【全日本実業団】カメラに狙われる!?


この全日本実業団対抗選手権で富士通陸上競技部は、川崎真裕美選手の女子10000m競歩の日本新記録、口野武史選手の男子800m大会新記録、そして男子4×100mリレー大会新記録のようにまさに記録に残る結果を出したり、世界選手権4×100mリレー4位入賞メンバーの高平慎士選手、塚原直貴選手のように世界で戦う日本のトップ選手が出場するなど、ファンからもメディアからも大きな注目を浴び、たくさんのカメラに狙われて(!?)いました。

予選で1分47秒73の大会新を出し、決勝で優勝した口野選手
予選で1分47秒73の大会新を出し、決勝で優勝した口野選手
大会新で4×100mリレーを制したあと表彰式の前に
大会新で4×100mリレーを制したあと表彰式の前に
2年連続の日本新記録で優勝した女子10000m競歩の川崎選手
2年連続の日本新記録で優勝した女子10000m競歩の川崎選手
全日本実業団400m4連覇を成し遂げた堀籠選手
全日本実業団400m4連覇を成し遂げた堀籠選手
100mで優勝した塚原選手
100mで優勝した塚原選手
高平選手も出場し4×400mリレーで3連覇
高平選手も出場し4×400mリレーで3連覇
4×400mリレー決勝が富士通でのラストランとなった佐藤選手を囲んで
4×400mリレー決勝が富士通でのラストランとなった佐藤選手を囲んで

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【全日本実業団】佐藤選手、越川選手、お疲れ様でした!


全日本実業団は、第一線を退く選手たちの最後の晴れ舞台になることもあります。

富士通の佐藤光浩選手と越川秀宣選手も今年で現役を引退する選手の1人。富士通としての対抗戦に出場するのは最後のレースになるということで、チームの仲間はもちろん、長年一緒に走ってきた他のチームの選手や家族、友人から大きな声援を受け、走り終わった後にはたくさんの祝福で迎えられていました。

自身“集大成のレース”として男子3000mSC決勝を走り終えた越川選手は、「終わって、こうやってみんなに『お疲れ様』って言ってもらえることが一番嬉しいですね。いままでみんなと一緒にやってこれて本当に良かったなと思います」とチームメイトへの感謝の気持ちを語ってくれたあと、「小学校5年から今まで陸上人生は15年になります。富士通では5年お世話になりました。1、2年目は全日本実業団でも勝てていたんですけど、後半はあまり名前が出てくることもなくなって・・・。その中でも応援してくれる方はたくさんいてくれました。そういう人たちに本当に感謝したいです」と、選手としてのこれまでを振り返ってくれました。
引退後は教員を目指すという越川選手には、富士通陸上部で培ったものや実業団選手としての経験を生かして頑張ってほしいですね。

そして大会最後の4×400mリレーでアンカーとして優勝のゴールを切った佐藤選手は、「感謝していますしか言えないです。富士通に入って6年間、本当に充実して過ごすことができました。日本一のチームでみんなと一緒にやれたのは本当に嬉しいですね。陸上をやってきていろんな人に出会えたことで、自分が成長できたと思います」と、富士通そして陸上競技への感謝の気持ちを語ってくれました。

「光浩さんの背中を見て育ってきたので、今日のレースは心に響くものがありました。今度は僕たちが頑張らないと」とは、富士通400mの後を任された堀籠佳宏選手。
そんな後輩たちに向けて、「富士通はチームメイトが出ればまとまって応援し、チームとして戦う意識が強い。だから総合優勝もできるし、強い選手はさらに強くなるといういい流れができています。本当にチームの雰囲気がいいのでどんどん突っ走って、どんどん切磋琢磨し合って強くなって欲しいです」

実は、引退する選手たちへの手作りのセレモニーを盛り上げたのは、今回ケガのために大会を欠場した田野中輔選手。花束を手配したり、先頭に立って応援したりと奮闘していましたが、佐藤選手とは1年違いでずっと一緒にやってきたということで寂しさはひとしおだった様子。短距離チーム最年長で(陸上部としては3番目)後輩の引退を見送る寂しさもあると思いますが、早くケガを治してもらって田野中選手が走る姿を見たいですね。

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【全日本実業団】男子総合4連覇、男女総合3連覇を達成!


全日本実業団対抗陸上競技選手権大会は3日間の日程を終え、富士通陸上競技部は男女総合3連覇、男子総合4連覇を達成。女子総合も2位に輝きました。

今回ケガのため出場を見送り、応援や裏方としてチームを支えた短距離キャプテンの田野中輔選手は、「富士通は総合優勝を“しなければいけない”チームです。そういう中でしっかりと獲得できてホッとしています。また、佐藤光浩、越川秀宣の引退をみんなで盛り上げて応援することができたのはすごく良かったと思います。富士通って温かいチームだなって改めて思いました。楽しかった[E:sign01]」と大会を振り返りました。

実は、男子が獲得した78点という得点は、男女総合の2位のチームより多い点数でした。その奮闘ぶりはこの点数からもうかがい知れますが、特に男子短距離は、100m、200m、400m、4×100mリレー(大会新)、4×400mリレーを全て制覇。また、男子800mでは口野武史選手が大会新記録、女子10000m競歩では川崎真裕美選手が日本新記録という素晴らしいタイムで優勝するなど大活躍しました。しかも、高平慎士選手、塚原直貴選手は行くところ行くところでファンにサインや写真を求められ大人気。富士通陸上部は名実ともに桃太郎スタジアムに旋風を巻き起こしていました。

これからトラック競技は終盤戦ですが、いよいよ駅伝のシーズンがやってきます。今年元旦の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の感動の再現はなるか!? このあとも富士通陸上競技部にご注目ください!

