地元福島で。ふるえるハート――村上康則「自分にとって過去最高の大会」


今回、2014東日本実業団陸上が行われた、福島県の県営あづま陸上競技場。
来月6月6日(金曜日)~6月8日(日曜日)には同じ場所で日本選手権が開催されるため、今回の東日本実業団陸上を、その前哨戦と位置づけていた選手も多くいます。

地元福島出身の選手となれば、その気持ちは人一倍強いもの。
富士通の村上康則選手もその一人です。

大会1日目、男子1500m決勝で村上選手は、最後のストレートで気迫に満ちたラストスパートを見せ、日本人選手トップでフィニッシュ。「ラストスパートの時は、頭の中で日本選手権を意識して走りました。大会には5000mで出るので、そのラストで優勝を争っているつもりになって『絶対負けられない』という気持ちで走りました。声援もすごく聞こえて、力が湧きました」と試合後、村上選手は語りました。

地元福島の取材陣から、「震災を経験して苦しんでいる人たちに対して、自分が結果を出すことで勇気づけたいという気持ちはありますか?」と問われた村上選手は、力強い口調でこう答えます。

「ずっと、持っています。何年か前に福島代表として国体に出た時から、その想いはあります。僕が頑張ることで、誰かを少しでも勇気づけたり、感動してもらえたりするのかなと思っていますし、そんな走りをしたいとずっと思っています。
また僕自身も、逆に福島のみなさんから勇気やパワーをもらっているので、すごく今モチベーションはあがっています。僕も今年で31歳、チームでも一番上になりました。僕の現役中に地元で日本選手権が行われることはもうないと思うので、個人的に集大成というか、地元で優勝を飾れるように頑張りたい」

選手たちは全員プロのアスリート。
常に結果を出すことを意識して全力で競技に取り組んでいますが、こんな気持ちがある時こそ、実力以上のものが発揮できるのかもしれません。

「自分の中では、過去最高の大会と行っても過言ではないほど、次の日本選手権にかけています。レースではしっかり最後まで先頭集団について、優勝に絡む走りを見せて、会場のみなさんを盛り上げたい」と村上選手。みなさん、是非ご期待ください。

そしてまた富士通の選手たちも、村上選手に負けないぐらい強い気持ちで、来月の日本選手権に挑みますので、応援よろしくお願いいたします!


*地元福島のファンの声援に答える村上選手


柏原選手競技後コメント


男子5000mタイムレース4組 15位:柏原竜二 14分20秒20
柏原選手コメント

高校3年以来の福島での試合だったので、色々と思うことはありました。福島県で試合できたのは良かったと思いますし、地元の応援は頑張る源になります。

今日のレースに関しても、全然粘れませんでした。現状を見ながら、どういう試合をするか考えて、焦らずやっていくのが一番かなと思っています。ここ最近は試合が終わると、次にどうするかすぐ頭を切り替えるようにしているので、前向きになれている気がします。

今回の結果で日本選手権出場がなくなったので、今後はもう一度走り込んで、土台をしっかり作っていきたいと思っています。走り方をどうするか、どうスピードを出すかなど、色々考える時間が増えるので、個人的にはそれを楽しめればいいなと思っています。

福島県で走る機会はあまりないと思いますが、テレビなどで頑張っている姿を見せられるように、どのレースに照準を合わせるか監督・コーチと相談しながら決めたいと思います。冬の期間に短距離のみなさんの練習に数回混ぜてもらい、長距離練習に取り入れたら良さそうなトレーニングなど、色々な視点を持てるようになりました。いいところを拾って、受け入れてくれた短距離の人たちに、ロードや駅伝の結果で返せたらと思っています。そしてそれを、長距離チームの強さにつなげていきたいと思っています。

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ジョハナ・マイナ選手競技後コメント


男子5000mタイムレース4組 ジョハナ・マイナ 13分41秒98
ジョハナ・マイナ選手コメント

今日のレースに関しては、とてもいい感触をもっています。選手末に仙台ハーフマラソンを走っていて、スピード的にはダウンした状態でした。その中でもしっかり走れたので、満足いく走りができたと思います。

今後は、ホクレンでしっかりタイムを出せるように、調子を持っていくつもりです。目標とするレースでしっかりハイスピードが出せるように、トレーニングしていきたいと思います。

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ギタウ・ダニエル選手競技後コメント


男子5000mタイムレース4組 5位:ギタウ・ダニエル 13分46秒65
ギタウ・ダニエル選手コメント

全然ダメでした。今回のレースで、自分にはまだまだ足りなものが多いと気づきました。スピードはありますが、スタミナが切れますね。1000mとか1200mとかあたりで足りない。今後は時間があるので、いっぱい練習して調整していきたいと思います。

