大利選手 試合後コメント


大利久美 1位 1:29:48

大利選手コメント
今日は予定していたタイムよりも、早く、積極的に入ってしまいました。もともとは、10kmくらいまで余裕をもったタイムで、と思っていました。ただ、天満屋の井上さんがついてきていて、誰かが前にいる以上は、少しでも前にいかないと、という思いから、自然とペースが上がってしまったかもしれません。結局、早く入りすぎたことで、後半に響いてしまったかなと思います。

調子は良く、4分20秒ペースが、体感としては4分25秒くらいに感じていました。最初のうちは、呼吸も、体も楽だったのですが、最後まで押し切れるまでには至っていませんでした。
10km通過が44分25秒だったのですが、しばらく時計を見ていなかったので、タイムを見て、落ちたなと、その時点でようやく気づきました。決してきつくはなかったのですが、感覚と動きのずれを感じたのが、ちょうどこの10kmでした。

そのあと、タイムのことを言われたのが、残り3周から。そこからペースを落としてはいけないどころか、むしろ上げていかなければならない、というのを指摘されて…。そこからはきつかったですね。

五輪代表に決まったことに関しては、とにかくホッとしています。念願の五輪出場なので。ただ、ゴール後から時間が経って、冷静になって、徐々に実感がわかないというか、不思議な気分です、今は。

五輪が憧れから、明確な目標となったのが、2009年にベルリンで行われた世界陸上ですね。そのときは、日本のトップで大会に臨んだわけではなかったのに、12位という結果だった。国際大会でもある程度、日本人でも戦えるな、ロンドン五輪も夢ではないな、と体感して帰ってきた記憶があります。

本来ならば、五輪の選考会なので、川崎(真裕美)選手と、渕瀬(真寿美)選手と3人で代表権を争って勝ち取りたかったというのがあります。自分でレースを作って優勝したことも、もちろん嬉しかったが、3人で正々堂々と勝負したかった。まだ、自分だけが日本記録をもっていないため、日本のトップという思いはなく、3人で争っていると思っているので、今日、勝負をしたかったのが、正直なところです。

五輪に向けては、後半どれだけ勝負ができるか。また大邱の世界選手権(2011年)で課題と感じた、前半から先頭集団についていけるか、という部分を強化しなければいけないと思う。ロンドン五輪でも、おそらくスピードレースとなると思うので、前半ペースを上げ、維持できることがまず大事。そのうえで、後半のビルドアップをしていきたい。

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森岡選手 試合後コメント


森岡紘一朗 6位 1:21:52

森岡選手コメント
今日は日本記録に近いようなレースができればなと思っていましたが、力及ばずという結果でした。天候などの条件ではなく、単に自分の力が足りなかったのだと思います。良いトレーニングもできて、神戸に入ったのですが、やはり難しいですね。変に意気込み過ぎたかなと思いますし、練習の時から張り詰めた感じでやっていたのが、逆にそれがよくなかったのかなと、結果論なんですが。

ずっと20kmでやってきて、ここ2年間は50kmをやってきて、動きから50km仕様に変えてきて、やっとなったところです。それでも20kmももっといけるかと思ったのですが、うまくいかないというか試行錯誤している状況です。そういう意味では自分自身、まだ発展途上なのかと思います。

7分55秒~8分の間でずっとラップを刻んでいける練習をしていたので、今日は先頭について行く予定だったが、本番で発揮するのは難しさを感じました。早い段階から自分の思っていたレースとは違うなとは思って、それを立て直していきたかったのですが、そこまでの力がなかった。勝負も記録も狙っていたし、トレーニングも非常に順調に来ており、いけると思っていたのが、焦りにつながったのかもしれません。

4月の50kmの日本選手権は注目されるレースだと思いますし、日本のレベルが上がってきているので、油断すると、今日みたいに一気に順位も落ちてしまうので、気を引き締めていけないといけない。しっかりと万全の準備で挑みたいと思います。ロンドン五輪はしっかり力を出しきる事を考えてやりたいですし、昨年の世界選手権以上の結果が残せるよう、もう一度やり直します。

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今村コーチ 試合後コメント


今村文男コーチ コメント
森岡に関しては50kmを中心でやっているため、練習中から少し気になっていたが、ペースをあげた時の動きの切り替えがもう一つだった。気持ちの空回りというのはどうしてもあるので、それで勝負にならなかった部分もある。ここまでは10・11月は50kmの練習、その後、この日本選手権に合わせて20kmの準備をしてきました。今後は4月の輪島(日本選手権50km)がターゲット。ロンドン五輪出場が決まっているので、今日の結果とここまでの練習を振り返って、必要なトレーニングやこれからの課題を修正しながらやっていきます。

大利は今までライバルがいるなかで、自己記録をマークしたり、勝ってはいるが、今回は自分がスタートリストの1番であり、去年のランキング1位、ライバル不在という様々なオプションがつく中で戦わなければならなかった。いわゆる第一人者というものが求められる中でのレースだった。そういうプレッシャーが掛かる中で、しっかりと結果を出したので、成長したなと感じた。今後については、この試合が終わってからリセットして考えようと、本人にも言ってあります。いくつかプランはありますが、何が一番いいのかを考えます。

これで3人、ロンドン五輪に決まったので、あと川崎一人。五輪に出たくて富士通に来ているので、その気持ちに応えたい。3月の全日本の能美大会に全力投球していきます。

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大利選手、ロンドン五輪内定を決めた瞬間!


ゴールテープの少し手前から、思わずガッツポーズが飛び出した大利選手。
レースが終わった後も、本当にうれしそうな表情で、喜びに浸っていました
あちこちから、おめでとう!の声もかけられ、笑顔で応えていました

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