■男子総合
1位 富士通 78点
2位 モンテローザ 52点
3位 スズキ 50点

■女子総合
1位 ナチュリル 74点
2位 富士通 33点
3位 長谷川体育施設 30点

■男女総合
1位 富士通 111点
2位 スズキ 75点
3位 ナチュリル 74点

■優秀選手
女子10000m競歩 日本新、大会新、優勝 43分21秒90
川崎真裕美

■敢闘選手
男子800m 大会新(予選)、優勝 1分48秒73
口野武史

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【全日本実業団3日目】4×400mリレー3連覇達成、有終の美を飾る


大会を締めくくる最後の種目は男子4×400mリレー決勝。富士通は、予選メンバー口野選手に代わって高平慎士選手が出場し、1走・宮沢洋平選手、2走・高平慎士選手、3走・堀籠佳宏選手、4走・佐藤光浩選手のオーダー。スタート前にはメンバーが様々な熱い思いを胸に円陣を組む光景も見られ、リレーの優勝そして総合優勝への富士通の決意が伝わってきました。

宮沢選手は最後までしっかり粘ってトップで2走の高平選手にバトンをつなぎました。普段はなかなか見られない高平選手の400mの走り。スピードに乗って後続との差を一気に広げて今大会400m優勝の堀籠選手へ。そしてバトンは富士通として最後の4×400mリレーとなる佐藤選手に渡りました。2位に差をつめられながらも、渾身の走りで1位を死守しガッツポーズでフィニッシュ。ゴールした佐藤選手に向かって残りの3名が駆け寄り、喜びを確かめ合っていました。
その後、そのほかの富士通の選手たちもトラックに集まって佐藤選手に花束を贈り、胴上げをして共に戦った佐藤選手を送りました。

1走 宮沢選手
「優勝できて本当に嬉しいです。新人として入ってきて、総合優勝もあり迷惑をかけないようにという感じでした。疲れてはいたんですけれど、(佐藤)光浩さんがマイル最後ということで気持ちよく走ってもらいたいと思い頑張って走りました」

2走 高平選手
「400mということで久しぶりに緊張しましたが、優勝できて素直に嬉しいです。総合優勝とマイルリレーも3連覇がかかっていましたし、最後に光浩さんに気持ちよくゴールしてもらえる差でバトンを持っていきたいと思っていたので、自分の仕事としてはよかったかなと。富士通陸上部のチームワークの良さやチーム力が出た、いい試合の締めくくりだったと思います。
これからは、日本陸上界を引っ張るチームとして、個人として、背負っていかなければいけない部分が大きくなると思います。夢をかたちにするということを、僕ら自らがやっていかなければいけないと思っています」

3走 堀籠選手
「チーム全員が個人種目で疲れているなかで、最後はまとまって勝ちに行こうと決めました。光浩さんには、最後のマイルリレーということで何が何でもバトンをつないでリレー優勝、総合優勝をして花道を作ろうと思っていました。
前に日本代表の時にも僕が佐藤さんにつなぐっていうのがあったんですけど、なんか最後の直線に入ってその時の映像が頭にめぐってきて、これで最後なんだなと思うと悲しくなりました。バトンを渡し終わって最後の激走を見て、また感動をもらいました」

4走 佐藤選手
「自分の走りができた感じがしました。みんながいいかたちでバトンをつないでくれたし、思いがつまっていたからかもしれないですけど、400mの1周を本当に上手くデザインして走ることができました。ここ数年できてなかったのですが、それはずっと追い求めてきたことで、最後の最後できました。こんないいかたちで終われるなんてなかなかないですよね」

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【全日本実業団3日目】3000mSC越川選手、集大成のレースで7位入賞


男子3000mSC決勝には越川秀宣選手と菊池昌寿選手が出場しました。
予選の後、「岩水選手の後継者として優勝を狙います」と宣言してくれた菊池選手がスタートから前の方で積極的にレースをすすめ、越川選手もそのすぐ後ろに続きました。しかしその後、菊池選手が障害を越える際に転倒し途中棄権。残された越川選手は、自ら“集大成のレース”と言うだけあって粘りの走りを見せて一時は4位まで順位をあげ、最後は7位でフィニッシュ。越川選手はこれが富士通最後のレースとなりました。

越川選手のために、千葉から大学時の友人や家族が応援に駆けつけ、富士通陸上部の仲間たちもスタンドから大きな声援を送り、走り終わった後はゴールに駆けつけて花束を渡すなど感動的な場面もありました。

越川秀宣選手 3000mSC試合後のコメント
「前半は速いペースにならなかったので余裕を持っていけたんですけど、1000mを過ぎたあたりからペースが上がり、そこからはついていくのが精一杯でした。ラストの切り替えまで力が持たなかったですね。粘りながら、落ちてくる人を拾っていったんですけど、最後はスパートが効かなかったので、一気に抜かれてしまいました。
(集大成のレースとして)順位的には納得のいくレースではなかったんですけれども、最後みんなに応援してもらって今季ベストを出すことができました。終わって、こうやってみんなに『お疲れ様』って言ってもらえることが一番嬉しいですね。いままでみんなと一緒にやってきて本当によかったなと思います」

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