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アメリカンフットボール 富士通フロンティアーズ

ベテラン×新人 チームの歴史を未来へつなぐ

2019年、4連覇を目指して戦うフロンティアーズ。今回は、チームが現在の常勝軍団となる前から活躍するベテランLB#45鈴木將一郎選手と、春シーズンに大活躍を遂げたスーパールーキーWR#85松井理己選手が対談。フロンティアーズの印象や、仕事とフットボールを両立する為の不安や助言、チームの今後について語ってもらった。


ベテランと新人は生きている時代が違う

——今回チーム最年長の鈴木選手(39)と入社1年目の松井選手(22)にお話を伺います。ベテランの鈴木選手から見て、今の若手をどう思いますか。

鈴木:フロンティアーズの後輩だけではなく、職場でもそう感じるのですが、良くも悪くもマイペースな人が多いかもしれません。きちんとしている人は本当にしっかりしていて、自分のことを理解している印象があります。よく言うとですけどね(笑)。

ベテラン×新人 チームの歴史を未来へつなぐ
——若手を指導するうえで、気をつけていることはありますか。

鈴木:私自身はあまり口を出さないようにしています。40歳間近の私が22~23歳の若手に対して指導しても、生きている時代が違うので伝わりにくいものです。フロンティアーズは上から下まで世代が揃っているので、中堅の世代であるキャプテンの潤平(WR#9宜本)が若手に姿勢を見せたり、若手の中にも趙(OLB#44趙)のようにしっかりした人材もいるので、彼らに上手く回してもらえればと思っています。

——反対に、新人の松井選手から見てベテランの印象はいかがですか。

松井:学生の頃は1週間に1度休みがありましたが、社会人は仕事をしてアメフトもして、どこで休むのかも自分で考えなければいけません。だからこそ、自己管理をしっかり行っていなければ20年も続けられないと思うので、ベテランの方々は尊敬しています。

——普段、先輩からどのような指導を受けていますか。

松井:レシーバーだと、クラークさん(WR#81中村)に様々なことを教わっています。聞いたことに対して嫌な顔ひとつせず、「この練習はこういう理由で、こんな意図があるんだよ」と教えてくれますし、一緒にプレーする中で考える機会を与えてもらったり、私の意見も聞いてくださいます。純粋にアメフトが上手くなるために、日々できることを考えているので、すごく尊敬しています。

競技重視ではなく、仕事もフットボールも日本一を目指す難しさ

ベテラン×新人 チームの歴史を未来へつなぐ
——松井選手が入社して感じたチームの印象はどのようなものですか。

松井:入社以前、社会人はアメフトだけに熱心で集中しているのかと思っていましたが、想像とは大きく異なっていました。フットボールの技術が高いうえに、仕事もしっかりこなしていて、競技をする目的まで考えている。プレーの技術を教えてもらことと同じぐらい、自分たちがどうして今アメフトを続けられているのか、職場へ感謝する必要性などを教えてくれます。本当に人格がしっかりしている人が、多いと感じました。

鈴木:社会人チームには所帯を持っている人も独身の人もいて、取り巻く環境がそれぞれ違います。アメフトを続ける理由が様々な中で、意識をどう擦り合わせるかということを重視しています。その意識が、松井選手にも伝わっているようで安心しました。

——鈴木選手にも昔を思い出していただきたいのですが、入社当初に抱いた印象や困ったことはありましたか?

鈴木:入社したばかりの頃は、ある意味チームに対して“ぬるいな”と思う部分はありましたね(笑)。過去を否定するわけではなく、トレーニングなどの取り組みは素晴らしかったですが、上下関係などでそう感じるところがありました。今は当時よりも厳しいと思います。

松井:入社前は仕事とアメフトで、心身ともに上手くリフレッシュできるのかなと考えていました。ですが実際は違っていて、研修でもこれだけ疲れるのかと驚きましたね。先輩方は、仕事もフットボールも全力で取り組んでいる。この生活をしながらモチベーションを高く保っていくには、どうすればいいのか少し不安はあります。

ベテラン×新人 チームの歴史を未来へつなぐ
——そんな松井選手へ、ベテランからのアドバイスがあればお願いします。

鈴木:社会人になるとみんなそうだと思いますが、配属先の上司は選べないですし、チームの中でも変えられることと変わらないことがあります。職場の上司も当然、フロンティアーズとしての活動を応援してくれる人がほとんどです。ただ、もちろん繁忙期などもあり、そういう環境でも前向きに取り組めるかが大切。溜め込んで悶々とするより、自分を出して価値を認めてもらい、とにかく真面目に全てに取り組むことが大事だと思いますね。まだ分からないことばかりだと思いますが、先輩についていってたくさん学んで、気楽に根を詰め過ぎずに頑張れるといいですね。

——フロンティアーズの歴史を知る先輩としてアドバイスはありますか。

鈴木:フロンティアーズは、今こそ勝者のメンタリティを持つチームに変わってきましたが、私が入社した2002年以降、しばらく勝てない時代が続きました。富士通はおそらく、一番“JXB決勝で勝ったことがない”チームで、その敗北の歴史の上に今があると思っています。でも、若手としては過去はあまり気にせず、新しい歴史を作っていって欲しいと思いますね。

パールボウル敗北から4連覇を目指す強いチームへ

——昨年はパールボウルで敗れた後にベテランの方々が喝を入れて、そこから秋の結果に繋がったと伺いました。結果を出すには、負けを受け入れる姿勢が重要ですが、今年の準決勝オービックシーガルズ戦での負けはどのように受け止めましたか。

鈴木:去年と今年ではパールボウルの戦い方が違いました。昨年は試合に出ない主力勢もいましたが、今年は現時点で出せるものを全て出したうえで負けました。山本洋ヘッドコーチもよくおっしゃっていることですが、3連覇の上に4連覇があるわけではなく、連覇は毎年の勝利を積み上げた結果です。負けたことで、今のままでは足りない部分があると痛感しましたね。

——松井選手は5月18日の東京ガス戦で社会人初となるタッチダウンを決めました。春のトーナメントを終えて、レベルの違いを感じたり、掴んだ手応えはどんなものですか。

松井:パールボウルでは、今シーズンの目標のひとつにしていたタッチダウンを決めることができました。大学4年次は怪我で満足にプレーできなかったので、嬉しさはありましたが、プレーとしてそこまで難しいものではなかったため、納得はしていません。いつかは自分の特徴を活かして圧倒的なプレーができればいいなと思っています。

ベテラン×新人 チームの歴史を未来へつなぐ
——4連覇を目指して、どういった戦い方をしていきたいかお二人から聞かせて下さい。

鈴木:常に前を向けるチームでなければいけないと思っています。例えばパールボウルの最後の試合で負けたとしても、その負けをプレーオフまで引きずるわけにはいきません。精神的にタフに、誰が出場しても強いチームを作らなければならないと思っています。そういう意識の部分によって全体の勝敗も違ってくると思うので、頑張りたいですね。

松井:社会人は学生よりも気持ちの面で高い位置にあるので、自分が強豪チーム相手にどこまで戦えるのか、まだイメージができていません。WRはポジション競争が激しいですが、自分の良さを発揮してチームの勝利に貢献したいと思っています。今年の新人の中にも活躍している選手がいるので、若手が今後のフロンティアーズを担っていけるように努力していきたいと思います。