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陸上 富士通陸上競技部

荻野皓平MGCインタビュー「自分を最もアピールできるマラソンで世界へ」MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)2019特集 富士通陸上競技部 :

國學院大学で第86回~88回箱根駅伝に出場。富士通に入社し、初挑戦となった2013年防府読売マラソンで3位入賞。初マラソンのため優秀新人となる濱村杯を受賞した、荻野皓平選手。以降、トラックや駅伝ではなかなか実力を発揮しきれなかったが、2015年長野マラソンで3位、そして東京マラソン2018で自己ベストとなる2時間9分36秒をマークした。
その後のハンブルクマラソン2019を2時間10分15秒で走り、ワイルドカードでマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得。この大会をキャリア最大の挑戦と位置付けて、MGCに挑む。スタミナを持ち味として、我慢のレースで上位を狙う。


4月のマラソン以降、調子を落とし過ぎないように調整してきた


――MGCがいよいよ9/15(日曜日)に迫りました。現在の心境を教えてください。

ここ数年はずっとMGCを意識していたので、ついに近付いてきたなという心境です。緊張はまだ感じていませんし、良い状態なので、このままのコンディションを当日まで保ちたいと思っています。

荻野皓平
――MGC出場を決めた試合を振り返りたいと思います。2018東京マラソン(2時間9分36秒[12位])と2019ハンブルクマラソン(2時間10分15秒[9位])の結果を踏まえたワイルドカードでの出場となりました。この2大会は狙ったようなレースになりましたか?

それまで練習でやってきたことはしっかり出せたと思っています。ただ、東京マラソンは2時間9分台で走ることができましたが、順位の関係もあってMGCの出場権は得られませんでした。もう1大会合わせれば出場権を取れるということで、時間はかかりましたがハンブルクで決められて良かったです。

――出場権を獲得して以降、どのようなプランでここまで調整を進めてきましたか?

ハンブルクマラソンを今年の4月28日に走ったので、その後は疲れを取ることを優先しました。ハンブルクマラソンは2時間10分台で走れているので、そこから調子を落とし過ぎず、継続してここまで来ることを念頭において調整してきました。以降マラソンは走っていませんが、不安はありません。練習も予定通りできているので、順調だと思っています。

――MGC出場を決めて以降、心境の変化はありましたか?また、プレッシャーもあると思いますが、誰か支えになってくれた人はいましたか?

特に気持ちの面に大きな変化はありません。しっかり戦えるように準備をするだけだと思っています。今の気持ちで言うと、それほどプレッシャーもありません。当日になったらプレッシャーを感じるかもしれませんが、皆さんからの応援に行くという声が支えになっています。

集団の中で余裕を持ちつつ、タイミングがあえば早い段階で仕掛けていきたい


――マラソン初挑戦が2013年の防府読売マラソン(2時間13分12秒[3位])でした。初めてマラソンを走ってみて、どんな手ごたえを感じましたか?

あのときは、あまりマラソン練習をしていない中で走りました。結果的には、ペースが遅かったこともあって、30㎞の壁を感じずに走り切ることができました。そのときに、もしかしたらマラソンに向いているのかな、マラソンならトップレベルでやっていけるかもしれないと感じたのを覚えています。

――その後何試合か経験して、感じているマラソンの難しさはどういったところでしょう

疲労の抜き方が難しいですね。マラソンは練習量が多いので、予想よりも疲労が残った状態でスタートラインに立つことが多いです。日々の練習がある中で、自分がどれくらいで疲労が抜けるかというのを把握するのには時間がかかりました。

――MGCに関しても大会当日までの調整は非常に重要なテーマだと思いますが、今までどのように進めてきましたか?

距離に不安があると直前まで練習をしてしまうので、6~7月のうちに走りこんで不安を潰しておきました。その分、8月はそれほど走りこまず、疲労をため込まないようにしました。その甲斐あって今はそれほど疲労がなく、ちょうどいいコンディションにあると言えます。

荻野皓平インタビュー」
――ここ数カ月で、MGCに向けて特に意識して取り組んでいる部分があればお教えください。

夏場のマラソンになるで、少しでも疲労がたまると最後までもたなくなる可能性があります。常に疲労を残さないよう、慎重に練習を積むように心がけています。

――可能な範囲で、今大会のレースプランをお聞かせください。

集団の中で余裕を持って走りたいです。今回のコースで言うと、35㎞くらいから上り坂になるので、そこがポイントになると思っています。最後まで集団の中にいると勝てないので、余裕があれば早い段階で仕掛けていきたいです。タイムに関しては試合の流れに合わせてと考えているので、目標とする数字などは設定していません。ただ、例え早いレース展開になっても対応できる状態であると感じているので、自信を持ってレースに挑みたいと思っています。

――悔いのないレースにするために当日までにやっていきたいと思うことがあれば教えてください。

予定通りここまでやってきたので、体調と怪我に気を付けて万全の状態でスタートラインに立てたらいいなと思っています。誰が代表になってもおかしくないので、周りは強い選手ばかりですが、全員を意識して勝てるように頑張りたいと思います。

恩返しをするためにはMGCに出るだけでは足りない


――MGCの先には、来年の世界大会があります。個人としてはどんな思い入れがありますか?

来年は、私が現役で目指せる最後の世界大会だと思っています。今は、全てをかけてその大会を狙っていきたいと思っています。だからこそ、MGCの先については何も考えておらず、出場権が獲れるようにレースで全てをかけて走りたいと思います。

――マラソンで世界を目指そうと思ったきっかけがあればお教えください。

大学の頃から長距離が得意だったので、そのころからマラソンで勝負していきたいなと思っていました。それから社会人になった後も徐々に記録が伸びていって、来年の世界大会を目指せると思ってからは、ずっと最大の目標として掲げてきました。今では、マラソンは自分自身を最もアピールできる競技だと思っています。

――富士通陸上競技部への思いをお聞かせください。

入社して最初の頃は怪我ばかりして迷惑をかけ続けて、駅伝でも戦力になれていませんでした。今は、迷惑をかけた分だけ、何かで恩を返したいと思っています。それには、MGCに出場するだけでは足りないので、来年の世界大会出場権を獲得したいです。

――最後にファンへのメッセージをお願いします。

日頃から応援していただき、ありがとうございます。まだ狙った結果は残せていませんが、ここでしっかり結果を出せるように、精一杯頑張りたいと思います。

荻野皓平 荻野皓平(Kohei Ogino)
奈良県出身、1989年12月8日生まれ、長距離種目
國學院大学で第86回~88回箱根駅伝を経験。マラソンでは東京マラソン2018にて自己ベスト記録である2時間9分36秒という記録を叩き出した。スタミナを持ち味として、我慢のレースで上位を狙う。