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陸上 富士通陸上競技部

ロンドン2012 世界に挑む8選手を紹介!

川崎 真裕美(女子20km競歩)

オリンピックでの戦いを終えて

川崎 真裕美大会後半に行われる自分のレースに入るまでは、オリンピック選手村から1時間くらい離れたセントメリー大学の学生寮で最終調整をしていました。おかげで、ずっと選手村にいて極度の緊張を味わうといったことが無かったので、良かったと思います。オリンピックはもう3度目で、いい意味で緊張も大きなプレッシャーもありませんでした。競歩としては、自分が最下位や失格という結果で終わらないように、とりあえず自分の力を出し切るという気持ちでスタートラインに立ちました。

レースを振り返って

レースに関しては、スタートラインに立つ前に準備したことは全て出せました。膝の手術後に積み上げたものは本当に少しで難しかったですが、最終的にはピーキングがうまくいって、それを活かすことができたと思います。3回目でオリンピックの雰囲気も想像できていたので、それが良かったです。

とにかく最低でも16番以内と決めていたのですが、最後の2周で粘りきれなかったのは悔しいです。いつも最後の4キロが課題なのですが、16キロまでは自分の思い描いたペースで行けたし、プラスアルファの部分も出せました。また、世界大会で警告が「ゼロ」というのは初めてのことだったので、それも練習の成果だと思います。

選考から苦しい時間が続いたこと、選ばれた責任

最終選考会から出場決定まで3カ月も時間があったので、選ばれるかどうかのメンタルコントロールが一番苦しかったです。どうモチベーションを保つかと、出た時にこのままではまずいという緊張感。決まらなかったらそれまでですが、選ばれたら自分の結果が自分だけのものではなく、協会や陸上界全体のものだったり、ひいては日本代表としてのものになったりする。そういう責任が生まれるので、選ばれた時の事を考え、準備はしっかりやってきました。

競技人生で初めて、選考されるかどうか紙一重の状況になったので、実際に選ばれた時は神様から指令を受けた気持ちでした。自分が枠を一つもらったということは、選ばれなかった人への責任がありますし、チームメイトでもあり一緒に切磋琢磨してきた(棒高跳の)澤野選手や(長距離の)藤田選手を始め、多くの選手の想い。そういう人たちの存在を絶対に忘れてはいけないという想いで、試合に出ました。

今後の目標について

まずは全日本実業団選手権と国体で、磨き上げてきたキレとフォームの成果を出したいですね。キレはまだ取り戻していませんが、動きににスピードを加えて、きちんとまとめて自己ベストを狙えたらと思います。

ロンドンは過去の大会と比べて、一番記憶に残るオリンピックだったと思います。もちろん、それぞれに100%の力をぶつけてきたので、各大会で達成感や悔しさはありますが、ロンドン大会は本当の意味で楽しめたし、ゴールして嬉しかったです。"今オリンピックに出ている"と実感しながら歩けましたし、最後はゴール手前で泣きそうになるぐらいでした。必死に歩く中でも、日の丸は見えます。声援も聞こえます。本当に楽しかったです。