オールジャパン(皇后杯)準決勝、WJBL2位レッドウェーブはWJBL3位のシャンソン化粧品シャンソンVマジックと対戦。スタメンは#0長岡、#10町田、#11篠崎、#12篠原、#15山本。出だしからシュートが入らないレッドウェーブは、#0長岡、#12篠原、#11篠崎、#15山本が立て続けにシュートを失敗。相手にも得点を許さなかったが開始から2分半、シャンソン化粧品#22河村がゴール下を決めて先制すると、試合は両者点の取り合いとなる。レッドウェーブは今大会安定している#12篠原がジャンプシュート、1対1での力強い勝負、ゴール下などインサイドで存在感を発揮。間に#10町田のドライブ、#0長岡のフックで得点を重ねるが、相手の攻撃を止めきれず【17-16】で終了する。
お互い譲らないシーソーゲームは第2Q、#10町田のドライブからスタート。#0長岡のゴール下などでリードを保っていたが、#8藤吉にフリースロー、#6本川のドライブ、インサイドの#22河村と中外うまく使ったシャンソン化粧品の攻撃を止められず連続失点。タイムアウトを取り一度立て直したチームは、#0長岡がゴール下、#11篠崎のドライブからストップしてのジャンプシュートが決まり、残り4分で【25-25】の同点に追いついた。ここからチームは我慢のディフェンスを披露。#5曽我部を入れて24秒バイオレーションを続けて2回取るなど粘りを見せる。残り50秒、#0長岡のパスから#12篠原がゴール下を決めて、【27-25】と僅かにリードして前半を折り返す。
第4Q開始から、レッドウェーブの勝ちたい気持ちを前面に出したプレーが炸裂。#0長岡がゴール下をねじ込み、#11篠崎が一度外したシュートをタップで押し込むプレー。再び#0長岡がターンフェイントで相手を見事にかわして決めると、ここから#0長岡はエンジン全開。もう1本ゴール下を決めると、オフェンスリバウンドから獲得したフリースローを決めて、ついに【51-41】と点差を二桁にのせた。シャンソン化粧品もくらいつくが、残り3分半で#1三谷が美しい3Pを決めてチームを勇気づける。それでも残り1分で5点差まで詰め寄られたが、最後に勝負を決めたのは#0長岡だった。インサイドの#0長岡にパスが入った瞬間、自分で攻めると見せかけてアウトサイドにパス。ボールを受けた#15山本が見事に3Pを沈めて、勝敗を決定づけた。試合は【64-57】でレッドウェーブが勝利し、2011年大会以来の6年ぶりの決勝進出。8日(日)17時からのJX-ENEOSと対戦する。