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Xリーグ2014 秋季リーグ

チーム全員で掴んだ日本一の栄光。支えてくれた全ての人への恩返し

2014年シーズン、悲願の日本一に輝いた富士通フロンティアーズ。その戦いを振り返ると、開幕から連勝を重ね、準決勝では王者オービックシーガルズ、そして決勝ではIBMビッグブルーに勝利。Xボウルで初優勝を飾ると、今年1月3日のライスボウルでは、関西学院大学ファイターズを破り日本一に輝いた。その道のりを、藤田智ヘッドコーチと今井善教主将の話を中心に振り返る。

怪我人が多かった中での開幕3連勝

春のパールボウルで決勝に進出するも、あと一歩のところでオービックに敗れたフロンティアーズ。打倒オービック、そして悲願の日本一へと秋のシーズンに向けて調整を進めていた。しかし、開幕時は怪我人が多く万全の状態でなかったと藤田HCは明かす。「ポジションによっては怪我人が多く、十分に練習できないところもありました。今季はシーズンを戦いながら、チームを作っていかなくてはならないと考えていました」。そんな不安材料があったものの、ハリケーンズとの開幕戦を68-0と白星で飾ったフロンティアーズは、続く明治安田パイレーツ戦を55-7、東京ガスクリエイターズにも77-10と勝利し、開幕3連勝。「試合を重ねるなかで、コンビネーションが向上していった」と、藤田HCも納得のスタートを切った。PLAYBACK ハリケーンズ戦を見る

IBMビッグブルーとの全勝対決を制す

1stステージ第4節は、それまで全勝だったIBMビッグブルーと対戦。この試合に勝利した方がイーストディビジョン優勝に近づくとあって、スタジムにも緊張感が張り詰めていた。試合は、フロンティアーズがTDで先制を果たすが、ビッグブルーが2本のFGで追い上げる緊迫した展開。そんななか、前半終了間際にQB#3キャメロンからWR#81中村に37ヤードのTDパスが決まり、一気に流れを引き寄せた。「もう一回やれといわれても難しい。よくあの場面でパスを成功させたと思う。あのプレーがあって、前半を1TD差をもって終われたのは大きかった。先制のTDとともに非常に大きなプレーだった」(藤田)。その後も得点を重ねたフロンティアーズが41-13で勝利を挙げた。PLAYBACK IBMビッグブルー戦レポートを見る

ディフェンスの踏ん張りでディビジョン1位通過

1stステージ最終戦の相手はノジマ相模原ライズ。これまでの4戦は圧倒的なオフェンスで勝利を収めてきたフロンティアーズだったが、この試合では一転する。開始4分にQB#3キャメロンからWR#17秋山へ8ヤードのTDパスが決まり、鮮やかに先制するも、その後はライズに徹底的に抑えこまれる。第3Qには残り1ヤードまで迫るも追加点が上げられない。一方で、ディフェンスが踏ん張り相手の攻撃をゼロに抑え、辛くも7-0で勝利した試合だった。藤田HCは、「今思えば、ここで苦戦を強いられたことが良かったと思います。ビッグブルーに勝利したことで、どこかホッとしている部分がありましたから。また、ディフェンスが踏ん張り、負けなかったのが大きかったです」とコメント。PLAYBACK ノジマ相模原ライズ戦レポートを見る

2ndステージも連勝発進!

イーストディビジョンを全勝で勝ち上がったフロンティアーズ。2ndステージの相手は、セントラルディビジョン3位のアサヒビールシルバースターとウエストディビジョン2位のパナソニックインパルス。2ndステージを目前にした今井主将は、「シーズン当初に掲げたスローガン“WIN THE DAY”を確認し、初心に戻って、セカンドステージをしっかりと戦おう」と選手たちに声を掛けたという。試合はランプレーで7つのTDを決めたシルバースター戦を65-0、インパルス戦ではパスで4つのTDを奪い48-24と連勝。リーグ戦を1位で通過し、ファイナルステージではオービックシーガルズとの対戦が決定した。PLAYBACK 【2ndステージ】アサヒビールシルバースター戦レポートを見る

遂にオービックを倒し、ジャパンXボウルへ

ジャパンXボウルへと続く、ファイナルステージの相手はオービックシーガルズ。春のパールボウルで敗れ、目標のひとつにしてきたチームとの対戦に、「ここで当たるのか、遂に来たか」と、口を揃えて当時の心境を語る藤田HCと今井主将。シーガルズ戦では、相手を意識し過ぎないことに注意した。「目標にしてきたチームですから、意識しないのは難しい。けれど、意識しすぎるとかえって力んでしまう。これまで負けているから自信が持てない部分もある。やるべきことをやって、あとはゲームを楽しむこと、“have fun!”を意識してゲームに挑みました」(藤田HC)。

そんな大一番はフロンティアーズの先制ではじまり、前半を17−3で折り返す。しかし、第3QにTDを返され、第4QにはキックオフリターンTDのビッグプレーで3点差に迫られる。「簡単には勝たせてくれないとは思っていましたが、まさかワンプレーで迫られるとは。負けていると思って開き直らないといけない、と思った」(藤田)。「やられたなって感じはありましたけど、もう次に集中するしかないと思いましたね。オービックの追い込んでくる勢いが想定より上でしたが、ああいう厳しい状況になると準備はしていました」(今井)。

今井主将が言うように、フロンティアーズの集中力は途切れなかった。その後のシリーズで92ヤードを15プレーかけ、最後は4thダウンギャンブル。16ヤードをQB#3キャメロンが走り込んでTD、勝利をもぎ取った。「思い入れの強かったチームに勝つことができて、本当に嬉しかったですね」(今井)。 PLAYBACK 【Finalステージ】オービックシーガルズ戦レポートを見る

プレッシャーを跳ね除けジャパンXボウル初優勝!

