【全日本競歩】大利久美選手レースレポート


女子20km競歩 大利久美(富士通) 2位 1時間30分36秒 ※自己ベスト

快晴の下、12時にスタートした女子20km競歩は35名の選手が出場し、石川県能美の町中を行く1周2キロの周回コースでレースが行われました。同種目日本記録保持者の渕瀬選手(大塚製薬)や海外からの選手が参加するなか、大利選手の優勝と好記録に期待がかかりました。

大利選手本人も意識していたと言うように、スタートから積極的に飛ばし、すでに2キロの時点で渕瀬選手とともに3位以下を大きく引き離しました。2周目からは大利選手が単独トップに立ちます。5キロ通過時点では、2位の渕瀬選手に17秒差をつけ、積極的なレースを続けて10キロ時点での差は15秒に。
ところが、後半に強い渕瀬選手に一気に詰め寄られ、12キロの時点でその差はわずか2秒。その後、大利選手は逆転を許し、トップを行く渕瀬選手との差は広がって15キロでは30秒差になりました。
前半の積極的なレースが後半に響いたのか、周を重ねるごとに少しずつ離された大利選手は、トップから約1分差の2位でフィニッシュ。ゴール後、歩くのもままならないほど力を出し切った大利選手の姿が印象的でした。

優勝はならなかったものの、記録は先日の日本選手権で出した1時間30分58秒を上回る1時間30分36秒の自己ベストでした。

<5km毎の記録>
5km  0:22:02(0:22:20)
10km 0:44:15(0:44:44)
15km 1:07:16(1:07:36)
20km 1:30:36(1:30:58)
※( )は大利選手の第93回日本選手権20km競歩時のタイム

■大利選手レース後のコメント
「前半から大きく差ををつけたいと思って積極的にいきました。レースを振り返ると、後半のタイムが落ちすぎてしまったことと、改めて渕瀬選手が強いなと感じました。日本選手権では一度もトップに出られずに負けたので、“あのような失敗はしたくない”“前に行こう”と決めていました。前半のペースは想定していた通りいけたと思います。悔いはありません。これからは、トラックシーズンに向けて記録を出していきたいと思っています」

🔗 Twitter ★富士通陸上競技部公式
🔗 富士通陸上競技部HP