次は6月のホクレンが目標です。タイムを狙って、27分40あたりが出せたらと思います。ペースが切り替わった時に対応するスタミナがたりないので、強化していきたいと思います。

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田中選手競技後コメント


男子5000mタイムレース4組 11位:田中佳祐 14分06秒90

田中選手コメント
昨日1500mを走って状態が良くないのはわかっていたので、前半は抑えて、後半あげていきたいと思っていました。それでも、ラスト1000mでペースアップできなかったので、納得できないレースになりました。そこまでは、予定通り走れたと思います。

去年も同じように2つのレースに出て、5000mが崩れて4分30秒かかってしまったので、今回はしっかりまとめて走ることを課題にしていました。そういう意味では、ある程度走れたと思いますが、無難過ぎた感じもします。

日本選手権は1500mメインで5000mも出るので、今回ぐらいのタイムでは全然ダメだと思っています。それまでに両方タイムあげられるように、やっていきたいです。

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久我選手競技後コメント


男子5000mタイムレース4組 18位:久我和弥 14分32秒74

久我選手コメント
かなり結果が悪かったです。大会前は先頭集団についていけたらと考えていて、よければ13分台、悪くても14分一桁で抑える走りをしたかったのですが、ダメでした。

先週から続けてのレースで、疲労をかかえた中で走りましたが、思ったよりコントロールできませんでした。連戦に弱いので根本的にスタミナをつけないと、納得のいく走りはできないと思います。

今大会で日本選手権の記録を切れなかったので、次はホクレンで結果を出せるようにスタミナとスピードの強化を意識していきたい。期待に応えられるような走りができるように、頑張ります。

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岸本選手競技後コメント


男子400mH決勝 1位:岸本鷹幸 49秒59

岸本選手コメント
調子もそこまで悪くなったので48秒台を狙っていたのですが、乗り切れないところがありました。スピード系の練習がまだできていないので、日本選手権までには練習で改善していきたいと思います。

ハードリングにもまだ無駄がありますね。身体がスピードについてこない感じがまだあって、疲れてくると上半身がぶれてしまうことがよくあります。それでも、記録はコンディション次第で狙えそうな感覚はあるので、次に来る時までに調整していきたいと思います。

これからの課題は、ずっとやっているのですが、走力をあげること。肉離れ以来スピードが落ちてしまって、走るのが遅くなっているのは自覚しているので、最初作ったスピードをそのまま維持できるような形に持っていきたいと思います。今は後半もたない印象があるので、もっと前半で速く楽にいけるように、練習していきたいと思います。

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【競技結果】男子5000mタイムレース4組


男子5000mタイムレース4組の競技結果をお知らせします。

1位:ベナード・キマニ(ヤクルト) 13分24秒30
2位:バルソトン・レオナルド(日清食品グループ) 13分26秒83
3位:デビット・ジュグナ(ヤクルト) 13分30秒51
4位:ジョハナ・マイナ(富士通) 13分41秒98
5位:ギタウ・ダニエル(富士通) 13分46秒65
・・・
11位:田中佳祐(富士通) 14分06秒90
15位:柏原竜二(富士通) 14分20秒20
18位:久我和弥(富士通) 14分32秒74

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【競技結果】男子5000mタイムレース3組


男子5000mタイムレース3組の競技結果をお知らせします。

1位:矢野圭吾(日清食品グループ) 14分10秒13
2位:ダニエル・ジェンガ(ヤクルト) 14分15秒71
3位:田井慎一郎(富士通) 14分18秒22

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高橋選手競技後コメント


女子100m決勝 6位:高橋萌木子 12秒44

高橋選手コメント
怪我をして、思い切って休んでいた期間があったので、予選と決勝の2本走るのは久々になりました。レース自体は、思ったより飛び出しが良く、繫ぎに甘い部分はあったもののその後の中間疾走に入ることができました。練習できていなかった後半が不安だったのですが、その中でもうまく乗れたと思います。スピードは練習しないとまだまだですが、気持ちよく走れたと思います。

怪我をしてからの復帰戦だったので、やってきたことを精一杯出すことが今大会のテーマでした。だから、1本目の予選でどれだけ力を出せるかしか考えておらず、実際に掴めるものもあったので、決勝は想定していませんでした。そうしたら決勝が走れることになり、そこから急いでアップして、今の女子短距離のトップ選手たちと一緒に走らせてもらったりしました。そういった刺激もあって、決勝では疲れがある中でも割り切って、いいきっかけになるレースができたと思います。

今後のレースに関しては、この後監督とお話して、予定を組み立てていきたいと思います。富士通にいる限り結果が求められるので、この結果に満足するわけではないですが、個人的には次につながる大事な2本だったと思います。これをきっかけに、また上のレベルに行って、トップの舞台にたてるように、今は頑張っていきたいと思います。

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