王者オービックに勝利し、ジャパンXボウルへと進出したフロンティアーズの相手は、1stステージで熱戦を演じたIBMビッグブルー。準決勝でリクシルディアーズを相手に69-54と点の取り合いを制していた。「初優勝のプレッシャーと言うよりは、1stステージで勝っていることもあり、負けられない試合という思いがありました。また、外国人のQBだったり、初優勝同士だったり、さらにはライバル企業であったり、プレッシャーの原因を挙げるとキリがない。目の前のフットボールに没頭することだけ考えました」(藤田)。「1度戦って勝っているから、周りからはもう勝ったも同然との声を掛けられるのがプレッシャーでしたね、そんな簡単なことではないのに。またビッグブルーは、直前の試合で得点を多くとっており、オフェンスの調子が良いのが分かっていたので、気持ちが引き締まりました」(今井)。

2万5千の大観衆が詰めかけた注目の一戦は、意外な形でフロンティアーズが流れを引き寄せた。開始直後のビッグブルーの攻撃でDB#14三木がパスインターセプト、そのままTDを決めたのだ。その後も、RB#29ゴードンが4つのTDを奪うなど、終始フロンティアーズペースでゲームは進み、44−10で勝利。Xリーグ初優勝を飾った。

「本当に選手たちがよくやってくれたと思っています。私自身は、試合が終わって勝利した瞬間は『あぁ、良かった』と、ホッとしたのが正直なところ。あまり多くを考える余裕はなかったですね」(藤田)。「勝利した瞬間は嬉しかったですね。ずっと一緒にやってきたメンバーとは『やっとここまでこれた』って、オービック戦もそうだったのですが、勝利の瞬間が近づくと、自然と近くにいましたね(笑)」(今井)。

PLAYBACK 【JAPAN X BOWL】IBMビッグブルー戦レポートを見る

チーム全員でつかんだ日本一!

ジャパンXボウルを制し、ライスボウルへと進出したフロンティアーズ。決戦の相手は4年連続で学生チャンピオンとなった関西学院大学ファイターズだった。決戦に挑むにあたって藤田HCは、「3週間あったことが我々にはよかったと思っています。Xボウルの初優勝から、再び戦うために気持ちを切り替えるのに、十分な時間がとれましたから。これが2週間だったら、やらなくちゃと思ってもどこか集中できない状態になっていたと思います」。今井主将も、「ライスボウルに向けて、まずは関西学院を知ることからはじめました。関西出身の選手ならどういうチームか分かっていますが、関東出身の選手は十分には理解していない。いくつものスペシャルプレーを用意してくることや、チームとしての遂行力も高いことなど、どんな状況になっても気持ちがブレないように準備をしました」(今井)。

試合は、K#11西村のFGでフロンティアーズが先制を果たしたが、第3Qに2つのTDを許し、23-24と逆転されてしまう。「第3Qはオフェンスが今ひとつだったので、いずれひっくり返されるだろうと思っていました。いかに早く切り替えられるかがポイントだと考えていたんです。ですから、直後のアディヤミのインターセプトは大きかったですね。一気に流れを引きよることができましたから」(藤田)。最終Q、1点を追うフロンティアーズは、最初のシリーズでパスインターセプトを許し、思うように攻められなかった。嫌な流れになるかと思われた時、ファイターズが4thダウンギャンブルに出た場面で、DB#40アディヤミがパスインターセプト。そのまま38ヤードをゲインしチャンスを演出。この機会に逆転を果たしたフロンティアーズが、その後FGの3点を加え勝利を飾ったのだった。
PLAYBACK 【RICE BOWL】関西学院大学ファイターズ

最後に改めてシーズンを振り返ってもらった。
「本当にしんどい1年でした。ただ、自分がコーチをはじめた原点に戻ったような、新しいことに取り組めた1年でした。また、改めて意思疎通が難しいことも感じさせられました。いろんな環境でフットボールをしてきた選手たちは、同じプレーでもベースが違う。『こんなに違うんだ』って、勉強になることが多くありました」(藤田)。「一人ひとりが頑張ったことが、この結果につながったと思います。壁にぶち当たってもめげない、スターターから控えになっても腐らない、当たり前のことかもしれませんが、そういった姿を目の当たりし、感化され、一人ひとりが成長できた。チーム全員でつかんだ日本一でした」(今井)。


そして二人が口にする、チームに関係してきた全員に対する感謝の気持ち。全ての人に支えられてついに日本一の座についたフロンティアーズは、新たな気持ちで連覇に向けての道を歩み始める。


Xリーグ2014 秋季リーグ試合結果

1st Stage

第1節:9月7日(日曜日) ○68-0 ハリケーンズ(川崎富士見球技場)
第2節:9月16日(火曜日) ○55-7 明治安田パイレーツ(東京ドーム )
第3節:9月27日(土曜日) ○77-10 東京ガスクリエイターズ(川崎富士見球技場)
第4節:10月4日(土曜日) ○41-13 IBMビッグブルー(川崎富士見球技場)
第5節:10月20日(月曜日) ○7-0 ノジマ相模原ライズ(川崎市等々力陸上競技場)

2nd Stage

11月1日(土曜日)
○65-0 アサヒビールシルバースター(アミノバイタルフィールド)
11月16日(日曜日) ○48-24 パナソニックインパルス(キンチョウスタジアム)

Final Stage

11月30日(日曜日) ○27-17 オービックシーガルズ(横浜スタジアム)

JAPAN X BOWL

12月15日(月曜日) ○44-10 IBMビッグブルー(東京ドーム)

RICE BOWL

1月3日(土曜日) ○33-24 関西学院大学ファイターズ(東京ドーム)