメンバーを揃えたいです。

――高橋駅伝監督が注目する選手を挙げてください。

入社してから、まだ一度も駅伝を走っていない鈴木健吾ですね。本人としては12月の日本選手権で思うような走りができなかったと悔やんでいましたが、私から見れば試合の間隔が空いてレース勘が鈍ったという印象で調子は悪くないと思います。結果が出なかったことが刺激になり、駅伝ではやってくれるんじゃないかと思っています。力のある選手ですから、普通に仕上げてきてくれれば、期待ができると思います。

――レース展開などはイメージされていますか。

理想は先行逃げ切りですが、力のあるチームが揃っているので、そう簡単にはいかないでしょう。食らいつくところはしっかりと、差が開きそうな時でも粘り強く走ること。後半の区間が長い設定なので、十分巻き返しが可能です。そこにも勝負できるメンバーを揃えたいです。

――優勝するために必要なことは何ですか。

とにかく先頭から目を離さないこと、1秒でも前で襷をつなぐことの2つは大事になると思います。また襷をつなぐ時には、順位よりも気持ちを伝えてほしい。今年は、2009年に1秒差で勝利した、そんな展開になる可能性も考えられます。そうなれば1秒が、とても大きくなります。それを稼ぐのが気持ちの強さです。

――2年前にニューイヤー駅伝に出場した時と違いは感じますか。

若干ですが、選手層が厚くなっていること、また怪我人がいないというのが大きな違いです。特に新人の2人が元気で、チーム内で刺激になっています。メンバー選びで頭を悩ませるのも、手応えを感じる瞬間です。

――改めて意気込みをお聞かせください。

勝ちたいし、勝たなきゃいけない、それが2021年のニューイヤー駅伝だと思っています。選手も気合が入っています。スタッフも絶対に勝ちにいく熱い気持ちになって選手と一緒に戦いたい。昨年予選落ちしたことで、厳しい言葉もいただきました。でもそれは、ニューイヤー駅伝を楽しみにしているからこそ。東日本実業団駅伝を制したことで、期待が大きくなっていると思います。2年分の思いを乗せて走りたい、チームが一枚岩になって優勝を目指します。

髙橋 健一

KENICHI TAKAHASHI

1973年1月16日生まれ。秋田県出身。
世界陸上選手権エドモントン大会男子マラソン日本代表
ハーフマラソン元日本記録保持者で2001年第22回東京国際マラソン優勝者