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荻野皓平インタビュー「マラソンの好記録が救いになって、陸上を続けられている」

荻野皓平インタビュー「マラソンの好記録が救いになって、陸上を続けられている」
――12月2日の第72回福岡国際マラソン選手権大会が数日後と迫ってきました。MGC出場権獲得に向けて、現在の調子や心境はどうですか?

元々は今年9月のベルリンマラソン2018に向けて準備をしてきましたが、直前になって疲労が抜けきらずコンディションも上がらなかったため棄権することにしました。ケガをした訳ではなかったので、すぐに目標を12月の福岡国際マラソンに切り替えました。練習の結果だけ見ると他の選手と比べて遅いかもしれませんが、自分の感覚としては良い状態なので、大会までにはコンディションも上がってくると思っています。これからはスタミナを落とさないように練習量を維持しつつ、体調をあげていければと思います。

荻野皓平
――ここまでのマラソンの成績、実際に出て感じたことや掴んだことをお聞かせください。

マラソンは次の福岡国際マラソンで7回目になります。2回目に出場した長野マラソン(2015年4月19日)で、2時間11分という結果を出すことができて、その後3レースくらいは結果の出ないレースが続きました。それでも、今年2月に出場した東京マラソン2018で、2時間9分台を出すことができました。その時の練習が自分に合っていた感覚があるので、今回の福岡国際マラソンでも同じ流れで練習を組んでいきたいと思っています。

――マラソンは後半の35kmからが苦しいなどといいますが、実際どうですか?自分なりのレースの進め方と合わせて教えてください。

よく25km~30km地点辺りから失速すると言われますが、私も苦しさを感じました。しかし、ロングジョグなどで距離を踏むことでそのペースダウンを抑えることができると考えています。前回の東京マラソンではそれがうまくいったので、良いタイムにつながったと思っています。レースの進め方に関しては、前半は2時間3分台で走る先頭の集団にできる限り付いて行って、後半に粘るのが自分にあった走り方かなと思っています。

――練習は順調ですか?長期的にどんな練習を組み立てて行ってきたか教えてください。

元々故障が多く、今まで思うように練習量を増やせなかったことがひとつの課題でした。ですが、最近になって食事の改善や練習前の動き作りをフィジカルトレーナーにみてもらい、ようやく故障が減って、しっかり練習が積み重ねられるようになりました。前回の東京マラソンの時は、ポイント練習よりもジョグの時間を長く取ることを強く意識して、トータル距離を多めに走る練習が結果につながったのかなと思います。
個人の実力からすればトラックで戦うようなスピードがないので、スタミナで勝負しなければならないと思っています。それも現段階では通用しないので、練習量を増やして強化していければと思います。

――福岡国際マラソンで目標としているタイムがあれば教えてください。

前回の東京マラソン2018では、2時間9分36秒で走ることができました。今回は2時間12分24秒以内で走り切れば「ワイルドカード」によりMGCに出場することができます。しかし、その12分台を目標にするのではなく、自己ベストで完走して6位以内でMGC出場を決めたいと思っています。

――福岡国際マラソンの後の予定や考えている冬のプランがあれば教えてください。

今はまだ全く考えておらず、福岡国際マラソンでMGCの出場権を確実に決めることしか考えていません。そこで決められたら来年4月くらいに海外のマラソン大会に行くかもしれませんが、冬はそのための強化の期間に充てたいと考えています。

――国際大会に対して思い入れはありますか?

大学生の時に、富士通に入社したらマラソンを走りたいと思っていたので、入社2年目からマラソンを始めることができました。2015年4月の長野マラソンで2時間11分を出した時に手応えを感じ、その後、東京マラソン2018で良い結果を出したことが、自分の中で2020年を意識するようになりました。マラソンでの日本代表は陸上を始めた時からの最大の夢だったので、少しでも可能性があるなら狙っていきたいです。

――マラソンの醍醐味があれば教えてください。

やはりマラソンは継続と練習量がすべてなので、そういったところが醍醐味だと思います。自分の性格からしても、コツコツ積み上げていくのは向いていると思っています。

荻野皓平インタビュー」
――入社してからここまでで、ご自身としてはどう評価していますか?

故障が多く、長いスパンでの怪我が続いたため、しばらくチームに貢献するような結果を残せていませんでした。“次に怪我をしたら辞めようかな”と思ったり、でもマラソンは少し走ることができたので、“もう少しやってみよう”と思ったり、その繰り返しでした。結果はそこまで良くないですが、マラソンで2時間10分を切る走りができたので、最終的にそれが救いになっていた部分もあります。これからが大切なので、結果を出していきたいと思います。

――第59回東日本実業団対抗駅伝競走大会では、19年ぶり2回目の優勝となりましたが、チームに対する心境はいかがですか?

優勝は嬉しいですが、自分が走っていないので悔しい気持ちもあります。それでもいい刺激をもらったので、次は自分の番だと受け取って12月の福岡国際マラソンをしっかり走り、次のニューイヤー駅伝では、メンバーとして走りチームの力になりたいと思っています。

――ファンや富士通社員をはじめサポートしてくれている方へメッセージをお願いします。

所属している部の方々がすごく応援してくださっているので、先頭グループで走ってTVに映り、マラソンで結果を残して恩返ししたいです。いつも大きな声援を頂きありがとうございます。すべての力を出し切って、マラソンに挑戦しますので、応援よろしくお願いします。

荻野皓平 荻野皓平(Kohei Ogino)
奈良県出身、1989年12月8日生まれ、長距離種目
國學院大学で第86回~88回箱根駅伝を経験。マラソンでは東京マラソン2018にて自己ベスト記録である2時間9分36秒という記録を叩き出した。スタミナを持ち味として、我慢のレースで上位を狙う。