

駅伝では状況に応じて攻めに転じるなど、安定感のある中でも頭脳的な走りができる福井誠。
マラソン経験は浅いが、国内トップランナーにも対抗できる力の持ち主に、福嶋監督も大きな期待を寄せている。
2時間8分台は、「"いけそうか"より"目指すしかない"」。その強い気持ちで世界の最高峰を目指す。
《自己記録》
1500m 3分47秒08
5000m 13分51秒32
10000m 28分37秒28
《主な戦績》
'07国際千葉駅伝 1区6位、'08全日本実業団駅伝 2区14位、'09千葉国際クロスカントリー 3位(日本人1位)、'09世界クロスカントリー選手権 日本代表、'09全日本実業団駅伝優勝 3区2位、'11全日本実業団駅伝2位 7区3位
マラソンシーズンに向けて、現在の練習状況はどうですか?

練習自体は、すごく順調に消化できています。スタミナをつけることもひとつのテーマですが、今はより実戦に近い形で練習を進めています。
今後、出場を予定されている大会、シーズンを通してのプランをお教えください
まず、今週末から合宿に行きます。その後は、2月13日の唐津10マイルロードレースに出場して、試合の感覚に近づけていくつもりです。そして、2月26日の東京マラソンに出る予定です。
東京マラソンでは目標とされている順位・数字をお聞かせください
今年は東京マラソンがオリンピックの選考レースになっているので、そこを目指しています。具体的な数字で言うと、実際の勝負になれば2時間7〜8分台のペースになってくると思うので、それぐらいで走れたら良い結果が出るのではないかと自分では考えています。目標タイムに関しては"いけそうかどうか"というより、"目指すしかない"と思っています。
今の時点で見えている課題は何でしょう
まだマラソンは1度しか走ったことがなく、次が2回目になるので、今はとにかく出されたメニューを一生懸命消化しているところです。先日も全日本実業団の合宿で、世界選手権に出場した選手などと一緒に練習させてもらったのですが、同じメニューを消化できたので、監督からは「後は気持ちだけだ」と言われています。
強い選手との練習で得るものはありますか。富士通での主将経験も活きていますか?
全日本実業団の合宿に行くことによって、他のチームの選手たちから刺激をもらっています。今年は部の主将を務めさせてもらっていますが、今は自分のことに集中したいと思います。
マラソンに対する思いや意気込みがあれば教えてください
去年は初マラソンでもあり、純粋な気持ちで挑戦してみたら、"面白いな"とやりがいを感じることができた。本当はもう少しトラックで勝負したいなとも考えていましたが、走ってみたら面白くて、今はすごく楽しくマラソン練習ができています。だから、このままの気持ちでいければと思っています。
今シーズンはどんな年にしたいと思ってらっしゃいますか?
まずは、東京マラソンの結果次第でオリンピックもあると思うので、そこを一番に考えてやっていきたいと思っています。
最後にファンへのメッセージをお願いします
トラックや駅伝の短い距離だけではなく、長い距離も走れる僕を見ていただければと思います。駅伝でも名前を呼んでくださった方がたくさんいたので、もっと選手として成長できたらと思います。
福井 誠(ふくい まこと)
2008年富士通入社。千葉県出身。
日本大学時代から安定感のある走りを武器に、駅伝などで活躍。
2006年の箱根駅伝では10人抜き、2007年同大会では2区で区間8位をマークした。
富士通入社後も即戦力となり、2年目で出場したニューイヤー駅伝2009では、3区を走り優勝に貢献。
今シーズンは富士通陸上競技部の主将を務める。