この度、長野マラソンを最後に、現役から引退をさせていただく事となりましたので、ここにご報告をさせていただきます。
現役最後の舞台と決め、覚悟を持って臨んだ長野マラソン。
その最後の舞台で、私はゴールをすることが出来ませんでした。
そんな中でも、今までに出会えたたくさんの方々に見守られ、その中で現役の最後を迎えられたという事は、本当に幸せな事だと、今こうして感じています。
引退をするにあたり、改めて23年間の競技人生を振り返ってみますと、良い時もあれば悪い時もあったというような、非常に浮き沈みの激しい競技人生だったと思います。
そんな競技人生において、たくさんの方々に出会い、たくさんの方々に支えていただき、私はここまで競技を続ける事ができました。
残念ながら、オリンピックに出場するという夢は叶いませんでしたが、たくさんの方々との出会いは、そのどれもが特別で、すべての出会いが、私自身を成長させてくれました。
そして引退という日を迎えた今、たくさんの方々との出会いは、私が残してきたどんな実績よりも大きく、そしてかけがえのない財産となりました。
私は長野マラソンを最後に、現役を引退をしますが、これまでに出会えた方々との縁は、これからも続いていくはずです。
今後もその縁を大切にし、たくさんの方々に支えていただいた恩を少しずつでも返していけるよう、これからの人生においても感謝の心を忘れる事なく、日々精進していきます。
長きにわたりまして、ご支援やご声援をいただきましたすべての皆様に、心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
また、引退のご報告と併せまして、今後は富士通陸上競技部の長距離コーチに就任させていただく事が決まっております。
現役時代と変わらず、常に情熱を持って後進の育成に励んで参りますので、今後も富士通陸上競技部への変わらぬご声援を頂けますよう、どうぞ宜しくお願いたします。