全体レポート/ニューイヤー駅伝2018


<富士通 各区間の成績>
1区(12.3km) 5位 35:00/佐藤佑輔 35:00(区間5位)
2区(8.3km)  8位 58:05/ジョン・マイナ 23:05(区間17位)
3区(13.6km) 2位 1:36:47/松枝博輝 38:42(区間3位)
4区(22.4km) 5位 2:42:53/横手健 1:06:06(区間8位)
5区(15.8km) 5位 3:31:14/中村匠吾 48:21(区間4位)
6区(12.1km) 5位 4:08:55/潰滝大記 37:41(区間24位)
7区(15.5km) 5位 4:56:53/星創太 47:58(区間4位)

【総括】
各地区の予選大会を勝ち抜いた全37チームが、駅伝日本一をかけて元旦に走る、第62回ニューイヤー駅伝。昨年は若手の活躍で6位入賞をつかんだ富士通は、今年9年ぶり3回目の優勝を目指して大会に挑む。

レースは1月1日9時15分の号砲にあわせて一斉にスタート。1区を任された長距離キャプテンの佐藤佑輔は、序盤から上位を見据えたレースを展開。スタートから飛び出し先頭の真後ろにつけて、後半勝負を狙う。先頭は旭化成、SUBARUなどが入れ替わり走る中、優勝候補とされたDeNA、コニカミノルタ、Hondaなどが集団から遅れる予想外の展開。1区終盤、先頭集団が20チーム程度に絞られる中、富士通の佐藤は1kmを切って一度2位につけるが、スパート勝負で5番手へ後退。最後は先頭と5秒差の5位で2区へ繋いだ。

世界レベルの外国人選手が集まるインターナショナル区間の2区。大会最短距離の8.3kmを走るジョン・マイナは、序盤で1人交わして4位へ。3kmを過ぎて旭化成、トヨタ自動車に続く3位争いを展開する。残り1kmにさしかかり、順位は変わらず4位。しかし最後のスパートで他チームにかわされて後退。先頭と17秒差の8位で3区へ襷をリレーした。

レースの行方を決める中盤区間。入り方が大事となる3区に富士通は、2017日本選手権5000m優勝の松枝博輝を配置。松枝は序盤で早くも2人を抜くと、さらに集団3人を抜いて3位へ。さらにペースをあげる。続いて2位トヨタ自動車もかわして、一気にチームは2位まで順位をあげた。中盤、ハイペースの影響か4位へ後退する場面もあったが、10km地点を過ぎて復活。ペースの落ちたトヨタ自動車、残り2kmで愛三工業も抜いて2位までチームを引き上げた。

エースが揃う4区には、2年目の横手健が登場。脚の状態が万全ではなかったが、愛三工業、DeNA、トヨタ自動車と争いながら、2位グループの先頭をひっぱる。中盤まで順位を守っていた横手だが、約半分の10km地点でレースに動きが。Hondaの設楽悠太選手が2位グループに合流し、集団がペースアップ。横手はこらえたが周りの動きについていけず後退。最終的に富士通は、先頭と47秒差の5位で4区を終える。

勝負の分かれ目となる5区に富士通は、好調の中村匠吾を起用した。中村は好調ぶりを感じさせるペースでレース序盤に入る。愛三工業をかわして1つ順位をあげると、4位につけた。前と距離があり追走の難しい状態ではあったが、地道に距離を詰めた中村がトヨタ自動車を交わして3位へ。しかし、残り3km前後でペースアップしたトヨタ自動車についていけず、トヨタ自動車九州にも抜かれて、そのまま5位で5区を終えた。

風に対抗するパワーが必要な6区に、富士通は2017日本選手権3000mSC優勝の潰滝大記を配置した。潰滝は前方を目指し走るものの、各選手の差が大きく、きっかけをつかめない。潰滝自身も精一杯の走りを見せるが、差はつまらずに拡大。各選手の間は数十秒差へと次第に広がり、そのまま順位に変動はなく1位旭化成、2位Honda、3位トヨタ自動車、4位トヨタ自動車九州。富士通はトップと3分51秒差の5位でアンカーへ襷を渡した。

全長100kmのコースを締めくくる最終7区。富士通の星創太は、前方と約50秒差でスタート。単独走となるなかでも中盤で一度、トヨタ自動車九州まで約15秒差と詰めることに成功したが、持ちこたえられず再び差は元通りに。11km地点での計測も順位はそのままレースはクライマックスを迎えた。

最終的にニューイヤー駅伝2018は旭化成が充実した力を発揮して、4:52:18で2年連続ぶり23度目の優勝。2位にHonda、3位トヨタ自動車、4位にはトヨタ自動車九州が入った。中盤まで優勝争いに加わった富士通は、4:56:53の5位でフィニッシュ。昨年から順位をひとつあげて、2年連続の入賞を果たした。

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