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3×3女子日本代表 東京2020オリンピック出場権獲得インタビュー #11 篠崎 澪

—まずはオーストリアで開催された「FIBA 3×3 Olympic Qualifying Tournament」での3位で東京2020オリンピックの五輪出場権獲得おめでとうございます。改めて、率直な感想を聞かせてください。

ありがとうございます。まずはホッとしているというのが正直な気持ちです。世界最終予選ということで、負けたら東京2020オリンピックに出られないというプレッシャーが強かったので、そこで勝ちきれたことはよかったですし、今後の自信にもつながりました。一方で私自身のパフォーマンスはけっして納得できる内容ではなかったので、悔しいという思いも残りました。

—それは向上心の現れでもあると思います。そのなかでも出場権を勝ち取った要因はどこにあったと思いますか?

準決勝でフランスに負けて、一度は「どうしよう?」という雰囲気が流れたのですが、次に勝てばチャンスはあると、改めてみんなで確認して、「やるしかないよね」と気持ちを切り替えられたことが大きかったと思います。プレー面でも、フランス戦で出させてもらえなかった自分たちのバスケットをみんなで再確認して、徹底しようと話し合いました。その結果、3位決定戦のスペイン戦では、すべてが日本のリズムでできたわけでありませんが、気持ちを切らせることなくゲームを進めることができたので、メンタル面の成長が勝因の1つだと思います。

—3×3はコーチが指示を出してはいけないルールです。つまり選手たちが自分たちで意思決定をしなければいけません。そういうシーンがいくつも見られました。

そうですね。今回はこれまで以上にチーム内のコミュニケーションが深く取れていたように思います。オーストリアに行くまでは8人の選手で合宿を重ねて、そのなかでもメンバーをある程度固定してやってきたので、これまで以上に長い時間を一緒に過ごしてきました。そういう意味でもコミュニケーションが以前よりも取れていたと思いますし、8人全員が日本の勝ち方を理解して、同じ方向に向けたことが大会中のコミュニケーションをより深めていけた要因だと思います。

—先ほど、個人的には納得できないところもあるとおっしゃいましたが、この大会に向けて篠崎選手自身が心がけてきたこと、頑張ったことを教えてください。

日本のコンセプトはディフェンスがベースになるので、そこで穴にならないよう、積極的にプレッシャーをかけて、相手に思うようなプレーをさせないことを意識していました。その点においては、ある程度、自分の力を出すことができたと思います。ただ細かいミスや詰めの甘さがありましたし、特にフランス戦では自分がマッチアップする選手に思い切りやられてしまったので、そこがすごく悔しくて、今はそれをどうしようかと考えている最中です。

—今回は目標を達成する難しさも感じたのではないかと思います。そうした挑戦をするなかで何か気づけたことはありますか?

先ほども出ましたが、3×3は自分たちで解決をしなければいけない競技なので、コミュニケーションをたくさん取るんです。レッドウェーブでも選手同士がもっとコミュニケーションを取っていかなければいけないとすごく感じました。そこは改めてレッドウェーブにも持ち込められたらいいなと考えています。

—先ほど田中選手が「決勝のシュートが決まった瞬間、喜んでいる選手たちを、コーチやサポートメンバーたちがいるブースに連れてきてくれたことがすごくうれしかった」と言っていました。その行動はどういうところから出たものですか?

今回オーストリアに来られなかった選手も、目の前のコートに立てずブースで応援してくれていた選手も、みんなが3×3女子日本代表だという話をずっとしていました。少ない人数でしたが、サポートメンバーやスタッフが現地で本当によく支えてくれていたので、「ここで喜ぶのは4人だけじゃないよな。みんなで喜ぼう」と思って、導きました。

—最後に応援してくださったファンの方々や関係者へのメッセージと、東京2020オリンピックに向けた意気込みを聞かせてください。

まずはコロナ禍という大変な時期にも関わらず、こうしてバスケットをさせていただいていることに感謝しています。また時差があるなか、たくさんの方が応援してくださって、メッセージもいただきました。試合が終わるたびに連絡をくださるファンの方もいらっしゃって、その励ましが心強いものになりました。本当にありがとうございました。東京2020オリンピックに向けては、まずは日本代表メンバーの選考に残ることが第一ですが、今回少し悔しい思いもしたので、次は悔いが残らないように、自分のプレーをしっかり出し切って、チームに貢献したいと思っています。そして、みなさんに結果で恩返ししたいと思っています。

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